282.お見舞い4日目…気になる話と新しい遊び
白兎亭2階、モニカちゃんの部屋にて。
昼食を食べ終えたのちにお見舞いに来た俺たち。
そこで俺は今朝聞いた話を持ち出した。
モニカ「聖歌隊…?」
コウスケ「そ。いわば教会の合唱団が、今この街に向かってるんだって」
モニカ「へぇ〜……」
俺の膝枕を満喫しているモニカちゃんは、聞き返したもののそこまで興味を持たなかったようで、すぐに俺の手をにぎにぎすることに集中し始めた。
こんな優しい子に1ミリも興味持たれない聖歌隊可哀想。
まぁ、かく言う俺も「そーなのかー」程度の関心なのだが。
だって…合唱ってあんまりいい思い出無いし……。
学校の音楽祭とかマジでやる気起きなかった。
わざわざ放課後まで練習させて、やる気出せとか言われても無理な話だろぉがよぉ……。
こういうとき定番なやつで、「やる気がないなら帰れ!」ってのがあるけど…ウチのクラスメイト数人ガチで帰ってたなぁ……。
あれは笑った。
ちゃんと本番は真面目にやってたから、それでいいと思うよ。
どうせそんな「心に響かせて欲しい…」なんてガチな人いないんだし。
とまぁ、言い出したら次から次へと不満が湧いてくるからこれくらいにして、この子たちのお喋りに意識を戻そうか。
モニカ「教会が関係してるんだったら、ナバロさんたちももしかしたら参加したりするのかな?」
パメラ「ナバロさんたちはまだ知らないんじゃないかな?多分ララさんたちも今朝知ったばかりなんだと思う」
リオ「じゃあひょっとしたら聖歌隊と一緒に歌を歌わされるかもな」
ショコラ「そうなの?ショコラ歌うの好きだよ!」
パメラ「私はあんまりかな〜……」
ショコラ「え〜なんで〜?」
パメラ「だって聖歌隊っていうくらいなんだから、歌うのは聖歌で、しかもずっとそれを歌って回ってた人たちなんだよ?歌うの絶対上手だもん……私あんまり歌なんて歌ったことないから自信ないし、そんな歌を聴かせるなんて恥ずかしいし…それにもし下手すぎて怒らせちゃったらイヤだもん……」
ショコラ「うっ…怒られるのはショコラもやだなぁ……」
ここで第三者から発せられる言葉でよく聞くのは「なら練習しないとだね」とかなんだけど、俺がそれ言われるの嫌だなぁ民なので、俺は何も言わずモニカちゃんを撫で続けた。
は〜い、もちもちほっぺも撫でましょうね〜。
モニカ「んにゅ…♪」
はぁ〜、なんだこのもちもち触感……。
そしてそれに対するモニカちゃんの反応……。
可愛くて楽しくてやめられない止まらない。
これ飽き来ないんじゃない?
モニカちゃんのもちほっぺ。
商品化したらヒットしそう…いやダメだ、このもちもちは我が家の家宝だから商品化なんてさせるものか。
よそ様の家の子のほっぺだけどね。
全然我が家じゃないけどいいんですよ。
モニカちゃんのお兄さん…リンクスさんもきっとそう言うと信じてる。
リンクスさんも俺を信じてる。
知らんけど。
なんて夢中になってる間も子どもたちは聖歌隊についてお話している。
シエル「でもナバロさんは教えを強制するような人じゃなかった気がするんだけど……?」
パメラ「そうだねぇ……私たちも神のお導きが〜って最初は言われたし、日常生活でもちょこちょこ言ってるのを聞いたことがある程度で、あんまり誰かに勧めてるところは見たことないかなぁ……私たちも別に言われたことないし」
ショコラ「あっ、でも一緒にお祈りしたことはあるよ。みんなが無事でありますように〜とか、マグが勝ちますように〜って」
リオ「それぐらいならまったく関係ないんじゃないか?」
シエル「そうね」
モニカ「私たちもマーガレットちゃんが勝ちますようにってお祈りしたもんね…♪」
シエル「そうそう…って、あ、アタシはそんなことしてないわよ!?いい!してないからね!?」
コウスケ・マグ「(えぇ〜?してないの〜?)」
シエル「むぐっ!?ぐぬぬぬぬ……!」
う〜ん、わかりやすい☆
これくらいのツンデレが俺にはちょうどいいな♪
…さて…それはそれとして……。
コウスケ「それで…チェルシーとサフィールちゃんはどうしたの?」
チェルシー「えっ!?あ〜…えっと……」
サフィール「そ、その……」
これまで会話に参加せず、ちょっと引き気味だった2人。
2人は互いに目を合わせて、何かを言うべきかどうか考えているようだった。
ショコラ「そういえばチェルシー、せーかたいのことを聞いてからソワソワしてたね」
パメラ「言われてみれば…ちょっと落ち着きがなかったかも?」
コウスケ(えっ?そうなの?)
