初めて会った瞳に恋をした
「カイ君!」
「あ…サーシャちゃん」
彼が静かにこちらを見て私の名前をポツリと言う。
っきゅーん!!胸が!きゅんきゅんする!
口元がムズムズする。カイ君が静かに名前呼んでくれるの好き!
「今日は残業は?」
「ううん。今日は無いから帰るよ」
「じゃ、ご飯行かない?」
「いいよ。どこ行こうか?」
やったあ!カイ君と一緒に遊べる!
もし、私が犬だったら尻尾ぶんぶん振ってるんだろうなあ。それぐらい嬉しい。
彼の穏やかな声を聞きながら帰る。至福の時間を堪能するぞ!
カイ君との出会いは、数ヶ月前。
私は別の人とお付き合いをしていた。
元彼、アイザックは、明るくて男女共に友達が多くて、あちこち遊びに行くような男だった。
地味な自分を変えたくて、見た目を変えて、明るく振る舞ったら何故か付き合うことが出来た。
……3ヶ月で振られた。ていうか友達のナンナに取られた。
いや、それは別にいい。自分を変えて商会ギルドで働き始めてから出来た友達は、アイザックに近い感じの子達で、恋愛にも積極的だった。
友達が彼氏取るのも、彼が浮気するのもビックリしたけど、ぶっちゃけホッとしたのだ。
やっぱり無理!!!私にあの環境はすんごい疲れる!!
アイザックもナンナも、周りはいつも人が集まってきゃいきゃいしてる。テンション上げないとついていけない。
帰ると家ではグッタリしていた。
最初は好きって言ってくれて嬉しかったのに、最後はもう好きだったかわからない。
「ごめん、別れよ」
「サーシャ、ごめん。彼に私と付き合いたいって告られちゃった」
全然悪いと思ってない二人の様子に、口から出た言葉は「すごい…お似合いのカップル」だった。
割れ鍋に綴じ蓋。まさに完ぺき。
全く傷ついてない私に、二人はちょっと面白くなさそうだった。趣味の悪さも同じなんてすごいな。
「ねえ、お詫びと言ったらなんだけど、明後日パーティあるの。サーシャもおいでよ。新しい彼が出来るかもよ?」
「ええ…?次は別のタイプの人が良いから…」
ナンナが無神経に振る舞うから、こっちもデリカシーを捨てて答えたら、アイザックはムッとしていた。なんだコイツ。
アイザックは少し嫌な感じの笑顔を向けてきた。
「じゃあ、俺とは真逆の奴を紹介してやるよ」
「え、そんな知り合いいるの?」
彼の周りに物静かな人なんていたっけ?
「同僚にいるんだよ。いつもボーッとしてる奴。連れてくるから来いよ。じゃあな」
そう言ってアイザックは、さっさと離れて行った。
ええ〜これ行かなきゃダメ?
いつもの騒がしい集まりだよね?もう別れたなら行かなくて良くない?
