第105話(閑話)主な登場人物紹介
ご要望がありましたので登場人物一覧を作成致しました。
ちなみに主要な者だけです。
不要だと言う方はスルーしてくださいませ。
☆ローレンス王国
◎ジョー・ホクト(北斗丈二)
この物語の主人公。
平凡な三十路のサラリーマンだったがある時不慮の事故で死亡。
しかし不思議な体験を経て、地球の中世西洋に似た異世界アトランティアル大陸に転生する。
通称『ジョー』、従士達には『ホクト様』と呼ばれている
不死である強靭な身体とありとあらゆる魔法と武技を使える桁外れな能力を授かった。
その身にはまだまだ底知れぬ力が眠っている。
前世とは違うあまりにも苛酷な環境と価値観に当初は戸惑いもしたが、やがて生きていかねばならぬ世界として受け入れつつ、自分なりのルールで行動するようになった。
◎フェスティラ・アルファン
ローレンス国王ルイ・サロモンの命により、ジョーが転生した際に初めてこの世界のいろいろな事を教えた美貌の少女。
ルイ・サロモンの戦乙女、通称『フェス』『戦姫』
炎の魔法を使いこなす俊敏な魔法剣士で当初はルイに命じられ、任務としてジョーの従士になり、彼に付き従うが徐々にその気持ちは変わって行く。
◎クサナギ
アトランティアル大陸、東方のヤマト皇国に伝わる神剣。
意思を持つ剣として生まれたが、その意思に反して各地を転々とし最後にジョーに巡りあった。
謎めいた過去を持ち、それはジョーのルーツと深い関係があるらしいが……
◎ルイ・サロモン
ローレンス王国国王。
通称『ルイ』『ルイ様』
光と闇、あらゆる魔法に精通し、その底知れない実力により魔法王の異名を持つ。
大いなる存在によりこの世界に来たジョーを何かにつけてサポートするが気紛れな性格に左右されがちなのと、彼なりの価値観で判断する為にサポート=ジョーの望んだ事にならない場合も多い。
◎クラリス・シルフィール
ローレンス国王ルイ・サロモンの命により、ジョーに従士として付き従う活発で可憐な少女。
ルイ・サロモンの戦乙女、通称『翔姫』
普通にクラリスと名前を呼ばれる事が多い。
風の魔法を使いこなす俊敏な魔法剣士でクランのムードメーカーである。
◎オデット・カルパンティエ
ローレンス国王ルイ・サロモンの命により、ジョーに従士として付き従う美少女。
ルイ・サロモンの戦乙女、通称『凍姫』
普通にオデットと名前を呼ばれる事が多い。
水の魔法を使いこなす俊敏な魔法剣士で性格は厳格で真面目、その上激情型。
最初はジョーを認めなかったが、実力を知り自分が認められるにつれてその気持ちは変化して行く。
◎スピロフス
ジョーの屋敷の執事を務める老齢の男。
謎めいた部分が多く、錬金術を始め様々な魔法知識は相当なもの。
元々はルイの部下だったらしいが、その正体は……
◎ナタリア
スピロフスの孫。
ジョーの屋敷でメイドを務める料理上手な美少女。
誰にでも気さくでバートランドの市井の人々にも愛されている。
☆ヴァレンタイン王国
◎バーナード・サー・アルデバラン公爵
ヴァレンタイン王国公爵であり、冒険者ギルドマスターでもある。
老齢だが、かつて『剛腕』と呼ばれた戦士でその実力に衰えを感じさせない。
キングスレー商会の会頭と共にジョーのシンパ的存在だが、何とかヴァレンタインに取り込めないかと画策している。
◎ジュリアーノ・ベリーニ
バートランド冒険者ギルドサブマスター
Sランクの優れた魔法剣士でジョーをライバル視している。
フェミニスト傾向。
◎ジュディ・モリスン
アルデバランの姪。
冒険者ギルドマスター秘書。
◎ハンス・ダウテ
バートランド冒険者ギルド職員。
ジョー達、クラン黄金の旅を何かと気遣う。
◎マルコ・フォンティ
バートランドのキングスレー商会主任。
真面目で義理堅い性格。
彼が業務中にオークに襲われていたのをジョーが助けたのをきっかけに知り合い親交を深めて行く事になる。
◎チャールズ・キングスレー
バートランドのキングスレー商会会頭。
アルデバランとは昔の冒険者仲間らしい。
ジョーの事を気に入り、知己の屋敷を格安で譲ったり何かと援助をするが、アルデバランと同様にヴァレンタインに取り込みたい意図が見える。
◎ダレン・バッカス
居酒屋『大飯喰らいの英雄亭』の店主。
アルデバランの元冒険者仲間。
侠気のある性格でマルコ・フォンティを実の息子のように可愛がっている。
☆クラン鋼鉄の聖女
◎カルメン・コンタドール
女性だけのクラン鋼鉄の聖女のリーダー。
堂々たる体格の戦士で女性ながら大型の武器ハルバードを軽がると扱う豪腕。
周囲には秘密にしているが辛い過去を持っている。
極度の男性不信者だったがジョーと知り合い、ほのかな思いを寄せるようになった。
◎ビッキー・チャバリ
クラン鋼鉄の聖女のシーフ。
俊敏で索敵能力に優れている。
フェスに出会い、師匠と仰ぐようになる。
◎ブランカ・ギゼ
クラン鋼鉄の聖女の司祭見習い。
大人しく優しい性格の色白美人。
最初は男性恐怖症であったが、密かにジョーの事を慕うようになる。
酒の力を借りて、急遽ライバルに宣戦布告した。
◎セシリャ・ベィティア
クラン鋼鉄の聖女の魔法使い。
しっかり屋で魔法の腕もなかなかである。
ジョーのお陰で男性恐怖症は克服した。
☆人外その他
◎ケルベロス
ジョーの従士。
ご存知冥界の番犬
◎ラプロス
ジョーの従士であり、グリフォンの王。
◎ダミアン・リー
不死者の王リッチーであり、ジョーの闇魔法の指南役。
ルイの昔の知り合いらしいが……
◎フェリクス・リルランク
傭兵『北の旅団』の隊長
残酷無比で味方でも容赦しない男。
その正体は……
◎北の旅団
リルランクに率いられた屈強な傭兵部隊。
その正体は……
☆アールヴ
◎リューディア・エイルトヴァーラ
アールヴのソウェルの娘で美貌の姫君。
魔族に連れ去られた兄を助け出そうとその行方を追っている。
プライドが高く上から目線で物を言う事が多かったが、王女としてではなく初めて『普通の女』として扱われて、自分がいかに特別扱いされていた事を思い知る。
イェレミアスより遥かに強く、自分に対して対等に接するジョーに興味を持つようになり、実は優しくされた事に気付き……
◎イェレミアス・カルフ
リューディアの従者で護衛。
老齢でありながら抜群の戦闘力を誇るアールヴの戦士。
リューディアと共に彼女の兄を探す旅に出たが窮して傭兵になり、糊口をしのいでいた。
その傭兵としての任務が間接的に情報屋としての役目を果たしており、商人達への危害に繋がっていた。
それを悟った後に、ジョーとは打ち解けて自分に何かあった時はリューディアを託すとまで言うようになった。
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