マグ(コウスケさんはモニカちゃんのことで頭がいっぱいでしたから仕方ないですよ)
コウスケ(それは…そうだけど………ん?待って?マグは気付いてたの?)
マグ(なんだかチェルシー、今日はあんまり眠そうじゃないな〜とは思ってました)
コウスケ(全然気が付かなかった……)
確かにマグの言う通り、つい最近体験した辛さを味わっているモニカちゃんのことが心配で心配でしょうがなかったが……。
そうかぁ……。
1人の子で手一杯になる……あぁなるほど……。
これがいわゆる、「お姉ちゃんだから我慢してね」か……。
……ちょっと違うかな?
まぁでも、いっぱいいっぱいになると視野が狭くなるのは違いない。
それでいつの間にか子どもがわがままを言わなくなって作り笑顔を覚えると……。
やべぇ。ツレぇ。
やめようこれ考えんの。
とにかく今は2人の話を聞かないと。
俺が1人で落ち込んで復活したところで、チェルシーが口を開いた。
チェルシー「えっと…実はね……」
サフィール「あっ…待ってください。私のことですから、私が……」
チェルシー「でも……」
が、サフィールちゃんが止めた。
そして2人でヒソヒソ言い争いを始めた。
マグ(どうしたんでしょう……?)
コウスケ(ふむ……)
こういうときこそ、無駄に高い想像力を使うとき。
さて、チェルシーの様子がおかしくなったのは聖歌隊の話を聞いてから。
故に聖歌隊絡みの悩みだと思われる。
次に今の2人のやり取り。
サフィールちゃんの言葉から、チェルシーはサフィールちゃんのために何か思い悩んでいるらしいことがわかる。
そうなると、サフィールちゃんが聖歌隊に何か思うところがある…と考えられる。
聖歌隊は教会。
そしてサフィールちゃんは…魔族だ。
サフィールちゃんのプリティホーンはともかく、鮮やかオッドアイは残念ながらこの世界では気持ち悪がられるようで、医療ギルドのギルドマスター兼サフィールちゃんの保護者的立ち位置のジルさんですら未だ抵抗があるらしい。
綺麗な目なのに…もったいない……。
まぁともかく、そういう認識がこの世の人々にはあって、それの最たるものが教会…らしい。
そんなわけでおそらくサフィールちゃんは、教会と関わりの深い聖歌隊に対して良い感情を持っていないのではないか?と予想できるわけだ。
…うん、まぁ、魔族と教会ってだけでなんとなく察しは付いてたけどね?
こんな長ったらしく考えんでもね?
