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異世界で少女とまったりするために頑張る  作者: レモン彗星
第3章…鍛治コンテスト
249/436

246.武器談義…と美味しい予感

ちゅん、ちゅちゅちゅ〜ん


ぼんやりと目を開けると、部屋はカーテン越しの陽の光でやんわりと明るくなっていた。


………朝だぁ……。

はぁぁぁ…助かったぁ……。

結局マグに主導権を握られたままだったなぁ……。


終いには「ママですよ〜♡」って…もはや夫婦ですらなくなって……俺を(社会的に)殺す気なのかなあの子は……?


…まぁ誰かにバレるとかはないけど…なんか……気分的に……死ぬ気がする……。


メリー「ふにゃぁ……♪」


横を見ると、良い夢を見ているのか、幸せそうな顔を浮かべて眠るメリーの姿が。


コウスケ「って…あれ?」


リオがいない。

もう起きたのかな?


お泊まり会では俺の方が早かったり同じくらいだったり、そんな感じだったけど…そうか…ついに負けたか……フッ……。


リオは仕事の都合上もあってめちゃくちゃ早起きだからな……。

対して俺はどうだ?


一応朝練は欠かしてないけど、それでも試合が終わってから気が緩んでたり、マグとイチャコラしすぎたりで割とギリギリまで寝てることが多くなっている……。


今日起きたのだって、マグの好き好きバブバブチュッチュ攻撃に耐えきれずにシャットダウンしたと思ったら朝でした…みたいな感じだ。


……なんだ好き好きバブバブチュッチュ攻撃って……。

エッチなコンテンツのタイトルとかになりそうだな……。


まぁ正直Rー17ぐらいは言ってた気がするけど。

これちょっと流れ変えたら致せそうじゃね?ってぐらいだったけど。

いや変えないし致さないけどね?少なくとも今は……。


……あ〜……うん……思い出したらまた興h…昂って……ムラムr……うん……。


お巡りさん私です。


カチャッ…


リオ「…ん。マーガレット、起きたのか」

コウスケ「おぉぅ…リオぉ……おはよう……」

リオ「あぁ…って、なんか疲れてないか?」


休んでないからね。

いや、まぁ精神力的にはフルパワーなんだけど、体力的にはこのまま二度寝してやりたいって感じ。


でもマグとイチャコラしてて疲れてます…なんて言えないので適当に誤魔化そう。


コウスケ「ん〜……めちゃ眠いだけ……ふぁ……」

リオ「ははは♪いいんじゃないか?今日は休みなんだしさ。オレに休めって言ってんだから、お前もしっかり休んで示しをつけてくれよ?」

コウスケ「むぅ…上手いこと言うねぇ……」

リオ「誰かさんがこういう言葉使いが上手いもんで、ちょっとだけ覚えちまったんだよ」


くっ…なんて迷惑なヤツだ……。

いったいどこの俺なんだ……。


リオ「それで?どうするんだ?寝るんならご飯のときに起こしてやるぜ?」

コウスケ「ん〜……いや、起きるよ。朝練してれば目も冴えるしね」


というかこの溢れるパッションを早いとこ発散したい……。

リオが起きてるならこっそりフルールさんに頼る…なんてのも出来ないわけだし……。

その分を運動で散らさないとだからね……。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


思ったより早く起きたようで、まだフルールさんも起きてないような時間だった。


とりあえず俺は、顔を洗ったり着替えたり、朝支度を終わらせてから朝練をする。

で、そのあと庭で魔法の練習…というよりは魔法を使って遊んでいる…のを、窓際に座って見ているリオ。


そんなリオが、タイミングを見計らって俺に話しかけてきた。


リオ「なぁマーガレット。そういやずっと気になってたんだけどさ」

コウスケ「ん?なんじゃらほい?」

リオ「今いろんな魔法使ってただろ?」

コウスケ「うん」

リオ「ルークとの試合のときもいろいろやってたけどさ。雷魔法だったら、そいつら使うよりも基本的な魔法を、詠唱を短くしたり威力をあげたりした方が使いやすいんじゃないか?」

