第百五十一話 艦隊集合
王都へ着くとすぐに衛兵にオークが繁殖していることと、その場所、倒したオークの後始末を頼む。
後始末の請求はカストラへの請求としてまとめてしまってかまわない旨を伝え、入都する。
いつも通り賑わっているが、いつのまにやら王都の道路がアスファルトへと変わっている。
石畳よりも平らに出来て見た目も良いことから採用したようだ。
元々の石畳の作り方とアスファルト舗装を組み合わせた面白い道になっているけど、道路の幅は広いしメインストリートを通るだけならこのエキドナでも楽なくらいだ。
この辺も王様が使う専用のエキドナが通れるようにという配慮なのだろう。
王都では既にチラホラとオルトロスの派生型が出来ているようで、シャーシと駆動部のみを提供し始めたことでガワの部分を各々が好きに作れる様にもした甲斐があるというものだ。
「……いや、でもあれはないでしょ……オルトロスのシャーシは確かに力は強いけどさ……」
「何考えてるんだ……というかあれ違法じゃないか?」
前を走っている改造オルトロスだが、本来のシャーシの上に大きな荷台を作っている。
運転席などはある程度考えているようだが、荷台が車体の幅を超えている上に後ろにも大きく突き出しているのだ。
隣の車線にまではみ出している上に、フラフラと危なっかしい運転だ。
「違法ですが、まだあまり周知されていないのでしょうか……?売る時などにマニュアルなどを教えることは義務付けているのですが」
「読みもしねぇし聞いてもいねぇんだろなぁ。困ったやつだ。……あ」
「捕まったね」
この世界で初めて交通違反で止められた車を見たのではないだろうか。
長さを測られて完全に規定を超えているということで罰金を食らっている。
色々と言い訳をしているのか、段々警備兵もイライラしてきたようで……剣を抜いた。
そこまでするのか!と思ったのもつかの間。
その剣の一閃は魔導車へと向かう。
車の前に立って今度は二回。
一泊置いて落ちたのは荷台のはみ出た部分だった。
色々と起こらせた結果、実力行使で黙らされたらしい。
「……取締に関しては確かに規定していませんでしたが……まあ、ありでしょうか?」
「強引ではあるが、言っても聞かないやつは多いからなぁ……良いんじゃねぇか?」
そのまま手を後ろ手に縛られて運転手の男は連れて行かれた。
残った魔導車はもう一人の警備兵が入って何処かへと行ってしまったのだった。
切り落とした物もきちんと積んでいったし、多分没収されるか何かしたのかも知れない。
「まあ……行くか……」
「だね……」
面白かったのでそのまま見ていたが、終わってしまったようなので移動する。
城の前には今回同行する兵士の一部が並んでおり、この残った兵士達は最後の便で行くことになる。
つまり、今回だ。
「大量の人員を一気に送るための乗り物は開発しておくべきでしたね」
「出来ることは出来るが、必要性を感じなかったからな。博士のところに行くためには必須になるとはいえまだだと思っていたがこれは……考えてなかった」
「大量の人を運ぶ乗り物って……魔導車じゃ駄目なの?」
「アディ、サイラスの土地はここから遠くはなれており、山をいくつも超えた先にある場所です。陸路はありません」
それを作る為の下見しかしていない。
まだ工事期間とかどこからどう通すかなど含めて取り掛かってすらいないのだ。
更に今回の戦闘のためにセイカーは新しく作った追加の1機を残して全て出撃する。
実質、あの街へ行くための手段は暫くの間は無くなるのだ。
巡視船も1隻残して残りは全て付いていくため海上ルートも無くなる。
もちろん、その巡視船の積載量は多いため、物資の移動や人の移動などはしばらくその1隻で賄うことになるだろう。
「早く簡単に行き来することが出来るようになればいいわねー」
「ええ、そうですねアディ。しかし……それはこの異変を食い止めてからです」