とにかく、そういうことなのだろう。
で、チェルシーはそれを知ってるから気にかけていると。
相変わらず優しいねぇ。
ってなわけでそれをマグに話してみた。
マグ(そうですね……そういえばサフィールちゃんの目って嫌がられるんでしたね……)
完全に忘れておられた。
あ〜、まぁ…それだけ何事もなく過ごせてたってことだね。うん。
平和でよかったねぇ〜、と思っていると、【オッドアイズ・キュートホーン・美少女】ことサフィールちゃんが覚悟を決めたようだ。
【オッドアイズ】入ってるからサーチしやすいのいいね。
イラストアドも最高だろうから、効果がよっぽど悪くない限り超高価格取り引きになると思う。
まぁ世迷いごとはこのくらいにして、サフィールちゃんのお話をちゃんと聞こう。
サフィール「えっと……わ、私は……教会に異端だと言われている魔族…なので……その……」
リオ「あっ…あ〜……なるほどな……」
モニカ「そっか……」
シエル「そういえばそうだったわね……」
みんな今思い出した感じじゃないこれ?
大丈夫?
お目目とかツノとかの扱いのことを忘れてただけだよね?
魔族だってことを忘れたわけじゃないよね?
さすがに大丈夫だよね?
ショコラ「魔族……?」
ショコラちゃん?
いまいちピンと来てない感じ?
マジで?
パメラ「まぁ……私たちはもうツノもおめめも慣れちゃったもんね……」
リオ「もうそれが当たり前だもんなぁ……」
サフィール「…………♪」
みんながまるで気にしていなかったことを聞き、心なしか嬉しそうなサフィールちゃん。
コウスケ(サフィールちゃん、種族関係なく受け入れてくれてるって感じて嬉しそうだねぇ♪)
マグ(ふふふ♪サフィールちゃんが誰であろうと、大切な友だちであることに変わりはありませんからね♪)
コウスケ(うん、そうだね♪)
というか、俺たちあれだもんね。
貴族の子に獣人にサキュバス。
ドワーフにエルフに魔族。
それに吸血鬼に、極め付けは幽霊 (俺)までいるんだからなぁ……。
なかなかの混成よな。
聞いてる限りだと差別だなんだといろいろあるこの世界で、よくもまぁこんな複数の種族の子が仲良くなれたよなぁ……。
しみじみしていると、みんなの反応に嬉しそうだったサフィールちゃんが気を取り直して話を続けた。
サフィール「えっと……で、ですので、聖歌隊のことを聞いて、少し怖くなってしまって……」
ショコラ「そっか……」
……。
これ話振った俺が悪いのかな?
いや、これ悪いの聖歌隊でしょ。
だってララさん曰く、聖歌隊からの知らせまだ来てないらしいし。
早馬を出していたとしても、それが届く、そして自分たちのもとに帰ってきて結果を聞いてから移動しないとだろうに、なんで先にこっち向かってんの?
アポ取れよアポ。
なんて言っとる場合じゃないな、うん。
悪気があったわけじゃなくても、相手を不快にさせてしまった以上しっかり謝らなければ……。
コウスケ「サフィールちゃん、ごめんね……私が聖歌隊の話を持ち出したりするから……」
サフィール「い、いえそんな…!マーガレットさんはただお話をしただけですし…私が勝手に怖がっただけですから……」
まぁ…こうなるだろうとは思った。
う〜ん……どうすれば謝罪を受けてくれるかな……。
そう考え始めたとき、チェルシーが声を上げた。
チェルシー「いや!マギーちゃんが悪い!」
みんな『(えっ?)』
チェルシー「だからサフィールちゃんはマギーちゃんに何かお願いしてもいいと思うの!」
サフィール「えぇっ!?」
みんな『(あ〜……)』
なるほどね……。
う〜ん……。
…俺は多分これからも、こういうグレーゾーンなことをクロにされて見返りに甘やかすんだろうなぁ……。
まぁ分かりやすくて俺も助かるからいいけどさ。
サフィール「あぅ…で、ですが……よろしいのでしょうか……?」
パメラ「も〜、これまでだって甘えてきたんだから今さらでしょ〜?」
チェルシー「そうそう!それに、怖いときとかだからこそマギーちゃんに甘えた方がいいよ!」
ショコラ「マグにぎゅってすると安心するもんね♪」
シエル「ま、まぁ……まちがいないわね」
リオ「そうだな……それに、サフィールもマーガレットに甘えるの好きだろ?」
サフィール「そ、それは……///」
モニカ「ふふふ♪みんなの前だとちょっと恥ずかしいよね…♪」
パメラ「それこそ今さらだよ〜。大丈夫!ここにいるみんなマグに甘えるのが大好きなんだから♪」
リオ「う〜ん…改めてそう言われると……///」
モニカ「照れちゃうね……///」
コウスケ(1番恥ずかしいのはそんな高評価貰ってる俺ですよ……)
マグ(正しい評価ですよ♪)
コウスケ(うぅぅぅ……!)
