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421.里で深夜…と翌日

【悲報】ユーリさん、里の人への興味が無さすぎた。


コウスケ「え〜っと……ほんとになし?」

ユーリ「うん」

コウスケ「じゃ、じゃあ他には誰か話してみたいって人とか……」

ユーリ「ここには特にいないかな〜」

コウスケ「それじゃあさっきエイコさんのことで詰まったのは……」

ユーリ「話した通りだけど……」

コウスケ「……」


つまり、本当にただマグの言葉に「兄弟か〜。そういえばさっき名前を知ったばかりのあの子リアル兄弟なんだよな〜」的なことを考えて黙り込んだだけ……?


ユーリ「あっ、もしかしてコウスケ…私があの子のことで悩んでるって思って話しかけてくれたの?」

コウスケ「えっ!?え〜っとそれは〜……」


改めて指摘されると恥ずかしいな〜…と思いしどろもどろになっていると、ユーリさんはくすりと笑いさらに追い打ちをかけてきた。


ユーリ「やさしいね〜♪くすくす♪」

コウスケ「むぅ……」

ユーリ「ふふふ♪お姉ちゃん想いの弟だね〜♪ぷにぷに♪」

コウスケ「ゔぇぇ……」


くっ…恥ずい……なんて恥ずかしいんだ……!

しかもさっきのマグの兄弟設定まで使ってくるなんて……!


かなりノリノリなユーリさんは、そのままお姉ちゃんとして俺に尋ねてくる。


ユーリ「くすくす♪ねぇ?弟くんはお姉ちゃんが里の人たちと仲良しの方が嬉しいの?」

コウスケ「う〜……別に、そういうわけではないですけど……」

ユーリ「うん?そうなの?」

コウスケ「はい。俺はただユーリさんが悩んでいるのなら、頼ってくれたら嬉しいなって思っただけで、ユーリさんが別にいいなら俺も無理に仲良くした方がいいだなんて進めるつもりはありません」

ユーリ「ふ〜ん…そっかそっか」

コウスケ「…?ユーリさん?」


なんだか急にちょっと淡白なお返事。

何か気に触ることでもあったか……?