『儂の浮遊都市を経由すれば楽だろうに』
「あんなバカでかい物動かすとか洒落にならねぇんだよ!特に下に降りることが出来ないんだから結局降ろすための手段が必要だろう」
「海に下ろしたとすれば、それなりに大きな波が発生します。あまり現実的ではないですね」
『あれをほうっておくのも勿体無いが……。』
どの道今は調査対象となっているためまだ立入禁止だ。
きちんと整備して着陸は出来なくとも一番下から降りれるように工夫さえすれば悪い考え方ではない。
だが、あれは動かしてみた感じでは精密な動作は難しいと判断した。
王様達が出てきて激励の言葉をもらう。
今回の戦いは少数で動く事になる。
たったの1000近い兵士達とともに行くのだ。
正規の戦争ではないこと、目的が異変を食い止めることという事で無駄に兵士を出すことは出来ない。
その代わりに守りとして強力な魔鎧兵、巡視船、セイカーは一定数残し全て出撃となる。
ある意味でその為に作ったと言っても過言ではない装備達。
「……今回の異変は世界の存続をかけたものだ。しかし、我が国……いや、我々が居る大陸を超えた先にあるその異変を食い止めるため、人数を割くことが出来ない。難しい戦いになるだろうが、皆精鋭揃いだ。必ずやこの大役を成功させて戻ってくると信じている」
王様はそう言って締めくくった。
その視線の先にはテンペストが居る。
実際の所、彼らはテンペストとサイラスを守るための盾だ。
何があっても守り抜き、必ず脅威を取り除くことが最優先。その為には命を投げ出すことも命令のうちなのだ。
とは言え、テンペストは可能な限り味方の損害を減らしつつ脅威を取り除く事を考えている。
彼らは仲間であり、仲間はどんなことがあっても見捨てない。
そのつもりで居る。
王城を後にして滑走路へと移動すると、6機のセイカーが駐機していた。
そのうち1機は尾翼に赤い帯のペイントが追加されており、恐らくそれは隊長であるコンラッドの機体だろう。
テンペストもマギア・ワイバーンを出す。
「ニール、エキドナと魔導車は船に送っておいて下さい。私はワイバーンの調整を開始します」
「分かった。コリーは打ち合わせ?」
「ああ、ちょっと向こうと話をしてくる。いつでも出発できるようにしておいてくれ」
テンペストがニールに体重を預けて意識を失う。
それと同時にマギア・ワイバーンのコクピットと人員輸送ポッドの扉が開かれた。
『飛行前チェック開始します。全スイッチOFF、確認、フラップフルダウン。魔導機関への接続確認、チェック。積層魔晶石への魔力通力、チェック……』
チェック項目を読み上げつつ一人で全てを確認していくテンペスト。
それをエイダは面白そうに眺めていた。
こうして飛び立つ前からのチェックというのはまだエイダの前ではしたことがない。
時間がかかるためにコリーと共に簡易チェックをしただけで即座に飛び立つことが多かったから仕方ないだろう。
こうして時間に余裕がある時や、確実にミス出来ないときなどでもなければ、その日の出発前に全てのチェックを済ませて置いて、それを呼び出すという使い方で十分だ。
「へえ、この中ってこうなってるのね」
『はい。しかし、そこは危険なので皆が居るところまで離れていて下さい』
「そうなの?」
『万全を期してはいますが、万が一ということもあります。それにこれからエンジンのテストも行います。吸気口が近いため非常に危険です』
「吸い込まれるってことね……?わかったわ。じゃあテンピー、また後でね」
ゆっくりと話しをしながらこのコクピットにでも乗せて飛んでやりたい気はするのだが、今はそういうときではない。
帰ってきた時にそうしてあげようと決めるのだった。
『……レビテーション動作確認、チェック。第一、第二魔導エンジン、第三魔導エンジン、チェック。魔導エンジン点火』
甲高い音と共に魔導エンジンに火が入る。