パーティ当日は無視して帰ろうとしたら、ナンナが他の子達に協力頼んだみたいで、無理矢理参加させられた。この子達も悪趣味同士だったかあ…。
パーティはやっぱり賑やかで、楽しげだった。
「サーシャ、来たんだ。やっぱり彼氏欲しいよね?」
クスクスとナンナが笑って、アイザックを呼んだ。
「ああ、サーシャ。紹介するよ。同僚のカイ。カイ、コイツ俺の元カノのサーシャ。次は俺と別のタイプがいいって言うからさ、相手してやってよ」
腕を掴まれていた男性は、背が高くて大人しそうだった。ウェーブがかったグレーの髪にアイスグレーの瞳。少し驚いてこちらを見てる。
アイザックは言いたいことを言ったら「じゃあな」とナンナと腕を組んで、他の友達の輪に戻って行った。
ーーーーどうすんのよ。この気まずい空間。
チラリとカイさんの方を見たら、目が合った。
「あ、あの。ごめんなさい。無理矢理連れて来られた…ですよね?」
何で私が謝んなきゃいけないの…って思うけど、彼は明らかにこんなパーティに参加しなさそう。カイさんは完全に被害者だろう。気の毒すぎる。
「あの…元カノって、アイザックとは」
「ああ、ナンナと付き合うらしいから、別れたんですよ。お似合いですよね。あの二人」
私は肩をすくめて答えた。
「別のタイプって」
「あ、巻き込んじゃってごめんなさい。次を紹介してやるとか言い出して来たから、そう言っちゃったんです」
「そうですか…」
「もうこういうのは疲れちゃったんで、別のタイプってのは本気なんですけどね。
まさかアイザックが本当に連れてくるとは思わなくて。ごめんなさい…。
あっ!彼女さんとかいます!?絶対無理矢理連れて来られてますよね!?無理矢理だったって私も証言しますよ!」
「いや、いないので大丈夫です」
カイさんは、少し困ったような顔をしてこちらを見ている。そうよね、訳わかんないよね。私も意味がわからない。何で元カノに新しい彼氏を斡旋してんのよ。
「えーと、帰ります?私は来る気なかったから、もう帰ろうと思うんですけど…」
「そうですね。僕も、そうします」
二人で帰ろうとしたら、ナンナが大きな声で話しかけてきた。
「あら、サーシャ帰っちゃうの?彼、タイプじゃなかった?」
アイザック達はクスクス笑ってる。
……むっかつく。何?なんなの?
カイさんを無理矢理連れてきたのはあんた達じゃない。彼は静かにあちらを見てる。怒ってもいいのに。
私は、彼の腕に自分の腕を絡めてニッコリ笑った。
「ありがとう!すごい好みのタイプよ!二人で話したいから私達もう帰るわね!」
周りはこちらを注目していた。
見てろよ渾身の演技!
私はうっとりした瞳をカイさんに送った。
「さあ、行きましょ?」
カイさんは、豹変した私の姿に小さく目を見開いた後、アイザックの方をチラリと見て小さく笑った。
「ああ、そうしようか」
静かにそう言って、反対の手で優しく腕を撫でた。
か、かっこいい………
途中から演技じゃなくなった。
カイさんが静かにアイザックを見たアイスグレーの瞳がすごく綺麗だった。流し目ってやつを初めて間近で見た。
歩いてる間、何度も目が合う。その度に綺麗なアイスグレーにうっとりしてしまう。
「あの…見過ぎ…」
カイさんの顔がほんのり赤くなっていた。
気付けばパーティ会場を出るまで、見続けていた。
「ハッ!ごめんなさい!」
慌てて腕を外して、距離を取る。
初対面で腕絡めてうっとりガン見とか痴女じゃん!
うう、変な男女に絡まれて、カイさん踏んだり蹴ったりだね。ゴメンね…。
「それじゃ、私はこれで…」
なんとか笑顔でこの場を去ろうと手を振る。
今日は酒を大量に飲んで寝よう…記憶消そう。
「あの、良かったら、少し飲んで行きませんか?」
「え?」
カイさんが、優しく笑ってこちらを見てる。
アイスグレーの瞳から、目が離せない。
「は…い…」
カイさんは、程よく賑やかな酒場に連れてきてくれた。
美味しいチキンの煮込みとワインを飲みながら話していた。
彼はアイザックと同じ冒険者ギルドに働いてて、私が一緒にいる所も見たことがあったらしい。だから元カノと聞いて驚いたそうだ。付き合って3ヶ月で破局だもんね。
ポツリと彼は呟いた。
「僕で迷惑じゃなかったですか?」
「え!?いえいえ、それはこちらのセリフですよ。今日は私のせいでとんだご迷惑を」
そう言うとカイさんは、ホッとした様子だった。
「僕は、アイザックみたいに賑やかな奴じゃないから、困らせたんじゃないかと思って」
穏やかに気遣うカイさんに、胸が高鳴る。優しい!
