269.みんなで着物…小悪魔ちゃんと秘密の契約
ユーリ「モニカちゃん大丈夫?」
モニカ「はい…!昨日にはもうほとんど治っていましたので…!」
ユーリ「そっか、よかった」
ユーリさんが一面を飾った日から一夜明け、無事に (?)一面を取り戻した休日の朝。
軽く嘆いたあと朝ごはんを済ませて少しまったりしてから、モデルの仕事をするために商業ギルドへと出かけた。
同行者はユーリさんとリオ。
そして今回はメリーと、久しぶりにローズさんに会えるかもと、フルールさんが参加。
ディッグさんたちは、「あまり大勢で押しかけても迷惑だろう」と言って、確実に騒いで迷惑をかけると満場一致で思われ、行きたいと駄々をこねるメイカさんを抑えてくれることになった。
めっちゃありがたいですディッグさん、ケランさん。
さて、他のみんなとは冒険者ギルドで待ち合わせ…なのだが、モニカちゃんの家がほぼ通り道にあるのでそこでモニカちゃんを拾ってから冒険者ギルドへと向かうことに。
そして現在。
昨日一昨日と風邪で休んでいたモニカちゃんと合流。
ユーリさんがさっそく容体を尋ねたというわけだ。
うん、見た感じ無理をしてるわけでもなさそうだし、ほんとに軽い風邪だったんだね。
治ってよかった。
しかし…風邪引いた理由が、「夜寝てるときに体を冷やしちゃったから」ってアリシアさん言ってたけど……。
…確か…アリシアさんがモニカちゃんにえっちぃ知識を教えるって言ってたんだよな……。
んで、その日の夜に体を冷やして風邪を引いた、と……。
……1人での致し方を知って、さっそくやって…そのまま寝ちゃったとか……?
……うん、やめよう。
人のプライベートを詮索するのはよくない。
コウスケ「でもちょっとでも変だと思ったら無理しないで言ってね?」
モニカ「あっ…う、うん……!」
サッ!
コウスケ・マグ((ん?))
今思いっきり目を逸らされたんじゃが?
えっ、めっちゃツライんだけど……?
と、そこで。
俺が傷を負ったのに気付いたユーリさんがすかさずモニカちゃんに話しかけた。
ユーリ「モ、モニカちゃん?どうしたの?」
モニカ「え…えっと…その……!(チラチラ)」
コウスケ・マグ「(?)」
モニカ「あぅぅぅ……///(ぷしゅ〜)」
ユーリ「えぇ……?」
リオ・メリー「「…?」」
しかしモニカちゃんは顔を赤くして俯いてしまい、ユーリさんは困惑した。
が、それだけで俺はなんか分かってしまった。
これ多分…風邪の原因 (予想)であるアレのオk…ゲフンゲフン……。
ともかく、マグのことを考えてたんだと思われる。
そしてそれが恥ずかしいやら後ろめたいやらでああなっているんじゃないかと。
そういうのマンガとかで見た。
しかし……そうなると、俺は下手なことができないな……。
普通に接してあげるのが良いんだろうけど……肝心のモニカちゃんの方がなぁ……。
だからってモニカちゃんから距離を置いたら不安にさせちゃうかもだし……。
あと俺が察したということを知られないようにもしないとだな。
バレたかもって思ったら、それこそ不安でいっぱいにさせちゃいそうだし……。
……いやまぁ、これ全部予想が当たってたらの話なんだけどね。
モニカちゃんの風邪の原因がアレだと決まったわけじゃないし……もしかしたらこの間のことを引きずってるだけかもしれないし……。
うん、そうだ、そうに違いない。
そう思わないと俺があれやこれや考えすぎてパンクする。
そうと決まれば…
コウスケ「う〜ん……とりあえず、冒険者ギルドに行こっか。もうみんな待ってるかもしれないしね」
ユーリ「そうだね」
リオ「あぁ」
メリー「……(こくり)」
モニカ「う、うん…!」
とりあえず他の子たちと合流して、商業ギルドに向かおう。
なんにせよ遅刻したら大変だからね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
カエデ「む?おぉ!マーガレット殿にユーリ殿!それに他の皆も!」
コウスケ・マグ・ユーリ「(「あっ、カエデさん!」)」
子どもたち『こんにちは!』
カエデ「うむ!こんにちは、でござる♪」
商業ギルドへ来た俺たちが受付へ行くと、そこには商隊の護衛兼ヤマトからの使者であるカエデさんがいた。
カエデ「そちらは初めましてでござるな。拙者、カエデと申す。縁あって皆と仲良くさせていただいているでござる」
フルール「あら、ご丁寧にどうも。私はフルール。この子は娘のメリーよ」
メリー「……ござる?」
カエデ「ふむふむ、フルール殿とメリー殿でござるか!……えっ?娘?」
あっ、その反応、懐かしくてなんだか新鮮だわ。
ローズ「あら?あらあらあら?久しぶりの子がいるじゃな〜い!」
みんな『…!(ビクッ)』
突然どこからか聞こえてきたローズさんの声。
それに身を固める子どもたちとカエデさん。
…カエデさんも苦手なのかな?