コウスケ「あぁ、まぁそうだねぇ」

リオ「そうだねぇって…なんでやんないんだ?」


リオの言う通り、わざわざボールやら弓矢やら剣やら盾やらにしなくても、敵を倒すだけなら普通の《サンダー》で済むし、防ぐにしたってゲームみたく盾を作って自分の周りをクルクルさせるなんてしなくても、ただ防げる量の魔力を込めて、あとは傾斜させたりだとかちょっとした工夫をしただけのただの壁を作った方が早いし楽だし魔力量も少なめで済む。


つまり、技を増やす意味がほぼ無いのだ。


でもやる理由。

それは…


コウスケ「ん〜…まぁ…1つは、このボール…《サンダーオーブ》だけど…まぁいいやボールで。これがメリーのお気に入りだから、せっかくだから魔法の練習がてら出せる量とか1つ1つの質を上げるため、かな」

リオ「あぁ。確かに、前もその前のお泊まり会のときも、それで遊んでたっけな」


この《サンダーオーブ》の強化について、量は言わずもがな。

質はと言うと、内容魔力量を増やして持続力などのステータスを上げつつも、メリーに必要以上の電気が伝わらないように漏れ出る魔力量を最小限にするという細かい工夫が必要なのだ。


これがなかなか難しく、魔力を込めれば込めるほど持続力は上がるが、同時に攻撃力なども上がってしまう。


メリーにそんな危険物を持たせたくはないが、気に入っちゃって今さらダメなんて言えないので、俺がその辺を頑張ってるというわけだ。


リオ「で?他の理由は?」

コウスケ「あとはまぁ…趣味だね」

リオ「趣味?」

コウスケ「うん。魔法っていろいろ出来るんだからさ。せっかくならどんなことが出来るか試したかったからってのもあるし、単純にカッコ良さとか…見栄えだね。そういうのを追求してみたかったってのもあるしで、諸々まとめて全部趣味」


そりゃ効率だけを求めるなら要らない要素だっていうのは百も承知している。

だけどやっぱり、前世でゲームアニメマンガを見て育ってきた身としては、見栄えを良くしたいって思っちゃうわけで……。


コウスケ「それに楽しいんだよね〜。こうやって試行錯誤したりするの。実際にやってみて分かることっていっぱいあるし、そうやって気付いたことを踏まえてまた試行錯誤を繰り返す……それをひたすらやって、自分なりに納得出来る答えが出るとすごく嬉しいし、時間が経てば新しい考えが出てきて、納得したはずの答えが「まだ行けるんじゃないか?」って思っちゃったりするのも楽しいの」

リオ「へぇ〜…」

コウスケ「それに、全く無駄ってわけじゃないしね。見た目だけでも相手に与える印象ってだいぶ変わるから」

リオ「あぁ…確かに。デカイから重そう…とか、赤いから熱そう、辛そう、とか、見た目でなんとなく想像しちゃうよな」

コウスケ「でしょ?だからそういうのを上手いこと利用できないかってのも試してるの」


見た目だけでビビってくれれば、それだけで逃げてくれたりするかもだし、出しておくだけでも相手の注意を向けさせることが出来るから不意打ちも決めやすくなるし。


…まぁ無詠唱が1番の不意打ちだけどね。


リオ「いいよなぁ、そういうの。オレもちっちゃいころはよく、自分で強そうな武器を考えて、こんなのを作るんだって息巻いてたなぁ」

コウスケ「リオもそうなの?」

リオ「あぁ。といっても、そんときはまだ試行錯誤は出来なかったから、考えたのをメモしてただけだけどな」

コウスケ「へぇ〜」


昔っから鍛治が好きなんだなぁ…リオ。


リオ「んで、自分で打てるようになって、基礎練で腕を磨いて…あの武器たちを作りあげたときを想像して……楽しかったなぁ……」


あっ…リオがまたネガティブモードに入りそう!


コウスケ「楽しかったなぁ…じゃないでしょリオ?」

リオ「あっ…わ、悪い…」

コウスケ「またそれをやるんだから、過去形にしちゃダメ」

リオ「えっ……」

コウスケ「そのために今頑張ってるんでしょ?」

リオ「…………」


さぁ…どうだ……?


