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異世界で少女とまったりするために頑張る  作者: レモン彗星
第3章…鍛治コンテスト
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249.ヤマトの人たち…と着物とイベント

山場を越えたところで商品チェックに戻る俺たち。


と、そこへ近づいてくる気配。

少しの間気配を感じた店の奥の方を見ていると、案の定そこから集団がやってきた。


数人はモーリッツさんとこの部下の方々だろう。

残りの数人は…


マグ(おぉ!?なんですかあのキレイな服…服?かな?)


と、マグが反応したのは、その集団が着ていた服…もとい、着物。

男性用女性用とデザインは違えど、一様に華やかな和の装いをしているのだ。


おそらくあの人たちはヤマトからの使者だろう。

こちらが訪問したから、向こうからも訪問が来た、ということだ。


色取り取りの品物があったことからも分かるが、訪問が来たということがさらに取り引きの成功を約束してくれている。


これなら定期的にお米が食べられる…どころか、こっちの世界にある日本文化的な、アジア文化的なものもちょくちょく入ってくるかも……。


これは楽しみだな♪


内心むふふ…♪と楽しみにしつつ、マグに着物のことを軽く説明していると、やってきたヤマトの人っぽい人たちが声をかけてきた。


ヤマト男性A「むっ?さっそく客人かと思ったが……これまた大勢の子どもたちが来たものだな」

ヤマト男性B「それにそちらの方は、もしや同郷の者か?」

ユーリ「あっはい、ヤマト出身です」

ヤマト男性A「そうかそうか。同郷がいるならこの街での商売は多少は楽になるやもしれんな!さっそくいくつか見てみたか?」

ユーリ「はい。今大豆をたくさん買わせていただこうとしてるところです」

ヤマト男性B「ほう、大豆を。もしや味噌を作ろうと?」

ユーリ「いえ。私の目的は豆腐作りでして…」

ヤマト男性A「豆腐?だが今回我々は《にがり》を持ってきておらんぞ?この辺りには海もないが、手に入れる算段があるのか?」

ユーリ「そこはですね…」

ハルキ「僕の方で記憶を探りまして、この街のダンジョンに海と同じような水質の湖があったはずだと思い出し、それを少し試そうと…」

ヤマト男性B「なんと!?」

ヤマト男性A「うぅむ…やはり迷宮とは奇怪なものよなぁ……」


また向こうで熱いお話合いが始まった側で、俺たちはこちらに来たヤマト女性2人とお話をする。

両方鬼人族のようで、頭に赤いメッシュの入ったツノが1本とか2本生えている。


う〜ん、タイムリー。

今現在俺の頭に付いてるツノを見てどう思うんだろうか?

とりあえず怒られたくはない。


ヤマト女性A「ご機嫌よう」

チェルシー「はぇ……!?」

モニカ「ご、ご機嫌ようです……?」

ヤマト女性B「ふふふ♪そう固くならなくてもいいでござるよ♪」

チェルシー・モニカ「「す、すいません……」」

マグ・ショコラ・パメラ(「「ござる……?」」)


揃って首を傾げる (見えないけど多分マグも傾げてる)子どもたちに少し笑みをこぼしつつ、この中でユーリさんの次にヤマト慣れしてるであろう俺が応対をするべく前に出る。