それはともかく、ローズさんは…と、いたいた。
早歩きでこっちに来る。
……あれだね。
早歩きで迫るマッチョって怖いね。
まぁそれはそれとして…
コウスケ・ユーリ「「ローズさん、こんにちは」」
マグ(こんにちは〜♪)
フルール「ふふっ…相変わらずのようね」
メリー「……ローズさん、こんにちは」
ローズ「こんにちわん♪久しぶりねフルール。あれからどう?」
フルール「変わらないわ。毎日穏やかで…楽しいわ」
ローズ「…そう♪それはよかったわ♪」
マグ(ふふふ♪フルールさん、楽しいですって♪)
コウスケ(うん♪嬉しいねぇ♪)
マグ(嬉しいですねぇ♪)
メリー「……ローズさん。ママ、ローズさんに会うの楽しみにしてた」
フルール「ちょっ…!?」
ローズ「あらあらあらあら♪嬉しいじゃないの〜♡」
フルール「し、仕方ないじゃない…!たまにしか会えないんだし……」
ローズ「んもぅ!可愛いわよフルールぅ♡」
フルール「うるさいわよ…!」
メリーに暴露されて慌てるフルールさんと、それをいじるローズさん。
コウスケ(フルールさんのこういう一面も新鮮だねぇ)
マグ(ですねぇ。ふふっ♪フルールさん、本当に楽しそう♪)
うむ。
友人がいるってのは、やっぱり強いのぅ。
と、タイミングを見計らったのか、フルールさんとローズさんのじゃれあいがひと段落したところでみんながローズさんに挨拶をした。
みんな『こ、こんにちは……!』
ローズ「あら…えぇ、こんにちは♪」
前までは怯えていたみんなが…いや、まぁ…今も若干怯えてるけど。
俺の後ろに団子になってるけど。
とにかく、そんなみんながローズさんに自分たちから挨拶をした。
う〜ん…成長を感じる。
ローズさんもそれに少し嬉しそうに答えている。
うん。
この感じなら、割ともう少しで普通に話せるようになるかもね。
でも…
カエデ「……(コチーン)」
カエデさんが固まってらっしゃる。
果たして、カルチャーショックで固まっているのか、はたまた既に無礼をして怒られた後だからなのか……。
前者であると…祈っておこう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さてさて。
そんな俺たちは商業ギルドの人とローズさんの案内で衣装室へとやってきた。
そこにももちろん知り合いがいた。
ピコット「おっ!マーガレットちゃん来たっスね!」
ヤマト女性A「あっ、来てくれたんだね!今日はよろしく!」
コウスケ「ピコットさん、お久しぶりです。えぇ、私も楽しみにしてたんです。よろしくお願いします」
転写士ピコットさんと、カエデさんと一緒にモーリッツさんのお店で出会ったヤマトの女性だ。
そしてもはやおなじみのスタイリストさんたち。
っと…
コウスケ「今日はミュイファさんはいないんですか?」
ミュイファ「ここにいるよ〜♪」
コウスケ・マグ「(んにゃぁ!?)」
そう言いながら俺の胸を揉み、さらに背中にむにゅっと柔らかいものを押し付けるのは…
コウスケ・マグ「(ミュイファさん!?)」
ミュイファ「にゃは♪久しぶり〜♪」
はい。
商業ギルドのギルドマスター、ミュイファさんです。
人の乳揉んでますけど、これでもギルドマスターです。
何やってんのこの人。
コウスケ「ってかいい加減離してください!」
