279.女性の体のディープな話…一応閲覧注意で
生理のお話です。
泣いてるメリーに驚く俺だが、それよりも自分の体の異常に気付いた。
なんかツラい……。
なんだろう……じんわりと…痛い…ような……?
あとなんか下半身が不快。
メリー「マグ……!」
リオ「起きたか、マーガレット」
コウスケ「…メリー……?リオ……?」
マグ(ど、どうして泣いてるんでしょう……?)
コウスケ(わからん……)
混乱する俺とは逆に、リオは安心したように息を吐いた。
リオ「ふぅ…よかった……マーガレット、メリーの手を握ってやってくれ」
コウスケ「ん…?うん……」
マグ(…?)
よくわからないが、言われるがままメリーの手を握ろうと腕をあげる。
その手をメリーがギュッと握った……いや強い強い痛い痛い。
握力思ったよりあるなこの子。
メリー「…マグ…大丈夫…?」
コウスケ「大丈夫って何が…?」
メリー「だって…マグ…おまたから……」
コウスケ・マグ「(おまたから?)」
確かにさっきからなんか不快感があるけど……。
この感じ…例えるならおねしょした感覚に近いような……。
でもあれよりもだいぶドロついてるような……。
そう思いながらもう片方の手で自分の股間を触ってみると…
くちゅ
という水音と…
コウスケ「…っ」
ちょっとした痛みが伝わってきた。
それで顔をしかめたのがまずかったのだろう。
メリーの不安そうな顔がより一層濃くなった。
しかしメリーが何かいう前に、リオが先に口を開いた。
リオ「多分あれだと思うんだよなぁ……あの…なんだっけ……?「女の子の日」ってやつ?」
コウスケ「あぁ…なるほど……」
マグ・メリー(「……女の子の日……?」)
リオの言葉で納得した。
そっかぁ……これがそうかぁ……。
これがTSモノのお約束かぁ……。
ツラァ……。
マグ(女の子の日って……?)
メリー「……びょーきじゃない……?」
リオ「あぁ。年頃の女はみんななるんだと」
マグ・メリー(「えっ」)
リオ「つっても、オレもまだだからなんとも言えないんだよな……とにかく、マーガレットが起きたからもう大丈夫だろ?オレはフルールさんを呼んでくるから、ちょっと待っててくれ」
そう言ってリオは、ひっそりずっと握っていたらしいメリーのもう片方の手を、すでにメリーに握られている俺の手に渡して部屋から出て行った。
俺とメリーの2人になったところで、メリーが俺の名前を呼んで質問してきた。
メリー「……コースケ…おんなのこのひってなに…?」
マグ(私も気になります。毎日ずっと女の子のはずなのに、どうしてそんな日があるんですか?)
コウスケ「あ〜……」
さて…なんと説明するか……。
俺も知ってることは少ないからなぁ……。
だって男の子だもん。
なんなら男の体の作りとかも詳しいと言えるようなもんじゃないし。
特に調べたとかしてないから。
それに…こういう話するのって若干抵抗がね……。
なんか…うん…あるのよこれが……。
このままどもってフルールさんを待つというのも手だけど、さっきメリーが不安で泣いていたのを考えると、ある程度は教えておいた方が安心するかもだよなぁ……。
あ〜…しゃあない。
コウスケ「え〜…女の子の日ってのは……あ〜…体が成長したことによって…その……赤ちゃんを産む準備が整ったよって日のこと…だったはず……」
マグ(えっ!?)
メリー「……赤ちゃん……」
コウスケ「確かね?確かそうだったはず……」
メリー「……しらないの?」
コウスケ「うぐぅ…!…ごめんなさい……」
メリー「……ううん、おとこのひとだもんね」
めっちゃ気を使われてる……。
こんなことなら調べておけばよかった……。
……女っけないのにいつ調べようと思うんだそんなこと……。
そこ知っても気を使う相手がいなかっただろうが……。
気の使い方も知らないし……!
