表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
1/22

第1話 あの、今、おひまですか?

 大学エデン。不思議な神域にてずっと会いたかったお母さんと出会う。いたずらっ子の白い月兎の少女と神獣捕獲大作戦。


 あの、今、おひまですか?


 誰も立ち入ったことのなかった未開の大陸に広がる神域の奥で、その大きくて神々しい君を見たとき、私の生きかたは決まってしまったのだと思った。

 この美しい生命を追いかけるんだって。

 私は涙を流しながら(世界が滲んでしまって残念だった。幻の神獣である君のことをはっきりと見ることができなくなってしまったから)感動で心が激しく震えながら、そう思った。

 もう一度、しっかりとこの目で、君のことが見たいって、思ったんだ。

 君に会いたいって。


 神域 奥深い場所


 気持ちいい。

 こんな森の奥であったかいお湯のシャワーが浴びれるなんて、贅沢だな。まあ、嬉しいけど。

 ふふっと笑いながら、レアは秘密基地の簡易シャワー小屋の中でシャワーを浴びていた。

 久しぶりに綺麗さっぱりと身体中の汚れを落として(水浴びはしていたけど)ふかふかのタオルで髪と体を拭いて、冒険者の服に着替えをしてシャワー小屋から出ると、レアは秘密基地の観測所のところにとんとんと木の階段をのぼって戻って行った。

 緑の葉が生い茂る、とっても大きな世界樹のような巨大な木のてっぺんにある森の葉のカモフラージュをしている気球の着地しているところに作った秘密基地。

「ただいま」

 そう言って、秘密基地の中に入ると、「おかえりなさい。思ったりも早かったですね。もっとゆっくりとしていてもよかったのに」と言った声が返ってきた。

 そこにはずっと大きな望遠鏡を覗き込みながら、神域の観測をしているレアの相棒パートナー兼護衛者である凄腕の冒険者のセラがいた。

 レアを見てにっこりと笑っているセラのすぐ隣に体をぴったりとくっつけるようにして、レアは軽快な足取りで移動をして、座り込んだ。

「なにか見つかった?」

 とわくわくした声でレアは言った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