「賑やかなの、私には向いてなかったんで、むしろこういう穏やかに飲めるカイさんで良かったです!」
食い気味に言ったら、カイさんは目を瞬かせたあとふわりと笑った。
「良かった」
ハートを撃ち抜かれるとはこのこと。
カイさんの雰囲気が好きすぎる。ありがとうアイザック。最低野郎だけど、この出会いは感謝するよ。
…でも、カイさんにも好みってものがあるよね。
慰めてくれてるだけだよね。私も他人から見たら、相当可哀想な状況だもんね。元彼に他の男あてがわれるとか屈辱過ぎるだろ。
まあ、今夜限りだろうし、楽しもう。
カイさんとの会話は楽しかった。彼は物静かで落ち着いて見えるけど、冒険者ギルドで働いているだけあっていろんな経験をしていた。
それを穏やかで優しい声で話してくれる。聞いてると心地よかった。
それに綺麗な瞳。こちらを見てる瞳が、何故か特別に感じた。
楽しい時間はあっという間。
「じゃあ、今日はありがとう」
「うん。また、飲もうね」
すっかりカイ君とは打ち解けていた。
えへへ。素敵な人と友達になっちゃったよ。
ご機嫌で私は家に帰って行った。
「ねえ、あの地味な人とはどうなったの?すっごい好みだったんでしょ?」
仕事の休憩中にナンナはニヤニヤしながら話しかけてきた。
「すっっっっっごい、素敵な人だった」
「は?」
「ナンナ、ありがとう。アイザックにもお礼言っておいて」
「負け惜しみでしょ?全然違うタイプじゃない」
「いや、それが私、間違えてた。彼のような人こそ私はタイプだった。本当に…素敵で…感謝しかない」
うっとりとこないだのカイさんを思い出してお礼を言ったら、ナンナは顔を引き攣らせていた。
「そんなに素敵なら、私も彼を狙おうかしら?」
「え?アイザックは?」
「私も相性いいかもしれないじゃない」
意地悪そうな顔でナンナは私を睨みつけて笑う。
なんか…面倒臭いな。
「まあ、ナンナがそれで良いなら頑張って」
「何よ。余裕ぶっちゃって」
「アイザックに言っとくね。ナンナも彼が好みだったらしいよって」
「は!?ちょっとやめてよね!」
相手にするのが馬鹿らしくて、仕事に戻った。もうこの職場は嫌だな。転職しようかしら。
私からアイザックに言われたくないのか、ナンナは絡んでこなくなった。
就業時刻になって、ギルドを出る。
「サーシャちゃん」
「え?」
カイ君が、荷物を抱えて歩いていた。
「今、帰り?」
「うん。カイ君は?」
「僕は、依頼を頼んでる冒険者に渡す物があってね。配達中」
ジッとこちらを見る瞳にドキドキする。やっぱり素敵な瞳…。
「あの…さ、これすぐ終わるから、一緒にご飯食べない?」
カイ君の少し照れた顔に、私の顔が真っ赤になる。
か、かわいいーーー!
「ま、待ってる!」
「良かった。じゃ、ちょっと待っててね」
そう言ってカイ君は小走りに走って行った。
ちょっと照れた顔。めちゃくちゃ可愛かった。なんで誘ってくれたんだろう。
カイ君も、もしかして…?いやいや、そんな…そうなのかな?どうなのかな!?