ミュイファ「採寸採寸〜♪」
コウスケ「採寸の手つきじゃない!」
スタイリストさん「はい、マスターそこまでですよー」
メイクさん「今日は忙しくなるんですから、遊んでる暇はないんですよー」
ミュイファ「ああん、もうちょっと〜」
離れる気のないミュイファさんを、スタイリストさんたちが無理矢理引き剥がしてくれた。
はぁ……危ない危ない……。
ミュイファさんは思春期男子 (20歳)には毒すぎるぜ……。
ローズ「さ♪そういうわけだから、さっそくお着替えしちゃいましょ♪」
パンッと手を叩いたローズさんの言葉にみんな頷き、俺たちの衣装合わせが始まった。
そして、時間がないと言った通り、着替えをしながら今日のスケジュールの確認もすることに。
とはいえ、やることは「ヤマトの服の宣伝」だ。
今日はほとんどそれだけらしい。
さて、そのヤマトの服を着るわけだが、みんな初めて着る着物…正確にいえば、今回は動きやすさやオシャレさを重視した浴衣なのだが、どっちにしたってみんな興味津々。
そして苦戦もしてる。
シエル「可愛い……!」
チェルシー「ねっ!凄く可愛い〜!」
リオ「うお…生地が薄い…けどだいぶしっかりしてる……」
ショコラ「これが服?布じゃないの?」
パメラ「いや、でもちゃんと服っぽい形してるよ」
モニカ「この帯で止めるんだ……崩れたりしないかな…?」
メリー「……ふあん」
フルール「結構しっかり止めないと危ないかもしれないわね」
ユーリ「そうですよ〜。う〜ん、懐かしいなぁ〜♪」
なんてワイワイしながら、スタイリストさんやカエデさんたちに手伝ってもらって着付けていく中、サフィールちゃんがどこか浮かない顔をしているのに気がついた。
コウスケ「どうしたのサフィールちゃん?」
サフィール「あっ、えっと……い、今更なのですが……こ、これが……」
そう言ってサフィールちゃんが指したのは自分の頭…
コウスケ・マグ「(あっ……)」
そっか…ツノがあるんだ……。
鬼人族のツノとはちょっと違う…迫害の対象にされるタイプのツノが。
まずった……完全に失念してた……。
どうしよう……今から断るにしろ逃げるにしろ、理由を聞かれるのは確実だし……。
俺が自分のミスを悔いて打開策を考えていると、ミュイファさんがサフィールちゃんの後ろにやってきた。
ミュイファ「大丈夫。事前に君は頭部をあまり人に見られたくないということを知らせてあるよ」
サフィール「えっ……?」
コウスケ「そうなんですか?」
ミュイファ「うん♪ジルからもよろしくって言われてるしね。預かったからには、しっかりと楽しめるようにお膳立てしておくのが大人の仕事さ♪」
コウスケ・サフィール「「ミュイファさん……!」」
マグ(ミュイファさん……ちゃんとしてる……)
マグが辛辣。
でも俺も正直同感な部分があるから何も言わない。
ミュイファ「ささっ、だからサフィールちゃんはそっちの更衣室で着替えておくれ♪マーガレットちゃんたちも手伝ってあげるんだよ?」
コウスケ・マグ「(はい!)」
みんな『は〜い!』
サフィール「ありがとうございますミュイファさん!マーガレットさん、行きましょう!」
コウスケ「うん!」
よかった。
サフィールちゃんも気兼ねなく楽しめそうだ♪
ありがとうミュイファさん。
さっきのセクハラは不問にしとくね!