そりゃまぁ毎日撫でたりなんだりと甘えられてたわけだし、俺自身それに喜んでるわけだから間違いなんてことは全然ないんだけどぉ……!
やっぱりこう……言葉にされると…ね……?
マグ(ふふふ♪)
あぁ〜…マグの微笑ましいものを見てるときの笑い声がぁ……!
モニカ「あっ…マーガレットちゃんも照れてる…♪」
あっ!いかん!
モニカちゃんにバレた!
ということは……
パメラ「ん〜?そうなのマグ〜?」
チェルシー「みんなに好きって言われて照れちゃった?可愛い〜♡」
コウスケ「うぅぅ……///」
イジるのが大好きな子たちがこうしてからかいに来る……!
リオ「ふ〜ん…?そうなのか……♪」
シエル「へぇ〜?」
あかん!?
リオとシエルが乗ってきた!
ショコラ「お顔まっか〜♪マグかわいい〜♪」
モニカ「ねぇ〜♪あっ、サフィールちゃん。よいしょ…はい♪お膝片方空いたよ〜♪」
モニカちゃん!?
サフィール「……マーガレットさん……」
コウスケ「う、うん……?」
この後何を聞かれるか、それに俺はなんで答えるか。
分かりきってはいるものの…遮るなんてひとでなしなことは出来ないので……
サフィール「その…よろしいですか……?」
コウスケ「…いいよぉ!」
サフィール「……!(パァァ)」
まぁこうなるな。
いったい何度このやりとりをやったことだろうか。
だけどまぁ……イヤじゃないからなぁ。
そうしていそいそとベッドに入りモニカちゃんの隣に寝転がるサフィールちゃん。
そして2人で顔を合わせて嬉しそうにはにかむ。
そんな美少女たちの尊い光景が俺の膝の上で行われている……。
いったい何度このような光景を見たことだろうか。
何度繰り返しても、この行為に飽きることはないな……♪
チェルシー「くすっ♪マギーちゃんってば、あんなに嬉しそうにしちゃってぇ♪」
シエル「ほんとに甘やかすのが好きよね〜……」
パメラ「そこがいいとこじゃ〜ん♪えへ〜♪私もお邪魔しよっかな〜♪」
ショコラ「ショコラも甘える〜♪」
シエル「あっ!べ、別に甘えたくないなんて言ってないからね!」
リオ「おいおい……そんな乗って大丈夫か?」
サフィール「さ、さすがにベッドが壊れてしまいます…かね……?」
パメラ「…なんか…ギシッて言わなかった……?」
シエル「えっうそ」
チェルシー「よ、よし……一旦降りよう?ゆっくりね?あっ、モニカちゃんとサフィールちゃんはそのままでいいからね」
マグ(あはは…さすがにベッドを壊すわけにはいきませんからね……)
コウスケ(いつもはソファーとか布団の上とか、ある程度広いところでやってるからなぁ……)
というか今さらだけど、一般個人宅の、さらに個人の部屋に8人って時点でまぁまぁ狭い。
まだみんなちっちゃいからいいけどね。
チェルシー「それじゃあ順番決めよ!」
パメラ「じゃんけんで決める?」
リオ「あっ、じゃあさ。この間先輩に聞いた遊びがあるんだけど、それで決めないか?」
シエル「へぇ、どんなの?」
リオ「こうやって、両手をグーにして出して……そうそう」
指スマやね。
いや、地域によって呼び方が違うんだっけ?