リオ「フルールさんに来てもらったぞ〜」
フルール「見た感じだとまだ余裕そうね」
メリー「……あっ、ママ」
なんだかどんどん落ち込んでいく俺。
その時、ドアが開かれてリオとフルールさんが部屋に入ってきた。
コウスケ「お〜…ありがとリオ。夜分遅くにすみませんフルールさん」
リオ「ん。それより、調子はどうだ?」
コウスケ「ん〜…微妙かなぁ……ちょっと体が重い感じ」
リオ「そっか……」
メリー「……ママ…マーガレットよくなる…?」
フルール「心配ないわ。でも、とりあえず安静にしてないとダメよ?」
コウスケ「は〜い……」
どのみちあんまり動きたいとは思えないしな……ちょうど良いっちゃちょうどいい。
フルール「とりあえず、まずは水とタオルね。ぐちょぐちょで気持ち悪いでしょ?」
コウスケ「あい……」
フルール「それじゃあ私はそれを持ってくるから、リオはメイカを起こしてナプキンもらってきて」
リオ「ナプキン?」
フルール「血を受け止めるのに使うの。メイカに聞けばあとは用意してくれると思うわ」
リオ「わかりました」
フルール「メリーはマーガレットのそばにいてあげて。誰かがいた方がマーガレットも気が楽になるから」
メリー「……わかった」
テキパキと指示を出すフルールさん。
めっちゃ頼もしい……!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
当人である俺よりも不安がるメリーをあやしながら待つこと少し。
扉の向こうで、どこかの扉が強く開かれる音とドタバタと足音がして…
メイカ「マーガレットちゃん、大丈夫!?」
メイカさんが俺の部屋の扉も強く開けて入ってきた。
いま口開いたら多分「うるせぇ」って言うと思うから、口を一文字にしてどうにか堪える。
リオ「メイカさん…!夜なのでお静かに…!」
後から来たリオがそう注意するが…どうやら遅かったようだ。
バァン!バァン!バァン!
勢いよく扉が開く音が再び…しかも複数聞こえた。
俺とメリーはこの後入ってくる人の声を少しでもカットするべく耳に手を当てた。
その次の瞬間…
ユーリ「どうしたのマーガレット!?」
ディッグ「何があった!?」
ケラン「大丈夫!?マーガレットちゃん!」
コウスケ「う…はい、大丈夫ですお静かに」
俺今「うるせぇ夜中だぞ」って叫ぶとこだった。
危ない危ない。
フルール「うるさいわよ!体調悪い子がいるんだから静かにしなさい!」
大人たち『は、はい……』
あっ、フルールさんが代わりに言ってくれました。
ありがとうフルールさん。
やっぱりあなたが1番頼りになります。
ユーリ「あっ、えと…体調悪いって、マーガレット、風邪でも引いたんですか?」
フルール「風邪じゃないわよ。生理痛。マーガレットにも来たのよ」
ディッグ・ケラン「「あ、あ〜……」」
生理と聞いてなんとも言えない表情になるディッグさんとケランさん。
そうだね。
なんて言うべきか悩むよね。
経験しないからこうすると良いとかも言えないし。
が、しかし。
それ以上にヤバそうな人が1人。
ユーリ「…せいりつう……?」
はい、ユーリさんです。
頭に「?」マークが浮かんでますね。
どうやらピンと来てないようです。
いや、もしかしたら生理という言葉を知らないだけかもしれない。
ユーリさん、なんか特殊な環境で育ってそうだし、十分ありえると思う。
さすがに生理が来てないとは思えないからな。
よく知らないけど、あれって大体10歳〜15歳の間に経験してるって聞いたような気がしたような気がする気がするから。うん。
メイカさんもそう思ったようで、ユーリさんに生理痛のことを説明し始めた。
メイカ「ほら。月に1度くらいに具合が悪くなって血が漏れてくる時があるでしょ?あれが生理痛よ」
ユーリ「えっ…血が漏れる…ってなんですか……?」
メイカ・フルール「「えっ」」
メイカさんの説明に、「何それ…こわ…」という反応を返すユーリさん。