リオ「……へへっ…そうだな!悪い、ありがとなマーガレット!」

コウスケ「ん♪」


いい笑顔♪


コウスケ「ねぇねぇ!それで、リオはどんな武器が作りたいの?」

リオ「ん?そうだなぁ……う〜ん…………」


……おや?

リオさん?止まっちまいましたよ?


リオ「……どうしようマーガレット……」

コウスケ「ど、どうされましたの…リオさんや……?」

リオ「……オレ……そういえば最近そういうの考えてなかった……」

コウスケ「えっ……?」

リオ「やばい……しかもよく考えたら事故る前もそういうことを思いながら打ってた気がまったくしない……」

コウスケ「えっ…そ、それって……?」

リオ「……腕上げるのに必死すぎて、子どものころの夢を忘れた…みたいな……?」

コウスケ「……はわわ……」


リオさん……根詰めすぎ……。


コウスケ「リオ……何事も楽しくないとやってらんないんやで……?」

リオ「わ、わかってる……でも…うん……確かに…ここしばらく楽しんでた記憶が無い気がする……」

コウスケ「えぇ……?」


それでよく続けられたね……。

意地……?


リオ「おかしいな……いつからだ……?う〜ん……」

コウスケ「事故前から…って言ってたっけ?」

リオ「言ったなぁ……それより前……この街に来たときは…もう練習はしてて……あれ……新しい工房に興奮してたことは覚えてんだけどなぁ……」


重症ですねぇ……。


コウスケ「よし、リオ。まずは楽しかったあのころを思い出そう」

リオ「お、おう……でも、どうやって?」

コウスケ「そうだねぇ……やっぱり武器の話かなぁ。リオは武器、何が好き?」

リオ「ん〜…オレはあれだな。大剣」

コウスケ「へぇ、そりゃまたどうして?」

リオ「あのバカデカいフォルムと、それを軽々ぶん回してるところがカッコいいからかな。マーガレットは?」

コウスケ「そうだなぁ……大剣も好きだけど、私は刀かな?」

リオ「刀?東の方のアレか」

コウスケ「そうそう」


場所とかはよく知らんけど。


コウスケ「あのスラっと形が好きなんだよね。それに居合い斬りがカッコよくて好き」

リオ「居合い斬り……なんだっけ?聞いたことはあるんだけどなぁ……しまった状態から…のやつだっけ?」

コウスケ「うん。武器を鞘にしまった状態からちょっとだけ出して…一気に抜く!そしてゆっくり戻す…ってね」


その戻す動作も早すぎて、えっ?抜いた?っていうのも好き。


リオ「へぇ〜…でもなんでしまった状態からなんだ?出しといた方が攻撃パターンも読みづらく出来そうなのに」

コウスケ「えっ…う〜ん……それは……」

「不意打ちされたときにも対応出来るように、だよ」


答えに詰まった俺の代わりに答えてくれた声の方を向くと、そこにはユーリさんとフルールさんがいた。


答えたのはユーリさんのようだ。


ユーリ「おはよっ、ふたりとも」

コウスケ「おはようございます、ユーリさん、フルールさん」

リオ「おはようございます」

フルール「えぇ、おはよう。早いわね。ちゃんと眠れた?」

リオ「はい、ぐっすり眠れました」

フルール「そう、よかったわ」


ほう。

リオの様子的に大丈夫そうだとは思ってたけど、やっぱり快眠出来てたみたいだ。

よかったよかった。


と、それはいいとして…


コウスケ「それでユーリさん。不意打ちに対応出来るようにって?」

ユーリ「うん。居合い斬り…抜刀術とも言うけど、それの良いところとしていくつかある理由の1つがそれなの」

リオ「へぇ…他にも理由があるんですね」

ユーリ「そうだよぉ。タメることが出来るから威力も上げやすいし、武器をしまったままだから相手の不意を当てたり、相手から武器を隠しやすかったりするの」

コウスケ「攻めるにしろ受けるにしろ、奇襲に強いってことなんですね」