スタイリスト「それじゃあマーガレットちゃん。これが2人の衣装だよ」
ヤマトの女性「それとこれ。その浴衣に合う帽子とか選んだから、好きなものを着けてね。もちろん他の子も使っていいよ!」
コウスケ「ありがとうございます」
これだけあればサフィールちゃんが気にいる帽子も見つかるだろう。
俺はそれらを持ってサフィールちゃんとウキウキで更衣室へと入った。
なんかミュイファさんがニヤニヤしてた気がするけど、あの人いつもあんな感じだしいいや、と気にしなかった。
さすがにサフィールちゃんの帽子にトラップを仕掛けるような人だとは思っていないからこその判断なのだが。
そしてそれは正しかった。
衣装に変な細工はされていなかった。
問題は俺自身だ。
サフィール「よいしょ…」
ふにょん…
コウスケ「……」
サフィール「んしょ……んしょ……」
むにむに…
コウスケ「……」
なんでサフィールちゃんと2人で更衣室に入ったんだ?
そもそも着物も浴衣も着方知らないのに。
ちなみに浴衣。
俺のは至って普通の子ども用浴衣なのだが、サフィールちゃんの方は特徴的なソレに対応した特別性になっている。
そしてこれ、一応1人でも着替えられることは着替えられるのだが、それがめちゃ大変そう。
なのでサフィールちゃんはこうして手伝いを願ってきたわけなのだ。
ミュイファさんがニヤニヤしてた理由がわかった。
俺が困ることが確定してたからだ。
とはいえこればっかりは俺のうっかりが原因なので……。
大人しくユーリさんとかに頼めばよかっただけなので文句は言えない……。
なお、これを想定してたのかは知らないが、更衣室には浴衣の着付け方がわかりやすく図付きで説明されている紙が貼ってあったので、それを見ながらどうにかこうにか形には出来た。
そして最後に帯を締めるのだが…この時にキツすぎず、さりとて少しでもユルいと感じないぐらいに締めないと浴衣がはだけてしまうということを思い出したので、それを意識して少し強めに締めた。
ちゃんと本人にもそれを伝えてからやった。
コウスケ「大丈夫?キツすぎたりしない?」
サフィール「大丈夫です。少しキツいくらいがちょうどいいんでしたよね?」
コウスケ「うん。確かそう」
サフィール「でしたらやっぱり大丈夫です。それじゃあ、マーガレットさんのお手伝いをさせていただきますね?」
コウスケ「うん、ありがとう」
と、ここまではよかった。
サフィールちゃんの可愛らしい浴衣姿にキュンする余裕もあった。
ここまでは。
なんで2人で入ったんだってことを、サフィールちゃんに着付けを手伝ってもらう段階で気づいてしまったのだ。
気づかずに終わっていたらよかったのに……。
だって何がまずいって、着付けをするには密着することがあるわけで。
そうなると、サフィールちゃんのふにふにが当たるわけで。
しかも狭い更衣室だから逃げ場もなく、サフィールちゃんの手伝いだけして自分だけ外で着替えるってのもなんかアレだし、申し出を断るのも気が引けるし…というわけで受け入れるしかないわけで……。
サフィール「♪〜」
サフィールちゃんが上機嫌だからいっか〜…なんて思考もしてみたものの、そんな長続きするわけもなく、すぐにソレに意識を持ってかれるわけで。
うぅぅ…いかんいかん……。
ただでさえマグがふにふに警察なんだから、俺がしっかりと自制しなければ誰が止めるんだ……。
……。
……どうしよう……。
今さらだけど、そのとき止めてくれそうな人フルールさんくらいしかいない……。
メイカさんもユーリさんもマグに甘いからなぁ……。 (特大ブーメラン)
サフィール「前大丈夫ですか?」
コウスケ「ん…だ、大丈夫……変なとこはないよ…」
サフィール「よかった。それでは帯を締めますね」
コウスケ「うん…お願い……」
と、なんだかんだ考え込んでる間にもう締めだ。
ふぅ……どうにか耐え…うっ……ん〜……。
サフィール「どうですか?キツくありませんか?」
コウスケ「ん〜…大丈夫そう」
サフィール「よかったぁ♪」
俺も自制しきれてよかったです♪
さて、それじゃああとはサフィールちゃんに合う帽子を…
ぎゅっ
コウスケ・マグ「(へっ?)」
サフィール「……///」
突然サフィールちゃんが抱きついてきて固まる俺の図です。
いや言ってる場合でなくて…
コウスケ「サフィールちゃん?どうしたの?」
サフィール「…えっと…ですね……ど、どうですか……?」
コウスケ「ど、どうとは……?」
サフィール「えと……わ…私…の…胸の感触…です……」
コウスケ「ふぇ……」
マグ(最高です♪)
それ俺がいうわけにはいかないんよマグさん。
コウスケ「ササササフィールちゃん……えと…えと……」
サフィール「…可愛い…♡」
コウスケ「ひぇ……!?」
耳元でボソッと囁くのやめて!?