通常のジェットエンジンとは異なり駆動部品はほぼ無く、燃料を必要としない魔導エンジンは一瞬で起動し安定していく。
アイドリング状態にしておけば傍から見ると全く起動していないようにすら見えるほどだ。
魔力筋と神経回路を通じて機体全体を把握するテンペストは、電気式のエラーチェックなどとは違い、自分の体の不具合を探すようなもので間違えることはまず無い。
今回も整備のお陰で不具合は無しだ。
カストラの研究所で整備を担当してくれている人達に感謝する。
不具合があるとすれば一つ。
この機体の中枢を担ってきた元のワイバーンからの唯一の移植品。
ニューロコンピュータだ。
複雑怪奇なその構造と、この世界にはない技術で生まれたそれは、既にテンペストの一部として切り離せないものとなっていた。
しかしこの部分だけはメンテナンスをすることが出来ず、ここに来てからずっと何も手を加えていない。
自己診断などはしていて特に問題はないが、そろそろゴーレムコンピュータの方へと切り替えても良い頃合いだった。
既に大半の機能は使われておらず、過去に収集したデータやソフト類を使うためだけに存在している。
それでもずっと使い続けてきたのは、これをなくしてしまった時にテンペストにどのような影響が出るのかわからないという点にあった。
元々は一プログラムに過ぎなかったテンペストが、この中から出てきて人として暮らしているのだ。
繋がりが全く無いなら問題ないだろうが、非常に強い繋がりがあるこれは安易に外すことができなかった。
テンペストとしては、外しても問題ないだろうという考えなのだが、周りが万が一を考えて首を縦に振らない。
それに各種解析ソフトが使えなくなるのも痛いのだ。
サイラスの研究室で優先的にそれらの再現に取り組んでいるものの、まだ時間がかかるだろうという。
だが、異変……ディノスを倒し、彼の作るであろうその危険な兵器を潰すことに関しては全く問題ない。
「またせたなテンペスト」
『チェックは全て終了、異常ありません、コリー』
「コンラッドを隊長機として発つ。俺達は基本遊撃ということで自由にしてくれという感じだったが」
『編隊は何処に付けば?』
「デルタ型の7番だそうだ。……右側の斜め後ろだったよな?」
『そうなりますね』
ということはウォーロック隊7番機となる。
離脱するのも楽な位置だ。
全員が乗り込んだのを確認してハッチを閉め、コクピットを格納する。
真っ暗なコクピットに全周囲モニタが周りの景色を映し出し、コリーが離陸前のチェックを済ませていた。
『こちらウォーロックリーダー。全機応答しろ』
『ウォーロック7、異常なし。あなたの指揮下に入ります』
『上がったら編隊を組んでバハムートへと移動する。……離陸開始、レビテーション!』
コンラッドの乗る機体がレビテーションで音もなく上がり、それに2番機、3番機と続いていく。
全員がそれぞれの位置についたところで加速していき、V字型の編隊で飛ぶ。
流石にコンラッドに扱かれていただけあって綺麗に編隊を組めていた。
「ポッドの中は大丈夫か?」
『大丈夫だよ。これが編隊飛行ってやつ?実際に飛んでる側から見るとこんな感じになるんだね』
「下から見上げてるとわからないだろうが、結構近いだろ?」
『正直ぶつからないか怖くて仕方ないよ』
未だにニールは飛行機が苦手のようだ。
下から見上げていると結構離れている気がするが、実際見てみると意外と間隔は狭く感じる。
曲芸飛行なんかはもっと近づくので慣れている人でも怖いものだ。
今回は特に何にも会わずにバハムートまで到着する。
既に海の上に出ている艦隊が勇ましい。
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「わぁ!壮観ね!」
マギア・ワイバーンから降りて格納庫へと向かったエイダが声を上げる。
それもそうだと思う。