ユーリ「そうだね。でも結構難しくてね〜。刀って抜くのにも慣れが必要で、それを一瞬で引き抜いて、しかも狙ったところに…っていうのは凄く大変なんだよ」

コウスケ・リオ「「あぁ〜……」」


確かに。

刀だけに言えることじゃないけど、他の武器は居合い斬りなんてしないしなぁ……。


ユーリ「それにどうしてもカウンター狙いになっちゃうから、相手の行動を瞬時に見切れる判断力も必要なの。それを培うのにも時間が掛かるから大変だよ〜」

リオ「う〜ん…そっかぁ……」

コウスケ「難しいだろうとは思ってたけど…こうして知ってる人に言われると余計にそう感じるなぁ……」


やっぱそう簡単にはいかないか……。

まぁ、それでも極めて見たいと思ってしまうんだが。


マグ(んにゃぁ……ふにゅ……)


おっ、マグが起きたみたいだ。


マグ(…んへぇ……♪パァパ〜……♡)


あっダメだこれ寝ぼけてるわ気ぃ引き締めよ。

さもないとリオの前で昨日みたいな醜態を晒すことになる。


ユーリ「私教えれるから、マーガレットがやってみたいって言うんだったら手伝うけど……今のマーガレットには必要ないしねぇ」

リオ「試合とかも無いし、何より魔法メインだからなぁ……あっいや、でもマーガレットの戦闘スタイルなら魔法剣士のが近いかな……?」

ユーリ「そうだね。強化魔法使って肉弾戦してたし。でもそれならいっそのこと素手の方がいいかもね」

リオ「あぁ〜…武器を持つとどうしてもその動きになりますからね」


気を引き締めている横で、リオとユーリさんはなんか俺の戦闘スタイルの話を始めていた。


う〜ん…そうだねぇ……。

多分刀とか持ったら、前世で見たその武器の技を再現しようとするだろうし、武器攻撃の回数の方が多くなりそうだなぁ……。


マグ(んぅ〜…………あ〜…♡コースケしゃぁん…♡おぁよ〜ごじゃいましゅ〜…♡)

コウスケ(あっ、う、うん…おはよう、マグ)


考え事の途中でも、まだ寝ぼけてるマグにちゃんと挨拶を返す。


しかし……なんか…ずいぶんトロントロンな感じが……?


マグ(んふふふふ〜…♡)


…昨日のアレにどハマりした感じかな?

う〜ん…そうなると毎日 (お互いの)貞操の危機なのでどうにかやめてほしいのだが……。


ユーリ「持つとしたらやっぱり小太刀かな?」

リオ「ですね。それもだいぶ短めの方で」

ユーリ「うんうん。マーガレットの速さに合ってるし、攻撃手段もまた増えるからそれが1番だと思う」


とりあえずおふたりさん。


別に買わないからね?


確かに欲しいとは思うけどね。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


他の人も起きてきて、みんなで朝ごはんを食べる。

その時間にリオから今日のことを聞かれた。


リオ「なぁマーガレット。今日は結局どうするんだ?」

コウスケ「ん?ん〜……ちょっとやりたいことがあるから、午前中はそれをしようかなって」

リオ「やりたいこと?」

マグ(ってなんですか?)

コウスケ(う〜ん……)


まぁ、マグには言っとかないとな。


コウスケ(ほら、ロッサ村の調査あったじゃん?)

マグ(!はい…ありましたねぇ……)


…あんまり良い結果…とは言えないやつだったからなぁ……。

とはいえ、リオを待たせるわけにもいかんし、ここは話を進めさせてもらおう。


コウスケ(それが1ヶ月前だし、そろそろもう1回お願いしようかなって)

マグ(あぁ〜…魔物の討伐とかもしないとですもんね)

コウスケ(そうそう)

マグ(そういうことなら…って、あぁ〜…なるほど……リオにどう言うかですね……)

コウスケ(うん……)


そのまま伝えると朝から気を遣わせそうだし、かと言って誤魔化すのもなんだかな〜…って思うし……。

う〜ん……。


コウスケ(……あれ?そもそもリオはユーリさんが隠密ギルドに入ってるって知ってたっけ?)