と、心配になる俺だったが、障子越しのわずかな月明かりで見えたド近距離のユーリさんはどこか嬉しそうな雰囲気がした。


そんなユーリさんは何故か俺の胸に手を置き、ゆっくり小さく撫で始めてから再び尋ねてくる。


ユーリ「じゃあコウスケは私の意思を尊重してくれるの?」

コウスケ「それはまぁ……出来る範囲なら……」

ユーリ「そこはなんでもいいよって言って欲しかったな〜?」

コウスケ「えっ…す、すいません……」

ユーリ「くすくす♪いいよ〜。コウスケらしいし♪」


そう言いながら今度は体ごと俺の上に乗ってくるユーリさん。


コウスケ「ユ、ユーリさん……?」

ユーリ「あったかいねコウスケ。式紙で作ったとは思えない」

コウスケ「そ、そうですね……」


こうして密着するユーリさんの体からも、やはり魔力で作られたとは思えない質感と温もりを感じる。

ゆえに理性が削られる助けて。


ユーリ「ねっ、コウスケ」

コウスケ「は、はい……」

ユーリ「私の悩み、聞くつもりだったんだよね?」

コウスケ「え?え、えぇまぁ……」

ユーリ「だったら、さ……ちょっと別で協力してほしいことがあるんだけど……」

コウスケ「協力……?えっと、俺に出来ることであれば……」

ユーリ「ありがと♪でもそんな難しいことじゃないよ。少し不安を和らげてほしいだけだから」

コウスケ「不安?」

ユーリ「うん。今ね、とっても幸せなの。って、さっきもマーガレットに言ったけど、とにかく何度でも言えるくらい幸せなんだ」

コウスケ「それはなにより」

ユーリ「うん、幸せなの……まるで夢みたいに……」

コウスケ「……あぁ…なるほど……」


さっきも言っていた。

夢みたいだと。


その時はマグがすぐに『姉』という概念に取り憑かれたから朗らかに流れたが、激動の1日の終わりが夢のような幸せだと思うと不安に駆られてしまったのだ。


本当に夢なんじゃないかと。


こうして話していても、密着していても、どうしても不安になってしまう。

夜の魔力にやられてしまったということだ。


…無駄にカッコよく言ったが、まぁつまり夜っていろいろ考えちゃうよねって話だ。


ならばやることは単純。


コウスケ「そうですね……ほっぺたつねってもいいんですけど……」


言いながら俺はユーリさんが上に乗ったことでロックが解除された左腕を、手のひらを見せるようにしてユーリさんの前に差し出す。


コウスケ「まぁシンプルに、手を繋ぎましょうか」

ユーリ「…ん♪」


俺の提案にユーリさんは嬉しそうに返事をし、ぎゅっと恋人繋ぎをする。

にぎにぎとゆっくり手を揉む様子からユーリさんは思った以上にご満悦っぽい。


コウスケ「あとはマグともまた繋げば最強ですよ」

ユーリ「確かに。あーでも……」


うん…まぁユーリさんが言い淀む理由はわかる。

だってマグさんの腕、思いっきり俺の首に巻きついているもの……。


起きてる間はユーリさんとにぎにぎ遊んでたマグだったのだが、眠りについてしばらくすると俺の首に抱きついて離れなくなった。


かろうじて片腕がユーリさんの方に出ているが、それも俺を引き寄せるように巻きついているので握るのは少し難しそう……。


ユーリ「…今さらだけど、それでコウスケは眠れるの……?」

コウスケ「慣れてますので全然余裕です」

ユーリ「さすが……」


いつも大体みんながくっついて身動き取りづらいからな。


ユーリ「う〜ん…あっ、じゃあ二人を抱きしめちゃえばいいんだ。よし、ぎゅー♪」


マグと手を繋ぐのを諦めたユーリさんは、代わりに俺とマグをまとめてぎゅっと抱きしめ満足そうな笑みを浮かべる。


抱きしめるといっても俺とは手を繋いだままである。

それでぎゅっと密着してくるのだから、両名の腕も無理のない位置に置かれるわけだが……。


寝るっていうのに腕を浮かせたまんまなわけにはいかないので、布団にポンと置かれたわけだが、恋人繋ぎな関係上俺の手は必然的に上(頭側)に行くわけで……。


ようは…なんかちょっと押し倒されてる風というかなんというか……。


ユーリ「んふふ♪うん、あったかい……♪」


まぁユーリさんはそんなことまったく考えてなさそうだけど。


それよりも俺たちに抱きついて安心したのか、ユーリさんの意識が徐々にぽやぽやしてきたようだ。


コウスケ「ユーリさん」

ユーリ「んぅ…?」

コウスケ「おやすみなさい。また明日」

ユーリ「……ん♪おやすみ…♪また明日…ね♪」


それで完全にスイッチが切れたのか、ユーリさんはマグと同じようにすやすやと穏やかな寝息を立て始める。


最初はちょっとどうなることかと思った深夜相談だが、結果的には良い感じに締まったようでなによりだ。


ホッとしたら俺も一気に眠気に襲われたので、抗わずにそのまま受け入れる。


こうして大波乱の1日はようやく終わりを告げた。


予想通りなのかただそうなっただけなのかはさておき、その夜は夢を見ることはなかった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〔ユーリ〕


薄く明るくなってきた障子越しの日光によって目が覚める。


一瞬それに嫌気が差したが、すぐにそんなことよりも確認するべきことがあるのを思い出して意識が完全に覚醒する。


顔を少し動かすと、そこには昨晩見たまんまの状態でコウスケとマグが眠っていた。


そしてコウスケの手をにぎにぎしたりマーガレットのほっぺたをつついたりして、昨日の体験が全て本物であると確信した私はようやくホッと胸を撫で下ろした。


よかった…ちゃんと夢じゃなかった……。


コウスケたちが助けに来てくれて、神様を呼んで、御子とか掟とかに注意してもらって、それで全部丸く収まって……。


その後の川遊びも、宴も、二人と寝る前に遊んだのも……。

コウスケとお互いにまた明日って言ったことも……。


夢みたいに都合の良い展開だったけど…夢じゃなかった……。


よかった……本当によかった……!


ユーリ「はぁぁ〜〜〜……♪」


心の底から安心した私は、コウスケと彼に抱きつくマーガレットの体の間に顔を埋め深く息を吐きながら頭をぐりぐりと擦り付けた。


あぁ〜…あったかい……やわらかい……。

相変わらずマーガレットは良い匂いがする……。

対してコウスケはさすがに式紙だけあって匂いなんて無い…はずなんだけど、何故だかホッとする匂いがする…気がする……。


このままここでまた眠ったらさぞかし心地が良い…


ユーリ「……」


と、そこで私は思考を中断して廊下の方を見る。


そちらの障子の向こうには1人の…ここ最近毎日見ていながら、昨日初めて名前を知った人物が正座している影があった。


エイコ「御子様。おはようございます」


その声を聞いて私の気分は一気に下がった。


せっかく気持ちのいい朝だったのに…とか、もう御子とかそういう役目とかよくなったんじゃなかったの?とか、次々と湧いてくる不平不満を押し留め私はその声に応える。


ユーリ「私よりも先にフォバ様を起こせば?」

エイコ「それは大変な名誉ですが、フォバ様は昨日の件でお疲れでしょうから、ご自分で起きてこられるまでゆっくりお眠りいただこうと考え泣く泣く諦めました」

ユーリ「私も疲れてるんだけど?」

エイコ「御子様は御子様ですので」


キレそう。


エイコ「それに、コウスケ様とマーガレット様の修練のためにも早く起こした方が良いかと思いまして」

ユーリ「くっ……それらしい理由を……って、ん……?」


コウスケ()とマーガレット()