そこにはオルトロスや魔導騎兵が並んでいるのだ。
セイカーやマギア・ワイバーンは収納場所が違うので、取り付けられている巨大エレベーターで下へと運ばれていった。
「来ましたね」
「あ、博士!凄いねこれ」
「作っておいて何ですが、こうして並ぶと面白いですね。常にこの状態で浮かばせておきたいですよ」
「これ飾りじゃないから!」
『しかし確かに壮観だな。王の間にも置いておいたら権威を示せるのではないか?』
「あの王様だと本気でやりかねないような……」
フォルティシアは3機付いてきているが残りは王都に居る。
流石に王様直属の兵となるので全部出してしまうと護衛が居なくなってしまうのだ。
そのフォルティシアを謁見室などに置くと言うのは、広さなどを考えれば出来なくもないので本気でやりそうな感じは確かにする。
「待ってたぞ、テンペスト」
「サイモン、お久しぶりです」
「まあ、そうだな。たまには顔を見せに来い。エイダ様もお久しぶりです」
「ええ、ハーヴィン候もお変わり無いようで」
サイモンも一足先に来ていたようだ。
当然といえば当然だが、テンペスト達と一緒に行動すると思っていたので少し意外だった。
「ハーヴィン候は最初の便で来てくださったんですよ」
「流石にいい船だ。食事もなかなかいい。これはリヴァイアサンもそうだったが本当に君たちの作るものは素晴らしい。ああ、オルトロスの納品もありがとう、なかなか重宝しているよ」
「それは良かったです。資金の提供にも感謝しています」
色々とコネや資金に関しての手助けをずっとしてくれている。
本当にサイモンにとってはテンペストは娘みたいな存在で、どれだけでも協力できると思っているのだから当然だろうか。
「ああ、そうだ。報告するのを忘れていたが、前に薬が問題となったことを覚えているか?」
「ディストでしたか?ええ、覚えています」
「少し前にようやく大本を突き止めて壊滅させた。狙われていたのはテンペストだったよ。私達も狙われてはいたが、本命はテンペストだそうだ」
突然現れた義理の娘、すぐに頭角を現し、新しい技術をもたらしていく。
それは商売をするものにとって最悪のライバルの出現でもあるのだ。
魔術師、貴族、商人というそれぞれテンペストの出現によって被害が出そうな者達が集まり、これを決行した。
テンペストを確保した後は人格を破壊して娼館にでも落とすつもりだったらしい。
「色々と調べられていたよ。しかし全く裏取引がない事から攻めあぐねていたようでね。薬が失敗した後、直接的な行動に出ようとしたものの……カストラはあの通りハイランド随一の警備の厳しさを誇っている」
「……たまに侵入警報が合ったのは彼らですか。入ってくるまでもなく逃げていたので放っておきましたが」
サイモンの所に持ち込んだのは、失脚させようと画策したものだったようだが、その前にバレてしまったのがあの追跡の時の真相だったようだ。
向こうは向こうで策を練って居たようだが、こちらが尽くそれを潰してしまった上に、サイモンの裏とりによって指揮したもの、協力したもの全てが牢屋行きとなったそうだ。
使用された薬の残りは違法娼館で使われ、時々居なくなっていた行方不明者の大半はそこで見つかったという。
「……まあ、彼女らはもう戻ってこれないと思うが……」
「残念です。が、解決しなければもっと被害があったかもしれません」
「そうだな」
と、その時。サイレンが鳴り、魔導エンジンが動き出した。
全ての荷物の移動と固定が完了したのだろう。ついにルーベルへ向けて進みだした。
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『1番機、2番機、出ます』
訓練を兼ねて哨戒任務に出るウォーロック隊。
2機づつ交代で周囲の様子を探るのだ。
以前のように近くに来てから迎撃ではなく、遠く離れた位置で迎撃するためにも必要なこととなる。