コウスケ「こんにちは。遠路はるばるお越しいただきありがとうございます」

ヤマト女性B「うむ。しかし気にすることはござらん。こちらにも利のあることと考えこうして参っただけでござるからな」

コウスケ「利、ですか?」

ヤマト女性A「えぇ。この街の品物はどれも素晴らしかったわ。そんな街の方が、ウチの国の品が欲しいと言うのだもの。これに乗っからない手はないわよ♪」

ヤマト女性B「おい…あまりあけすけにものを言うな……」

コウスケ「いえいえ、お気に召したようで何よりです」


おかげで俺はホクホク気分だしな♪


コウスケ「そうだ!もしお時間よろしければ、ヤマトの品のことを教えてくださいませんか?」

ヤマト女性A「えぇ、いいわよ」

ヤマト女性B「うむ。拙者も構わない。そも、幼な子の頼みを聞くのも、大人の務めというものであるからな」

コウスケ「ありがとうございます!」


へっへ〜♪

こういうとき同性…しかも子どもなら下心とか疑われることが無いからいいよねぇ♪

気にしすぎと言われればそうかもだけど、どうしても気になっちゃうんだよねぇ……。


それにそれぐらいの方が余計なトラブル抱えないで済みそうだし……。


ヤマト女性B「しかし…お主のそのツノ、大変可愛らしいでござるな♪」

ヤマト女性A「あっ、私も思ってた!魔法で作ってるの?」

コウスケ「あっ、そうなん…」

チェルシー「そうなんですよ〜♪」

ショコラ「可愛いですよね〜♪」


トラブルじゃなく褒められたので、上機嫌で答えようとしたところ、何故かチェルシーとショコラちゃんが自慢げに答えた。


そしてそれに他の子も続く。


パメラ「前髪からちょこんって出てるのがいいよね〜♪」

メリー「…うん♪すごく似合ってる♪」

モニカ「マーガレットちゃん、耳とか尻尾とか着けても可愛いもんね♪」

サフィール「はい♪とても愛らしいんですよね♪」

リオ「まぁ…似合ってはいるよな」

シエル「そ、そうね…でもちょっとだけよ?ちょっとだけ……ちょっとはしゃぐぐらいだからね?」


さっきも聞いたけど相変わらず大絶賛である。


ヤマト女性A「へ〜!このツノ、見慣れてない人は怖がることが多いんだけど、まさか子どもたちにこんなに受け入れられてるなんてね〜」

ヤマト女性B「うむ。それに…耳や尻尾と言ったな?もしや獣人の耳や尻尾の飾りがあるのか?」

コウスケ「あっはい、そうです…」

ショコラ「マグ!マグ!あれ!あれ見せてあげようよ!」


あれ?


コウスケ(ってどれ?)

マグ(多分モデルをしたあの本のことじゃないですか?)

コウスケ(あぁ、あれね)


確かにあれには俺のケモノっ娘姿が描かれてるからちょうどいいな。


というわけで、愛らしさ1000%のマグの姿、とくと見るが良い!


ヤマト女性A・B「「か、可愛いぃ〜!!」」


ふふ〜ん♪そうでしょうそうでしょう♪

当然ですとも♪マグはかーいーかんな!


みんな『ふふ〜ん♪』


我が友たちもみんな自慢げ。

まぁ当然よな!マグはかーいーかんな!


マグ(あぅぅ……///)


照れてるマグもかーいーよ!