ソワソワしながら待っていたら、誰かにグイッと肩を掴まれた。
「きゃっ!?」
「なに?マジであいつが好みだったの?」
アイザックが苛立たしげにこっちを睨んでた。
「な、なに?何で怒ってるの?」
「別に怒ってねーよ!お前、趣味悪かったんだな!」
大きな声に恐怖で体が強張る。何?怖い。
「アイザック!何やってんだ?」
カイ君が荷物を持ったままこっちに走って来る。
アイザックを見据えて、荷物を片手に抱え直して私の所に来るとアイザックの腕を掴んだ。
「なにサーシャちゃんに触ってんの?」
「いっ!痛っ!おい放せ!」
アイザックの腕を払うとカイ君は、私を背に庇った。
「なあ、アイザック。もう別れたんだろ?未練でもあるの?」
こないだのカイ君の話し方と違う。すごく冷たい声。
「それとも、今更気付いた?…勿体なかったって」
ひ、ひゃああああああ!
顔が!顔が赤くなる!カイ君は、アイザックが私と別れるの勿体なくて動いたと想像しちゃったの?
未練を持つ程に、女性として魅力が私にあると!?魅力的だと!?
恐怖なんぞどこかに吹っ飛んでしまった。
カイ君の想像力に喜びが爆発しちゃう!
「おい、サーシャは嬉しそうだが?別れたくないのはそっちだろ」
アイザックは、馬鹿にしたような顔でこっちを見た。
「え」
カイ君がこちらを見ると真っ赤な私と目が合う。
「…そうなの?」
綺麗なアイスグレーの瞳に、うっとりする。
「カイ君、カッコイイ…」
「え!?」
カイ君も顔が真っ赤になる。
「ありがとう。助けてくれて…荷物運んでるのに、戻ってきてくれたんでしょ?」
モジモジと照れながらお礼を言う。
「あ、うん…アイザックの大声が聞こえて、振り向いたらサーシャちゃんのこと掴んでたから」
カイ君の言葉に歓喜が止まらない。優しい!素敵!
「運ぶの、一緒について行ってもいい?」
「う、うん。いいよ」
「おい!俺を無視するな!」
「あ、アイザックいたの?ナンナは、まだギルドにいるんじゃない?カイ君まだ仕事中だから。じゃあね」
「な…ちょっと…」
そんなことより私はカイ君を見つめるのに忙しい。
アイザックに完全に興味をなくしてる私を見て、カイ君は赤い顔のまま、はにかむように笑った。
「じゃあ、こっち行くよ」
「うん!」
満面の笑顔でついて行く。今日はどこでご飯食べようかな!
それから私達は、よく仕事帰りに一緒に食事へ行くようになった。
いつか、デ、デートに行けたら良いな!なんてね!
キャー照れちゃう!!
ーーーーーーーーー
ギルドには、アイザックという同僚がいる。陽気でいつも人が周りに集まっている。
1ヶ月ほど前に街で栗色の髪の女の子と腕を組んで歩いていたのを見かけた。
商会ギルドで働いてるのを見たことがあった。優しそうで綺麗な人。そうか。アイツの恋人だったのか。
休憩中にアイザックは、ギルドの同僚らといつものように集まって騒いでいた。
「サーシャは、ちょっと俺には合わないかも。大人しすぎる感じなんだよなー」
「真面目そうだよね。サーシャちゃん」
「そうそう。ちょっと遊びづらいんだよな」
「え、お前最低〜」
ゲラゲラ笑ってる奴らを見て、気分が落ちる。
彼女、嬉しそうに腕組んでた。可愛そうに…。
終了時刻になって、帰ろうとしたらアイザックに腕を掴まれた。
「なあ、カイ!今夜パーティがあるんだけど、ちょっと参加してもらって良い?」
「は?」
「ほんのちょっとでいいんだ!お前に頼みがあるんだよ!」
「何だよ。頼みって」
「いいから、ほら行こう!」
大勢の同僚も行くらしくて、連れて行かれた。
そこで合わされたのが、サーシャちゃんだった。
綺麗な栗色の髪。アーモンドアイ。あの綺麗な子。
アイザックの悪趣味な揶揄いに、彼女は呆然としていた。…俺の相手なんて、したくないよな…。
お互い帰ろうとしたら、今度はアイザックの今の彼女が絡んできた。
どうしたものかと考えてたら、グイッと腕を絡ませてきた。そしてうっとりと蕩けそうなアーモンドアイ。
演技でもその綺麗な目に釘付けになった。
彼女は、アイザックにもう興味が無さそうだった。
ーーーじゃあ、俺が相手してもいいよね?