サフィール「…マーガレットさん…♡」
コウスケ「は、はいなんでしょう?」
サフィール「いつも、助けてくれてありがとうございます♪さりげなく壁になってくれてることも、いやらしい視線で見てくる人に睨みつけてくれてることも…私、とっても嬉しいです…♪」
コウスケ「そ、それはよかったです……」
急なお礼に普通に照れる俺。
が、それはすぐに上書きされる。
サフィール「でも…マーガレットさんも…おっきいお胸…好き…ですよね?」
コウスケ「へっ!?え〜っと…そ、それはぁ…そのぉ……」
コウスケ(マグの日頃の行いのせいで否定出来ないんですけどぉ!)
マグ(コウスケさんだってお胸好きなんですから否定することないじゃないですかぁ!)
コウスケ(だからってここで肯定するのは…)
ふにょん♡
コウスケ・マグ「(みゃっ…!?)」
サフィール「…♡」
サフィールちゃんが胸を押し付けてきて、2人して意識をそっちに持っていかれた。
ヤバイヤバイ……!
今のサフィールちゃんは初めての浴衣姿であるギャップも兼ね備えているからより魅力が……!
って違う違う!
いやサフィールちゃんが魅力的なのは違わないけど、そうじゃなくて…えーと…えーと……!
サフィール「…くすっ♪」
コウスケ・マグ「(…っ?)」
テンパる俺を見つめていたサフィールちゃんが突然くすりと笑った。
そしてとても楽しそうに、嬉しそうに微笑みながら言う。
サフィール「ふふふ…♪ユーリさんの言う通りですね…♪」
コウスケ・マグ「(えっ…?)」
サフィール「マーガレットさんの可愛いお顔が見れました♪」
……ほう?
ユーリさんがそんなことを?
サフィール「マーガレットさん」
コウスケ「は、はい」
ずいっと寄ってきたサフィールちゃん。
さりげなく再び押しつけられた胸にドギマギしつつもどうにか返事を返すと、サフィールちゃんは可愛らしく笑いながら俺に言葉を告げる。
サフィール「ありがとうございます♪」
コウスケ・マグ「(えっ…?)」
サフィール「私、ちょっぴり自分に自信が持てました♪」
コウスケ「えっ…えっと……おめでとう……?」
…なんの話……?
サフィール「マーガレットさん」
コウスケ「う、うん…なぁに…?」
サフィール「…また…してもいいですか……?」
コウスケ・マグ「(へっ…!?)」
な、なにをそんなモジモジしながらチラチラ見て……そんなの俺はちょっと耐えられないのでマグに全部任せて…は、出来ないんだろうなぁ……。
絶対どっかで食らうんだろうなぁ……。
というか……
サフィール「……♡(モジモジ)」
こんなお願いのされ方したら断れないんだよぉ…俺はよぉ……!
コウスケ「…ひ、人目のつかないところでね……?」
サフィール「…♡はい♪」
せめてもの条件を…と思ったが……余計にイケナイ雰囲気がする提案になっただけな気がする……。
えっ…待って……?
マジで……?
発散するのが大変な今の状況に、さらにサフィールちゃんの誘惑も混ざるの……!?
つら……つらぁ……!
サフィール「…♪」
うぅぅ……。
でもこんな嬉しそうな子に今さらやめてなんて言えない……!
意志が弱い……!
はぁ……。
とりあえず……ユーリさんあとでお説教しとこう……。
うおおお!
ギリギリ日を跨がなかったぁぁ!
遅くなって申し訳ありませんでした!
毎週言ってる気がしなくもないです!
頑張れ俺!
ではまた来週!
ではでは!(勢いで誤魔化す)