ヤマト女性A「おぉぉぉ…!あなたも可愛いけど、この街の服ってみんなこんな感じなの……!?」

ヤマト女性B「華やかでござるな……!」

シエル「それも確かにありますね」

パメラ「可愛い服がいっぱいだよねぇ♪」

ヤマト女性A「いいな〜…ヤマトも可愛い柄はあるんだけど、やっぱり他の国の文化って気になるのよね〜」

チェルシー「わかります!アタシもヤマトのお洋服、すごく素敵だなって思います!」

ショコラ「うん!すごくキレ〜イ!」

ヤマト女性A「ありがとう!ふふふ、自分の国の文化を褒められるのって嬉しいわ♪」


と、ヤマト女性Aさんと服飾大好きっ子(with超素直な女の子ショコラちゃん)が盛り上がる。


ヤマト女性B「ははは。やはりどこの国も、女子(おなご)は綺麗な装いを好むのでござるな」

コウスケ「可愛いものは心が躍りますからねぇ」

ヤマト女性B「うむ。それは確かに」


俺たちは途中で抜けてきたヤマト女性Bさんとお話をすることに。


せっかくなのでずっと気になっていたことを聞いてみた。


コウスケ「ところで…もしかしてあなたは、武士ではないですか?」

ヤマト女性B「おおっ!真よく知っておられる!」

モニカ「武士?」

サフィール「えっと…確か、ヤマトの国の…将軍…でしたっけ……?」

ヤマト女性B「いやいや。拙者はまだ将を名乗れるような者ではござらんよ。ただのしがない武士(もののふ)でござる」

リオ・モニカ・サフィール『モノノフ……?』

メリー「……?」


まぁ聞き馴染みないだろうなぁ。


コウスケ「ヤマトの国の言葉で、武士ということだよ」

リオ「えっ?同じ武士なのか……ですか?」

ヤマト女性B「うむ。これはまぁ、地方の差、というやつでござるな。他にも《侍》や《武者》というのも似たような意味でござるぞ」

サフィール「そ、そんなにあるんですね……」

メリー「……むずかしい……」

ヤマト女性B「はっはっは!難しく考えず、好きに呼んでもらって構わないでござるよ!」


う〜ん、サッパリしてる人だ。

こういうのって、人によってはこだわりがある人とかいるからなぁ……。

場合によっちゃ絡んでくるからな……めんどくさい……。


その点この人なら安心だな。うん。


リオ「そ、それでその……ずっと気になってたんですけど…その刀……」

ヤマト女性B「む?気になるなら見てみるでござるか?」

リオ「ぜ、ぜひ!」


武器大好きっ子リオちゃんは服とか呼び名よりも刀の方が大事らしく、嬉しそうに提案を受けた。


まぁリオ、オシャレとかあんま興味ないもんね。

基本的に俺らが似合いそうなの着せてキャッキャしてるだけだもんね。


呼び名もあんま興味ないもんね。

よっぽど変じゃなきゃ気にしないもんね。


それはそれとして俺も本場の刀には興味があります。


そんな興味津々な俺たちに、ヤマト女性Bさんは自分の腰に下げていた刀を鞘ごと引き抜いて見せてくれた。


ヤマト女性B「これが拙者の愛刀でござる」

リオ「おぉぉ…!」

モニカ「わぁ…お花の柄が付いてる…!」

サフィール「キレイですね…!」

メリー「……!(こくこく)」


マグ(すごいですね…!どうやったらこんなに細かく刺繍が施せるんでしょう…!?)


みんなが興奮しているのは、刀の鞘の模様のこと。

確かに、匠の技を感じる見事な刺繍だ。


ヤマト女性B「そうでござろう?そして…」


チャキ…っと音を鳴らし刀の(つば)を上げ、ゆっくりと引き抜く。

シャラン…と澄んだ音が鳴り、刀身を露わにしたその姿に俺たちは息を呑む。


鍛治ギルドにあったものも業物だった。

だが、その業物が色褪せるほど、それは見るものを圧倒した。


マグ(キレイ……)