それに対してメイカさんとフルールさんは、「ウソでしょ…!?」と言わんばかりの目をユーリさんに向けた。
ユーリさん…まだだったんか……。
そういえば、メイカさんとフルールさんは1回寝込んだりしてた期間があったのに、ユーリさんはピンピンしてたもんなぁ……。
軽い人と重い人がいるって何かで知ったから、ユーリさんははちゃめちゃに軽い人なんだと思ってたけど……そっかぁ……まだだったかぁ……。
と、俺はぼんやり考えていたのだが、どうやらそんな軽い話ではないらしく、メイカさんとフルールさんは少し慌てた様子でユーリさんに詰め寄っていた。
フルール「あなた、まだ来たことがないの?1度も?」
ユーリ「えっと…は、はい……」
メイカ「フルール…確か、成人までに初潮が来てないとちょっとまずいんじゃなかった?」
ユーリ「えっ?」
フルール「そうね……一応、成人してから迎えた人も知ってはいるけど……それでも遅いことに変わりはないし……」
ユーリ「えっ?えっ?」
メリー「……ユーリのほうがあぶなそう?」
マグ(現状1番危ないはずの私たちよりも危なそうって……)
コウスケ「まさかの展開だわ……」
TSモノをいくつか知ってるけど、大体は初潮を迎えた主人公が慌てて、周りがそれをサポートして…なんやかんやあって最終的に赤飯を炊くって流れだった気がするんだけど……。
少なくとも、今現在生理を迎えている人よりもヤバそうな人が近くにいました…なんて流れは見た覚えがないなぁ……。
フルール「ユーリ。明日ちょっと医療ギルドに行きましょ」
ユーリ「えっ!?」
メイカ「そうねぇ……一応見てもらっといた方がいいと思うわ」
ユーリ「えぇっ!?そ、そんなにマズいんですか!?私の体!」
コウスケ(俺らより重症っぽいんですけど?)
マグ(ユーリさん……)
メリー「……ユーリ……」
病人…病人?
まぁ体調不良という面では病人と言っても差し支えないだろう、多分。
ともかく、病人と幼女に呆れられる成人女性 (15歳)の姿がそこにはあった。
リオ「え〜っと……それで、マーガレットの方は……?」
フルール「あぁ、そうだったわね」
メイカ「ユーリちゃんのことに気を取られすぎたわ、ごめんなさい」
ナイスなリオの言葉により、フルールさんとメイカさんがこっちの対応に戻ってきた。
ユーリさんはまだちょっと立ち直られてない。
ちなみにディッグさんとケランさんは、どうすればいいかわからずに入り口付近でまごまごしていた。
大変だから手伝った方がいいんだろうけど、女性のデリケートな部分だしなぁ……。
でもだからって任せっきりはちょっと……といった感じだろう。
わかりますよぉ、その気持ち。
まぁそんな場面に立ち会ったことないんだけどさ。
と、そんな男衆に、フルールさんがありがたいことに指示を出してくれた。
フルール「ディッグ、ケラン」
ディッグ「お、おう!なんでも言ってくれ!」
ケラン「なんでも手伝いますよ!」
フルール「その気持ちはありがたいけど、部屋に戻ってていいわよ」
ディッグ・ケラン「「へっ?」」
フルール「女の子の体のことよ?当然服を脱がなきゃなんだから。それを見せるわけにはいかないでしょう?あなたたちは日中気にかけてくれればいいから。だから今は寝なさい。いい?」
ディッグ・ケラン「「は、はい……」」
ディッグ「あ〜…それじゃあ嬢ちゃん…お大事にな……」
ケラン「えっと…治癒魔法が必要な時は呼んでくださいね……」
フルールさんのありがたい指示を受け、ディッグさんとケランさんはそう言って部屋へと戻っていった。
去り際の姿と、パタン…と扉が静かに閉じる音に、なんだか哀愁を感じた……。
フルール「さ。私たちも作業に入っちゃいましょ」
メイカ「そうね。あっ、ユーリちゃん。扉閉めてくれる?」
ユーリ「あっはい」
同じく哀愁を感じていたであろうユーリさんが扉を閉めたところで、フルールさんがタオルを水につけて絞り始めた。