リオ「で、いっせーのいち!とか言うから、それに合わせて親指を上げるか上げないかするってやつ」
みんな『(へぇ〜)』
ここだといっせーのっぽいね。
懐かしいなぁ…なんか楽しいんだよね、それ。
リオ「それで、言った数字と同じ数親指が上がってたら片手を引いて、1番先に両手を引いた人が勝ちらしい」
サフィール「そんな遊びがあるんですね」
モニカ「ね。面白そう…」
チェルシー「あっ、それじゃあ最初だしみんなでやろ?それで慣れてから勝負しよ!」
ショコラ「いいよ〜!」
パメラ「うん」
シエル「アタシもいいわよ」
リオ「んじゃそれでいくか。よし、みんな。手を出してくれ」
マグ(いいな〜、楽しそう……ね、ね、コウスケさん)
コウスケ(うん、次代わるね)
マグ(やった♪)
モニカ「あっ……」
コウスケ「ん?どうしたのモニカちゃん」
モニカ「えっと……遊んでる間なでなでしてくれないな〜って……」
まぁ両手使いますからねぇ。
コウスケ「ならば早く上がることを祈るのだな♪」
モニカ「でもそれだとマーガレットちゃんが勝っちゃうし……うぅ〜!」
サフィール「片手だけでも撫でられますから、1回だけ先に勝ってもらうというのは?」
モニカ「ハッ!そうだね…!」
コウスケ「どっちにしろ運が絡むじゃん……」
そもそも片手引くのも苦労したりするんだからね?
そんな上手くいくわけないでしょうに……。
リオ「決まったか?それじゃあ始めるぞ〜」
チェルシー「誰から行くの?」
パメラ「とりあえずルールを聞いたリオからでいいんじゃない?それでそこからどっちかにぐる〜って回る感じで」
リオ「じゃあ、マーガレットが早く片手空くように、マーガレットの方から回っていくか」
ショコラ「あ〜ん!ショコラ最後だ〜!」
モニカ「私たちはどっちが先かなぁ?」
サフィール「角度的にモニカさんのほうが先になりそうですね」
モニカ「それじゃあマーガレットちゃんは?」
コウスケ「モニカちゃんとサフィールちゃんの間かな?」
サフィール「そうですね。それがわかりやすそうです」
チェルシー「よし!大丈夫そうだからリオちゃん始めていいよ〜!」
リオ「ん。それじゃあまずは…いっせーの5!」
シエル「え〜っと……うそ!?1発!?」
リオ「よっし!」
この人数でやるの時間かかりそう……。
そう思っていた矢先に抜けるとは……リオ、恐ろしい子!
そんなこんなで俺たちはこの遊びでガッツリ遊んだ。
途中途中でサフィールちゃんのポジションが入れ替わったが、順番変えにもなっていい刺激になった。
なお、俺は開幕で片手が抜けたものの、そのあとまったく振るわず最後の方まで残る…というのが毎回起こった。
マグは割と好成績を残すのに……。
撫でられたいけど勝たせたくない……。
そんなみんなの想いがひしひしと伝わってくるようだった……。
いやこんなことあるぅ!?
学生のときやりましたね、指スマ。
あっ、ウチは指スマって呼んでました。
別の呼び方で知ってるのは「いっせーの」くらいですね。
この呼び方をしてる子もいましたねぇ……。
地域どころか同じクラス内で呼び名が違うって凄いですね……。
さてさて、4章のタイトルにある聖歌隊の話がチラッと出てきましたが、姿を表すのはもう少し先の予定です。
それまで何が起こるのか…そして来てから何が起こるのか……。
お楽しみに!
それではまた来週…ではでは〜。
※2023.2/6
タイトルナンバーを「283」〜「282」な修正いたしました。