ボソリとマグがつぶやく。


そう。

その刀は武器とは思えぬほど…命を奪う道具とは思えぬほど、美しかったのだ。


リオ「オレも…いつか……」


リオもボソリとつぶやいたのが聞こえた。

どうやらリオの鍛治魂に火がついたようだ。


そしてそのつぶやきに、ヤマト女性Bさんが反応した。


ヤマト女性B「む?お主、刀が欲しいのでござるか?」

リオ「えっ?あぁいえ…そういうわけではなくて……」

ヤマト女性B「む?」

コウスケ「あ〜…リオは鍛治ギルドの子なんです」

ヤマト女性B「ほほう、なるほど!作る側なのでござるな!」

リオ「あっ、えぇ…まぁ…一応……」


リオは今ちょっと休業中なので歯切れが悪い。

しかし言わなきゃ多分話が進まないので言わせてもらった。

もちろん言っちゃった以上フォローさせていただきますとも。


ヤマト女性B「実は向こうで話しているあの男も刀鍛冶なのでござる」

コウスケ「そうなんですか?」

ヤマト女性B「うむ。ここがある程度落ち着いたらこの街の鍛治師を見たいと言っておったので、おそらく近いうちに顔を出すと思うでござるよ」

リオ「そ、そうなんですね……」


あ〜…そうしたらリオのことがバレちゃうか……。

そのときが来たら上手いこと誤魔化せるように何か考えとくか……。


コウスケ「あの方も刀鍛冶…ということはその刀も?」

ヤマト女性B「いや、この刀は拙者の里の刀鍛冶が打った自信作…らしいでござるよ」

コウスケ「らしい?」

ヤマト女性B「拙者が顔を出したときは酔いつぶれておられて、その御子息がそう言っていたのでござる」

コウスケ「酔い潰れて……」

モニカ「そ、それはタイミングが悪かったですね……」

ヤマト女性B「うむ…今度また尋ねてみる予定でござる」


マグ(何があったんでしょうねぇ……?)

コウスケ(あんま重い理由じゃないといいねぇ)


その刀鍛冶のこともちょっと気になるが、それよりもとりあえず話を逸らせたのでホッとした。


ハルキ「マーガレットちゃん」

コウスケ「ん、ハルキさん」


そこでハルキがこっちに話しかけてきた。


コウスケ「そちらの話し合いは終わったんですか?」

ハルキ「僕はまとめて発注する予定だからもうちょっと詰めるけど、ユーリさんの方は終わったから大豆を持ってそろそろ帰ってくるよ」

コウスケ「そうですか〜」


マグ(……?大豆だけなんですか?)

コウスケ(あっ)


そういえばあのお狐さん、途中から大豆にしか目が行ってなかったような……。


コウスケ「えっと……ユーリさんが買ったのって…」

ハルキ「大豆だけだよ」

コウスケ・マグ「(あ〜……)」

ハルキ「米俵ってあるでしょ?」

コウスケ「ありますけど……えっ、まさか…」

ハルキ「量的にそれに入れてくると思うよ」

コウスケ「えぇ……?」

ハルキ「2つはあると思うよ」

コウスケ「多すぎるってユーリさん……」


一般家庭…とはまたちょっと違うけど、それにしたって多すぎる……。

そもそもそんな量をどこに置く気なんだ……。

キッチンに置くには邪魔すぎるぜ……?


ハルキ「だからお米とか他のものはそっちで見繕ってね」

コウスケ「りょーかいです……」


マグ(多分フルールさんにお説教されますね……)

コウスケ(間違いないねぇ……)


ご愁傷様です、ユーリさん。


ハルキ「あぁそれともうひとつ。これはみんなに聞いときたいことなんだけど…」

コウスケ「?」

リオ「えっ?オレたちにもですか?」

メリー「……?(こてん)」


なんだろう?なんかイベントの予感……。


ハルキ「実は交渉が上手くいったら商業ギルドの方でヤマトの品を紹介する本を作ろうと思ってたんだ。それで提案なんだけど、君たちに子ども用の着物のモデルをやってもらえないかなって」

モニカ「わ、私たちが……!?」

マグ(わっ!やった!あのキレイなキモノを着れるんですね!)

ハルキ「どうかな?」

コウスケ「特に断る理由はないので、私は構いませんよ」

マグ(やったぁ!)


