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キョーマのお話

薬屋と痛み止め屋

「いらっしゃい!いらっしゃい!今日の痛み止めは、いつものとはワケが違うぜぇ!さぁさぁ!買った買った!!」


今日も痛み止め屋の連なる街道、通称「痛み止め街道」は活気に溢れている。ここには、日頃の疲れや嫌だったことなど「痛み」を正に止めてくれる「痛み止め」を売っている。種類も豊富で、すぐに効果が現れるし、その効果も折り紙つき……だという。


もちろん、そんな痛み止めを求めてたくさんの疲れた人たちがここにやってくる。その姿はまるでゾンビかグールのようだ。先ほどの客引きで、顔のやつれ果てた客たちがゾロゾロと集まってくる。それを店員が、じゃんじゃんと売り飛ばす。

痛み止めに大した金はかからない…らしい。日常的に使っているものなのだから生活用品と同じ感覚なのだろう。私は知らないから分からない。


さっきの店の周りにいた客たちが、あらかた痛み止めを買い終わるとそこの人気はなくなった。それを見て店員は、そそくさと店の奥に戻る。


「はぁ…」


ため息をついたのは、私の父だ。向かいの店の賑わいを見終わると父はいつもため息をつく。そのため息にどんな意味が込められているのか、なにを考えているのか、そんなことを考える。最近のマイブームだ。私がうわの空になっていると、ひさびさにお客さんが来た。父は何も言わずに(後になって思ったが、そもそもお客さんが来たことに気付いてなかったのかもしれない)、ぼーっと店の外を見ていた。


お客さんが薬を一つ持って来てレジにおいてくれた。私は父が動かないのを見て仕方なくレジを打つ。




「ありがとうございました。」


最後の決まり文句を言って、お客さんを見送る。お客さんが来たのは、いつ振りだったかな…記憶していないことを無理に思い起こしてみる。これもマイブーム。意味はない。たぶん、今ので飽きた。


明日はお客さん、来るのかなぁ。

こんにちは。変上キョーマと申します。


ここからは、本文と全く関係のないことが書かれます。予めご了承ください。


私は甘いものが大好きです。和菓子でも洋菓子でも甘かったらなんでも食べられます。そうですね…今は甘くてふわふわしたショートケーキを食べたいです。純白のホイップクリームの上に真っ赤に熟れた甘酸っぱいイチゴが……ふふふ。たまりませんね。お腹が減ってきました。

糖分補給は考え事をする方々の死活問題です。私なんかは特にそうです。パンや白米だけでは頭の消費エネルギーを賄えません。よく食べ、よく考え、よく寝るのが私の健康法です。運動はしません。よって不健康です…あまり真似しないでください。責任持ちません。

作家に限らず、仕事をする人は(上っ面だけであれ)健康を保っているのですから全く関心する他にありません。私は最近、風邪を引いたり引かなかったりで結構グレーなところに立っています。少し運動しなくてはいけませんね…明日、(気分が乗ったら)サイクリングにでも行ってみます。


それでは、このあたりで失礼します。より良い一日をお過ごしください。

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