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俺は内緒でパチンカス。彼女も内緒でパチンカス。  作者: エンザワ ナオキ


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第5話 キタイチはゼロ

 俺とまどかのノリ打ちから、1ヶ月が過ぎた。

 相変わらず、俺はパチンコ屋に通い詰めている……が、あのノリ打ちの日以来、タコマケの連鎖が止まらない。


 本来なら期待値を追いかけるような、味気ない打ち方はしたくない……。

 そう思ってはいるが、背に腹は代えられない。勝つためには、追いかけざるを得ないのだ。


(そこまで負けているなら打つなよ、と自分でも思うが……それができないのがパチンコ打ちの性だ)


 しかし、対照的にまどかは、相変わらず楽しそうに打っている模様。


 まどかの出現ポイントである近所のパチンコ屋さんを、仕事帰りや会わない日に覗きにいくと、高確率でハンドルを握っている彼女を見かける。


 しかも彼女は、期待値を追うようなスタイルではなく、自分の好きな台を直感で打つスタイルだ。

 それなのに、まどかはいつも楽しそうに、そして不思議と出玉を積み上げている。


(楽しそうだね、まどか……)


 俺は負け続きで、まどかは快進撃。

 この差は一体何なんだ。


(やっぱり、自分が一番楽しく打てる台を打つのが、一番のオカルトなのかもしれない……!)


 そう思い、俺は気分転換に〈別のお店〉に、打ちに行った。

 俺は、自分の好きなアニメのパチンコ台に腰を下ろした。


「ジャラジャラ……」


 希望を乗せた銀の玉を打ち始める。

 通常時に流れるBGMも図柄も好きなアニメであると、荒んだ心に余裕が生まれる。


(あぁ……落ち着きますねぇ)


 しかし、俺の期待も虚しく、台は静まり返ったまま。

 結局、またしてもタコマケで店を後にすることになった。


 まどか本人に、勝つためのコツを聞きたい……。

 

 「どうして君はそんなに引けるんだ?」と……。


 パチンコ嫌いを装う彼女に、そんな質問ができるはずもないのだが。


最後まで読んでいただきありがとうございました!


意気込んでいく時と、フラッと立ち寄る時……どちらの方が勝率は高いのでしょうか。


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あらすじ

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