メリー「……ママ…冷たいのだとおなかこわさない…?」
フルール「大丈夫よ。ちゃんとあったかいお湯にしてきたから」
さりげなくありがてぇ配慮がされてた。
さすがフルールさん。
そんなフルールさんが現場を指揮し始めた。
フルール「それじゃあメリー、リオ。マーガレットの服を脱がして、これで拭いてあげて。知らないうちに嫌な汗をかいちゃってるときもあるから」
リオ「はい」
メリー「……うん」
フルール「メイカ。下を脱がすからタオルを挟んでくれる?」
メイカ「うん、了解」
ユーリ「あ、あの、私も何かありますか…?」
フルール「ユーリは何かあったらすぐ動けるようにしててくれる?あとで頼むことが出来るから」
ユーリ「は、はい!」
フルール「それじゃ、マーガレット。じっとしててね。下手に動くと痛いわよ。体の中が」
コウスケ「は、はい……」
マグ(うわぁ……痛いのやだなぁ……)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
フルール「こんなものかしらね」
ある程度時間が経ち、なんかいろいろしてくれたところでフルールさんがそう言った。
俺はというと、みんなにやってもらっていただけのはずなのにやたらと体力が消耗している感覚があり、ちょっと参ってしまっているところだ。
はぁ〜……。
女の人ってこんなことが毎月のように起きてたのか……。
大変だなぁ……。
まぁでも、言うてそう長くは……長くは……。
……あれ……?
メイカさんとフルールさん。
それに職場の先輩たちも……生理だって言って何日休んでたっけ……?
なんか1週間とか休んでた人もいたような……?
コウスケ「えっと……フルールさん……」
フルール「なぁに?」
コウスケ「その…これって…大体いつ頃まで……?」
フルール「1回の周期ってこと?」
コウスケ「はい……」
フルール「そうねぇ……短くても3日間くらいは血が出るわね」
コウスケ・マグ「(み、3日……!?)」
メイカ「長ければ1週間とかだったかなぁ」
フルール「そうね。大体そんな感じかしらね」
コウスケ・マグ「(い、1週間……)」
え……?
そんな期間あったの……?
知らんかった……。
マンガとかだと大体サクッと終わってるから…。
そっかぁ……。
まぁ…生理だけで何話も引っ張れないもんな……。
でも…そっかぁ……。
しかもこれが大体1月周期で……。
えぇ…マジかぁ……。
リオ「…オレ…初潮迎えるのが怖くなってきた……」
メリー「……わたしも……」
リオとメリーも同じようで、明日の我が身だと思って恐怖を抱いてしまったようだ。
うん、まぁ…怖いよね。
ただ、その怖さの一端を担ったのはあの人だよね……。
ユーリ「あんな大変そうなのが来たほうが健康なの……?おかしいよ……」
その本人はなんかドン引きしてるけど……。
フルール「あぁ、でも痛いのはそのうちの数日くらいかしらね」
メイカ「そうだね。早ければその日のうちに痛みが引くこともあるかな」
コウスケ「あっ…そうなんですね……」
それならまぁ…まだマシ…かな……?
あ〜…ま、まぁともかく……。
コウスケ「ありがとうございました、フルールさん。メイカさん」
リオ「あ、ありがとうございました…!オレたちだけじゃどうすればいいか分からなかったので、助かりました…!」
メリー「……ありがとう」
フルール「いいのよ。女性の共通の悩みだもの」
メイカ「そうそう。それに、困ったときはお互い様よ♡」
ほんと…フルールさんたちがいて助かった……。
マグ(う〜ん……見てるだけでも大変そうでしたね……)
コウスケ(ほんとにね……でもおかげで気持ちが楽になったよ……)
マグ(やっぱり頼れる人がいると安心しますね)
コウスケ(だね)
フルールさん様様だよ。
マグ(…コウスケさん……)
コウスケ(ん〜?)