マグも大喜びだし、むしろお礼を言いたいくらいです。

今回の交易品の中にも着物はあったけど、サイズが大人用だからなぁ……。


お土産にするにしたってサイズがわからなきゃ買いようがないから困ってたんだ。

まさに渡りに船というやつだな。

多分。


が、モデル経験のある俺たちと違い、他の子たちはちょっと遠慮気味。


サフィール「う〜ん……素敵なお召し物だとは思いますが……」

リオ「さすがにモデルはちょっと…なぁ……?」

モニカ「うん……マーガレットちゃんみたいに可愛く着れる自信も無いし……」

メリー「……(こくこく)」


まぁなかなか乗り気にならない気持ちはわかる。

特にこの子らは元から控えめな性格だから余計にだろう。

対して…


ショコラ「なになに?モデルさん?」

パメラ「わぁっ!面白そう!」

チェルシー「マギーちゃんがやってるの、ちょっと楽しそうだねって言ってたもんね!」


元気だねこの子らは。

いつも眩しい笑顔をありがとね。


シエル「キモノ……!うぅ…でもさすがにモデルは恥ずかしいし……」


お洋服大好きシエルちゃんだが、やっぱりモデルは恥ずかしいらしい。


シエル「それにマーガレットの方が可愛いし……」

コウスケ・マグ「(いやシエルも可愛いよ?)」

シエル「ふぇっ!?」


おっと。

思わず本音がポロっちまったぜ。


しかしこうなったら必ず乗ってくる子がいるのだ。


チェルシー「そうだよシエルちゃん!シエルちゃんもすっごい可愛いんだから、一緒にモデルしよ!」

ショコラ「うん!絶対楽しいよ!」

パメラ「それにキモノ着たいんでしょ?いつかは着れるだろうけど、今なら試作品とかお店に出回らないようなものも見れるかもよ?」

シエル「うぅ……!そ、それは見たい……!わ、わかったわ……!アタシもモデルする……!」

チェルシー・ショコラ「「やったー!」」


ほんとこの子ら元気よなぁ……。

いつも元気を分けてもらってます。

多分元気玉の1つや2つは投げられるくらいもらってるよありがとね。


ヤマト女性A「ふふふ、元気があっていいわねぇ♪」

コウスケ「はい。いつもお世話になってます」

ヤマト女性A「ふふふ♪と、そうだ。細かいことだけどちょっとごめんね?」

コウスケ・マグ「(?)」

ヤマト女性A「あそこにあるのは確かに着物なのだけど、多分あなたたちに着てもらうのはあれよりももっと着やすくて可愛い《浴衣(ゆかた)》になると思うの」

コウスケ「ふむ……」

マグ(ユカタ?)


なるほどね……と言ってみたが、着物と浴衣の違いがイマイチピンとこないオシャレ初心者な私だよ。


コウスケ「えっと…ごめんなさい。着物と浴衣ってどう違うんですか?」

ヤマト女性A「《着物》は式とかの大事なときに着るもの。《浴衣》はちょっとしたお祭りとかで着ていけるようなものね」

コウスケ「なるほど」

マグ(パーティー用とちょっとオシャレな普段使い用ってことですね)


そうだったのか〜。

確かに夏祭りとかで着るのは浴衣、成人式とかで着てるのは着物って言うもんなぁ。

見た目もよく考えたら割と違うし……うん、全然違ったわ。


あれだ。

俺がイメージしてたの、男性用のやつだからだ。

で、女性用の浴衣を想像してたから全然違ったんだ。

そりゃ違うわバカ。


思考がぐっちゃぐちゃすぎる。

でも1回ハマったらなかなか抜け出せないんだこれが。


しかし…むふふ♪

これはいろいろオシャレな浴衣を着たマグが拝めるチャンス♪


水色とか爽やか系…ピンクも鉄板で可愛いだろうし…黒とかシックな感じのやつも、マグの髪が映えて良い感じだろうなぁ……♪


チェルシー「ねぇ〜、リオちゃんたちも行こうよ〜!」

ショコラ「一緒にキモノ着ようよ〜!」

パメラ「絶対似合うから〜!」

モニカ「うぅぅ……!」

サフィール「そ、そんなに熱心に誘われると……!」

リオ「断りづらい……!」

メリー「……!(こくこく)」


しかもこの感じなら、今回は他のみんなも参加するだろうし…可愛らしい姿を目に焼き付けるチャンスでもあるわけで……う〜ん、早く見たいねぇ♪


…それはそうと、モニカちゃんたちはキャッチセールスとかに気をつけた方がいいな。

良い子すぎるもん。

あとでちょっとお話しとこう。


ハルキ「ある程度意見は固まったみたいだね」

コウスケ「ですね」

ハルキ「それじゃあ転写会の日程はまた決まったら伝えるよ。都合が悪かったらそのときに伝えてくれると助かるかな」

コウスケ「わかりました」


コウスケ(今から楽しみだな〜♪)