ワイバーンはこの任務からは除外されており、偵察用ポッドを貸し出ししている。
高額すぎるため改良中で、セイカー用の物はまだない。
ポッドは共通なので特に問題なく使えるが、一つしか無いのでメインが使って僚機は何も付けない状態となる。
今回はコンラッドと2番機で組んで行く。
周囲を回って空と海両方に目を光らせる。
「俺たちはやらなくていいっていうけどなんか気がひけるな」
「私達は私達で重要な任務があります。そちらに集中しろということでしょう」
特にやることのないテンペスト達は専用の広間に集まって話をしていた。
エイダの護衛も2人付いてきている。
1日かからずにルーベルの港へ行けるので、部屋に行って休まずにそのまま時間を潰しているというわけだ。
窓の外ではどんどん景色が流れていき、大陸の外周をぐるりと回っているのが分かる。
やはりハイランドは切り立った山が多い。
何処にもまともに海と接した場所がないというのも分かる。
国境を超えてコーブルク近辺を航行していると、どこからともなく警備艇かなにかがやってきてこちらを監視していた。
事前に領海内を通ることは通達して了解を得ているが念のために出てきたのだろう。
「あれ?コーブルクの船も僕達の物に近くなってるのかな?」
「恐らくは。風を使うよりは効率がいいですから。マストが立っているのは緊急時用なのか、元々ある船を魔導機関推進に替えたのかは分かりませんが」
『木製だな、元々あるものを利用したのだろう。リヴァイアサンを研究したのだろうな』
当然追いつけるほどの出力はなかったようで、どんどん離されていく。
リヴァイアサンよりも上のスペックを持つバハムートに、それを作った技術で作られた巡視船。
差が出るのは仕方ないだろう。
漁船なども近くに居るらしく、干渉しないコースを取る。
そうしてしばらく海を進めばルーベルの港が見えてきた。
セイカーを格納して港へと入ると、ルーベルとコーブルクの船も作られていた。
技術提供しながらな上に大きかったリヴァイアサンは完成までに時間がかかっていたが、それよりも小型の物を両国とも選択したようだ。
こちらの巡視船よりも大きい程度のものだが独自の装備をしているらしい。
それぞれ共に3隻づつ。
コーブルクは戦列艦の進化版という感じだ。大艦巨砲主義を体現したような船だった。
巨大な大砲とあまり見たことのない形をした砲台。
恐らく魔導砲だろう。どんなタイプのものか気になるが実戦になる時がちょっと楽しみだ。
ルーベルは大分こちら側に近い。
リヴァイアサンを代表して保有しているだけある。
かなり研究したことだろう。
単胴船なのは変わらないが、側面の厳ついシールドが特徴的だ。攻撃もだが守りを重視したというところだろうか。
もしかしたらあの巨大な海の魔物との遭遇や、ホーマ帝国の敵国との戦闘で守りを重視したいと思ったのかもしれない。
いくらかは被弾していたものの、ほとんど被害が出なかったリヴァイアサンだが……あれは特殊な金属を使っているからで、それをまともに作ろうとするとアホみたいな金額になるのだ。
それが出来るのも物質創造を扱えるサイラスと、ダンジョンケイブという無限の資源があるからこそだ。
方や攻撃重視、方や防御重視。そしてハイランドは両方を兼ね備えた存在だ。
一番港が無い国が、一番技術が高いという面白い結果になっている。
バハムートとリヴァイアサンを中心にして、巡視船とコーブルク、ルーベル両国の船が左右に展開する。
先頭を行くのはルーベルの守りの船だ。
その上をセイカーが飛び回り哨戒に着く。
コーブルク、ルーベルどちらの国の船にも魔導騎兵は搭載されているらしく、以前に見たものとは全く違った印象がある。
どのような働きをするものなのか、今から楽しみだ。
空母バハムート、本格稼働開始です。
オルトロス、ケルベロス、そして魔導騎兵が並ぶ倉庫とか見てみたい。