ユーリ「二人にも敬称を付けるんだ?」

エイコ「もちろんです。フォバ様が復活出来た立役者ですから」

ユーリ「ふ〜ん。その割には朝早くに起こそうとするね?」

エイコ「理由は先ほど述べたとおりです」

ユーリ「……あっそ」


依代が無くてもフォバ様と夢の中でお話できるような…御子よりも御子らしい子だから囲いたいだけなんじゃないの?


なんて考えてしまうが、どうせ適当にはぐらかされるだけなので言わない。


それよりも今からどうやって言いくるめれば二度寝が出来るかを…


コウスケ「んぅ……ユーリさん……?」

ユーリ「あっ……」


考えたかったんだけど…その前にコウスケが起きちゃった……。


エイコ「おはようございます、コウスケ様」

コウスケ「おはようございます……ん……?この声は……」

エイコ「エイコでございます」


あっさり名乗った。

どうせすぐお別れなんだから必要ないことなんじゃないの?


コウスケ「あぁ、エイコさん……昨日は美味しい油揚げをごちそうさまでした」

エイコ「お口に合ったようでよかったです」

コウスケ「ところで今何時(なんどき)で?」

エイコ「5時4分にございます」

コウスケ「なるほどぉ…5時かぁ…そっかぁ……」

ユーリ「コウスケ。遠慮しないで早すぎるって言っちゃっていいよ。ってか言って?」

コウスケ「なんかご機嫌斜めだわこの子……」

エイコ「御子様はもう少し眠りたいそうです」

コウスケ「ふむふむ。昨日はいろいろあったからまだ寝足りないかも……」


そうだそうだ!

もっと言ってやってコウスケ!


エイコ「ご要望とあらば朝食前までごゆるりといたしても構いませんが……」

ユーリ「私の時と違くない?」

エイコ「御子様は御子様ですので」

ユーリ「チッ……ん?あっ……」


思わず舌打ちしてから、コウスケが驚いた顔をしていることに気付いて自分の失態を自覚した。


やばっ……怖がらせちゃった……?


コウスケ「…ユーリさんも大人になりましたねぇ……」

ユーリ「ご、ごめ…ん?お、大人?舌打ちで?」

コウスケ「大人はみんな日に最低10回は舌打ちするもんですからね」

ユーリ「嘘つけぃ、そんなに見たことないよ。それにやだよそんな殺伐とした社会」

コウスケ「いやいや、みんな心の中で日に50回は舌打ちをね?」

ユーリ「怖いよそんなの。今度から人を見る目が変わっちゃうよ。ていうかさりげなく増やさないでよ」

コウスケ「真実は平均83回…」

ユーリ「地味に細かい数字で現実味を出さないでいいから……」


も〜…起きてすぐなのにコウスケは相変わらずだなぁ……。

…まぁ、あんまり気にしてなさそうでよかった……。


コウスケ「それで?エイコさんはわざわざどうしてこんな時間に?ユーリさんの修行のお時間とかですか?」


私がホッとしている間にコウスケがエイコとの会話に戻ってしまった。


エイコ「それもありますが、コウスケ様とマーガレット様は昨日式紙術を習おうとしておらっしゃったので、修練を行うなら早い方が良いかと思い御子様とご一緒に起こしに参りました」

コウスケ「あ〜、なるほど…それはわざわざどうも…」

ユーリ「頼んでないんだからお礼なんてしなくていいよ。それに教えようって言ってくださったフォバ様はまだ起こさないらしいし」


コウスケがエイコにお礼を言いそうだったので強引に話に割り込む。


ちょっと大人気ないかなとも思ったが、幸いコウスケは特に気にしていない様子だった。


コウスケ「え?そうなんですか?」

エイコ「はい。フォバ様を起こしに参るという大役も非常に名誉ではあるのですが、フォバ様にはしっかり休んでいただきたい思いもありまして……」

ユーリ「酷いでしょ?私たちなら別にいいやって思ってるってことだよ?」

エイコ「そうは申しておりません」

ユーリ「言ってる」

エイコ「申しておりません」

コウスケ「はいストップ。いつまでも終わらんでしょ〜が」

ユーリ「むぅ……」

エイコ「申しておりませんのでね」

ユーリ「うむむぅ……!」


止められたのに念押しなんて卑怯な……!