マグ(辛かったらいつでも代わりますからね?私の体のことなんですから……)
コウスケ(ん〜……)
将来的には、慣れておいた方がいいのだろう。
しかし、この辛みを知ったうえでマグに代わりに耐えてもらおうとは…到底思えないな。
コウスケ(いや、いいよ。これからも俺が受けるさ)
マグ(でも……)
コウスケ(大丈夫大丈夫。それに、マグにあんまり苦しい思いはさせたくないしさ)
マグ(コウスケさん……)
う〜む……本心からではあるが、ちょっとカッコつけちゃったかな?
ちょっと恥ずかしくなってきた……。
マグ(…私も、コウスケさんが苦しそうにしてるところなんて見たくないです……)
コウスケ(…マグ……)
マグ(……)
う〜ん……。
譲りたくない……譲りたくはないけど……そう言われると弱い……。
どうするか……。
ん〜……。
コウスケ(……じゃあ…半分こだ)
マグ(半分こ…ですか…?)
コウスケ(うん。今日は俺が受けるから、マグは明日の分を受けてくれ)
マグ(あっ…1日ごとに交代ってことですね?)
コウスケ(そういうこと。あっでも今日はもうあと寝るだけだから、次起きて、また寝るまでの間ね?お互いに相手の苦しんでるところを見たくないから引けないってんなら、諦めて分かち合おうってわけだよ)
マグ(それなら、はい!わかりました!)
くくく、計画通り……。
最初は今回は俺、次回はマグってしようかと思ったけど、それだとその時その時の期間の変動で受ける日数が変わっちゃうし、期間中ずっとくらい続けるってのは堪えそうだからな……。
俺はどうにか我慢したいが、マグにあまり我慢を強いたくない……。
ならばとこの案よ。
これなら今日頑張れば明日は休める…をお互いに繰り返せるから、まだマシだと思う。
それになにより……くくく……。
生理の期間は3日〜7日。
痛みは数時間から数日間。
これを加味して、この日毎交代制を考えれば……。
3日なら俺、マグ、俺。
4日なら俺、マグ、俺、マグ…といったように、さりげなく俺が多めに受けるようになっているのだ……!
偶数なら同じだが、奇数なら俺が多く受けることになる……。
その分マグを守れるって寸法よ…へっへっへっへ……。
地味だがこれは多分効いてくるはずだぜぇ……?
毎回コツコツと身代わりになり、最終的に大差を付けてやりたいですねぇ……。
勝負とかじゃないのは重々承知してます、はい。
メイカ「それじゃあ、明日私からギルドに伝えておくよ」
コウスケ「あっ、ありがとうございます」
メイカ「いいのいいの。それよりもよかったねマーガレットちゃん」
コウスケ・マグ「(はい?)」
メイカ「思ったよりずっと元気そうで。マーガレットちゃんは軽い方だったんだねぇ」
コウスケ・マグ「(えっ?)」
メリー・リオ「「…軽い方……?」」
ユーリ「これで……?」
フルール「あぁ、そうね。頭とか腰とか、体のあちこちが痛くなるときもあるし、ひどい時は吐き気とかするものね。それを考えたらマーガレットは軽い方で済んでよかったわね」
みんな『(…………)』
マグ(……コウスケさん……私、明日が怖いです……)
コウスケ(……俺は今日これからが怖い……)
寝て起きたら悪化してる…なんてことないよな……?
いやほんと……こんなのとずっと付き合ってる女性って凄いな……。
TSモノの鉄板、生理のお話でした。
この話を書くにあたって、軽く初潮、生理等について調べたんですけど……。
…軽く見ただけでも大変そうっていうのがわかる内容でしたね……。うん……。
途中、体を拭く辺りからスパッと飛ばしましたが、自分はもちろんとして、誰かが生理です〜ってところに出くわした経験がないので、あまり細かく書くのもなぁ〜…と思ったからです。
経験値ゼロですから、書くにはネットの情報をアテにするしかないわけですが……なんか…不安じゃないですか?
他にもネット情報を頼りにしたものはあるので、今さら感はあるんですけど…あんまり明言するのはどうなのよと。
まぁ日和ったとも言うんですがね。
さてさて、とにかく今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
ではでは。