そうして、演技に付き合ったら、何故か彼女は俺が声をかけるまで演技をやめなかった。
キラキラした瞳が、俺を見つめている。
こんな風に見つめられたのは初めてで、ドキドキした。
普段、初対面の女の人を食事に誘うなんてしたことないのに気付いたら声をかけていた。
彼女と話すのは楽しくて、あっという間に時間が過ぎた。
何でアイザックと付き合ったのか不思議なほどに、明るくて優しい人だった。
次の約束、出来なかったな。でも話せてよかった。
週明け、アイザックがニヤニヤしながら絡んできた。
「カイ、サーシャとはどうだった?どうせ、会場から出たらすぐ別れたんだろ?」
何だコイツ。別れた彼女に他の男を紹介するのも意味わからんが、その後を詮索するのも意味わからん。気持ち悪いな。
「一緒に飲みに行ったよ。紹介してくれてありがとう」
ニッコリ笑ってやったら、苛立たしげに睨んできた。
「ハッ!あいつ大人しそうな顔して、別れてすぐ手近な男に手を出す尻軽だったんだな!まあ、せいぜいお前も遊びなよ」
…よくもまあ、こんな最低な言葉をポンポン言えるもんだ。呆れて何も言う気にならなかった。破局の原因はお前の浮気だろうが。サーシャちゃん、早めに別れて良かったな。
何も言わない俺に勝てたと思ったのか、小馬鹿にしたように笑いながら離れて行った。
夕方、仕事の途中でサーシャちゃんが帰る所に出会えた。
声を掛けたら嬉しそうに話してくれて、あのパーティの時のような瞳をしていた。
……勘違い、じゃないのかな。
俺のこと気に入ってくれてるのかな。
思い切って食事に誘ったら、彼女は真っ赤になりながらOKしてくれた。うわ、可愛い…。
俺の誘いに赤くなってくれるんだ…心が浮き足立つ。
早く仕事終わらそう。急ごうとしたら彼女の声が聞こえた。
「きゃっ!?」
「お前、趣味が悪かったんだな!」
振り向いたら、アイザックが彼女の肩に手を乗せて怒鳴っていた。
あ?
なにやってんだ。あの野郎。
怒りに任せてサーシャちゃんを庇ったら、アイザックが馬鹿にしたように言ってきた。
「おい、サーシャは嬉しそうだが?別れたくないのはそっちだろ」
「え」
サーシャちゃんを見たら、顔を真っ赤にしていた。
俺の勘違い?アイザックの方が良いの…?
「…そうなの?」
「カイ君、カッコイイ…」
「え!?」
え?あれ!?今、俺の話してたっけ!?
突然の褒め言葉に顔が赤くなるのがわかった。
サーシャちゃんは、モジモジと照れながらお礼を言ってきた。どうしよう可愛い過ぎる。
「運ぶの、一緒について行ってもいい?」
なにこの可愛いお願い。嬉しすぎる。
「う、うん。いいよ」
「おい!俺を無視するな!」
「あ、アイザックいたの?ナンナは、まだギルドにいるんじゃない?カイ君まだ仕事中だから。じゃあね」
「な…ちょっと…」
彼女のアイザックへの興味のなさがすごい。
嬉しさに口元が緩む。
「じゃあ、こっち行くよ」
「うん!」
満面の笑みで返事をしてくれて、もう俺もアイザックのことは完全に忘れ去っていた。
それからサーシャちゃんとは、仕事帰りによく食事に行くようになった。
次の食事の時には、今度の休みに一緒に出かけないかって誘ってみようと思ってる。
緊張するな…彼女、OKしてくれるかな?