マグ(ですね〜♪あ〜、どんなユカタがあるのかな〜♪)


ハルキ「じゃあ僕はもう少し商談を進めるけど…マーガレットちゃん。その前にお買い物、忘れないでね?」

コウスケ「おっと、そうですね」


浴衣に完全に意識を持ってかれてた。


え〜っと、欲しいもの欲しいもの……やっぱりお米は外せないよね。

扇子も欲しいなぁ……紙扇子。和って感じがする。


刀…はダメだな。欲しいけど、マグの体には大きいし、そもそも子どもに売ってくれる気がしない。

冒険者といってもカード持ってるだけだし。

ペーパー冒険者だし。


着物はサイズ問題があるからお土産にもダメ。

こっちの…和紙?

それにこれは毛筆……習字を思い出すね。

でも俺にはそれ以上の知識が無いから宝の持ち腐れになりそう。パス。


なんて感じでヤマトの品のお買い物を開始。

正直欲しいものが多くてちょっとかかりそう。


ユーリ「あれ?マーガレット、まだお買い物してなかったの?」

コウスケ「えぇ、ちょっと話し込んじゃって」

ユーリ「そっか。えへへ♪私は一足お先に良い買い物しちゃったから、みんなとお話して待ってるね♪」

コウスケ「はい、わかりました」


どっかのお狐さんが大豆しか買わなかったから悩むものが多い…というのは言ってもしょうがないので言わないでおいた。


というかマジであの人大豆しか買ってないのか……。

恐るべし、お揚げ愛。

レビューありがとう

魔法の評きについて


なんとこの小説のレビューが書かれました!

ありがとうございます!


いや〜…最初何これ?って思って、あっ!これあれじゃん!あの…あれじゃん!(語彙力が家出した)ってなりましたね。

まったく関わらずに過ごしてきましたからねぇ。

嬉しい限りです。


そしてもう1つ。

魔法の表記についてですね。


《位置》《威力・規模》《魔法の種類》を詠唱する…というのがこの小説の魔法の仕組みですが、それらをもっと良くわかりやすくするような工夫があれば良いなぁ…というご意見がありまして……。


読み返した結果、あっ…確かにちょっと分からん……と作者も思ったのでチョチョイと変えようかなと。


変更前の魔法詠唱文(例)

《《位置》《威力・規模》《魔法の種類》《魔法名》》

変更後

《【位置】[威力・規模]【魔法の種類】[魔法名]》


こんな感じにしようかなと。

矢印が重なることがなくなったので見やすくなった…と思います。

全部別々の枠にしようかとも思ったのですが…単純に枠の種類が少なくてやめました。


なので【】と[]を交互に組み合わせる感じで。

ただ、結構詠唱文はザックリしてて、上記の順番通りでないものもあると思うので、そこはややこしく感じるかも……。


あくまで強調表示というだけだと思っていただければありがたいです。


過去の投稿作品を順次修正していく予定ですが、もし直し忘れや、ここ直さないの?という部分があれば教えていただけると助かります。


長文失礼いたしました。

来週にまたお会いしましょう。

ではでは。

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― 新着の感想 ―
[一言] 着物や浴衣だけでなく巫女衣装も良いですよね~。綺麗な人・可愛い人が着ると芸術と化しますし アレは過去の偉人達が生み出した至高品でしょう 同じ理由で刀も芸術品と言えますが、アレは狂気を孕…
感想一覧
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