コウスケ「どうどう。それよりエイコさん?俺たちだけじゃ修行も何もないんですけど…そこはどうする予定で?」

エイコ「はい。それは重々承知しておりますが、昨日拝見した限りですとまだまだ初歩の初歩といったところでしたので、我々が教えられそうなところはお教えしておこうかと…」

ユーリ「余計なお世話ですー。フォバ様に教わるので結構でーす」

エイコ「コウスケ様とマーガレット様よりも練習が必要なのは御子様だと思いますが?」

ユーリ「ぐぬぬぬ……」

コウスケ「ユーリさんレスバ弱いな……」

エイコ「それでコウスケ様はどうされますか?」

コウスケ「ん〜……ひとまず顔洗ってからでいいですか?」

エイコ「かしこまりました。すぐにご用意致します」


そう言って障子の前から姿を消すエイコ。


コウスケ「おぉ…シュッと消えた……」

ユーリ「あれくらい私だってできるし……」

コウスケ「あー…まぁ確かに……」

ユーリ「むぅぅ……!」

コウスケ「ありゃりゃ……ユーリさんそんなパンパンに顔膨らませたら可愛いお顔が台無しですよ〜?」

ユーリ「だってだってぇ!」

コウスケ「んも〜……」


子どものように駄々をこねる私にコウスケは少し困った顔をする。


しかしすぐにくすりと笑うと、繋いでいる手をにぎにぎし始めた。


コウスケ「ほれほれユーリさん。どうせもう二度寝する気分ではないでしょう?」

ユーリ「そうだけどぉ……」

コウスケ「ならもう逆にちゃきっとしちゃった方がいいですよ〜。一緒に朝の運動としゃれ込みましょ?」

ユーリ「むぅ〜……コウスケがそう言うなら……」

コウスケ「ありがとうございます」


あ〜あ……せっかく気持ちのいい二度寝ができそうだったのに……。

確かに今からもう一度寝ようって気分じゃないけど……な〜んか上手く転がされた気分……。


コウスケ「マグ。朝だってよ〜」

マーガレット「むにゃむにゃ…もう無理です…耐えきれません……」

コウスケ「マグ?もしかして悪い夢を見てるんじゃ……?」

マーガレット「う〜ん…もうダメ……コウスケさん…脱がせますね……」

コウスケ「なんでナンデなんで?」

マーガレット「脳に焼き付いて離れないあの光景をもう一度……!」

コウスケ「あの光景……?脱がす……?……あっ、よーしわかった、起きろピンク脳。それ以上は青年誌でやれ(ゆさゆさ)」

マーガレット「んんん……はれ……?コウスケさん……?せっかく脱がせたのになんで服着てるんですか……?」

コウスケ「なんでもう脱がせてるんですか???」


……コウスケも割と転がされてるかも……。


エイコ「コウスケ様、準備が整いました」

コウスケ「あ、はーい!」

マーガレット「んにゅ…?エイコさん……?」

エイコ「マーガレット様、おはようございます」

マーガレット「おはようございます……」

コウスケ「式紙術を教えてくれるんだと。ほれ、起きた起きた」

マーガレット「ん〜…しきがみぃ…………ハッ!」


ぽやぽやとまだ眠そうにしていたマーガレットが、式紙と聞いて何か思い出したようで目をパッチリ覚ました。


マーガレット「よし、行きましょう!」

コウスケ「なんだろう…そこはかとなくイヤな予感がする……」


選択ミスったかな……?とぼやくコウスケの上から退いて二人を引っ張り起きるのを手伝う。


確かにマーガレットは今凄く怪しい笑みを浮かべている。


なんというか……メイカさんとかチェルシーちゃんがたまにするような笑い方に似てる気がする……。


多分コウスケの予感は当たってるよ……。


マーガレット「エイコさんおはようございます!」

エイコ「おはようございます」

コウスケ「あっ、すいません。着替えとかってあります?」

エイコ「はい。すでにご用意しております」

コウスケ「ありがとうございます」

マーガレット「すごーい!」

エイコ「恐縮です」


あっ、しまった!

コウスケの身の安全を考えている間に二人のエイコの評価が上がっちゃった!


エイコ「もちろん御子様の分もご用意しております」

ユーリ「当然です」

マーガレット「ユーリさん…?ちょっとすねてる……?」

コウスケ「ユーリさんは今複雑な心境だから……」

マーガレット「ふ〜む……」


気も使わせてしまった……。

おのれエイコ……!


私は心の中でエイコへの対抗心を燃やしながら、コウスケたちと並んで彼女が用意した桶で顔を洗い始めた。

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