マグ(え〜っと…リオは知ってた…かな?あれ…どうでしたっけ……?自信ないです……)


そもそも隠し事が多すぎるんだよなぁ…俺たち……。


コウスケ(え〜と……と、とりあえずまぁ…リオなら事情も知ってるし、言っちゃってもいいかな?)

マグ(そ、そうですね。大丈夫だと思います)


かなりザックリした結論に至ったが、まぁとにかくリオとの会話に戻る。


コウスケ「あ〜…っとねぇ……ちょっと依頼をね」

リオ「依頼?」

みんな『……』


ん…他のみんなは気付いたかな?

ま、俺らが依頼って言ったら、今んところロッサ村のことしかないからな。


コウスケ「そ。だからちょっとおでかけする予定なの。ユーリさん。エスコートお願いしていいですか?」

ユーリ「うん、いいよ」

コウスケ「ありがとうございます」


隠密ギルド所属のユーリさんにしか頼めないからなぁ……。

やれやれ……早くどうにかなんないかなほんと……。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ダニエル「あぁそうだお嬢。近いうちに大人同伴じゃなくても外歩けるようになるぞ」

コウスケ・マグ「(……えっ?)」


隠密ギルドで前と同じような内容で、しかし翡翠龍の危険は無いだろうと判断されて引き受けられるランクと報酬が引き下げられた依頼…「ロッサ村の周辺調査と魔物討伐」を受理してもらったところで、ダニエルさんがえらくアッサリとそんなことを言ってのけた。


……めっちゃタイムリーだ……。

ありがたいことだけど、タイムリーすぎて怖いわ……。


そんなことを考えてる俺の代わりに、ユーリさんがダニエルさんに質問してくれた。


ユーリ「えっと…ほんとに大丈夫なんですか?」

ダニエル「あぁ。とは言っても、あんま人気のないところに行くのは避けて欲しいがな。俺たちや兵士がある程度見ているとはいえ、どうしたって穴は空く。そういうところに限って…ってのは、この手のお約束だからな」

コウスケ「あぁ……」


なんでよりによって…ってやつね……あるある。


ダニエル「んで、まぁ大丈夫な理由なんだが、ある程度片付いたからだな」

マグ・ユーリ(「片付いた?」)

コウスケ「……それって……」


ヤっちまったってこと……?


ダニエル「あぁ、商人に協力してもらって、仕事やら住処やらを斡旋してやってな。部屋は最低限のものだが…あとは本人たち次第だ」

コウスケ「あぁ…なるほど……」


思い過ごしか…よかった。


ダニエル「まぁ中にはどうしようもない奴や味を占めて調子に乗った奴なんかもいたが……そいつらにも大人しくしてもらったしな」


ん?


ユーリ「へぇ〜、聞く限りだと良さそうだと思いますけどねぇ……自分の力で頑張って豪華に…っていうの、楽しいんですけど……」

ダニエル「まぁそういう奴もいるってことだ。そいつらも軽く掃除しといたから安心してくれ」

マグ(わぁ〜い!ありがたいですね、コウスケさん!)


うん、ありがたいけどね?


……えっ?

マジでヤってないよね?


そんな気持ちでダニエルさんを見ていると、それに気付いたダニエルさんが俺に向かって…


ダニエル「…………フッ(ニヤッ)」


と、笑った。


あ〜……これはヤってますね。

何人か既にお星様になってますね。

星屑ですね。


心の中で合掌しとく俺のところに、ギルドのお姉さんがやってきた。


ギルド員さん「あっ、いたいた。よかった、まだいたわねマーガレットちゃん」

コウスケ「?はい、どうしました?」

ギルド員「今ね。ハルキさんからマーガレットちゃんそっちにいる?って聞かれたのよ」

コウスケ・マグ「(えっ?ハルキさんから?)」


俺の居場所が割れてることはダンマスなハルキ相手だと今さらなのでどうでもいいとして、わざわざコンタクトを取ろうとするとは…何かあったのかな?


ギルド員「悪いんだけど、ちょっと出てくれないかしら?」

コウスケ「わかりました」

ダニエル「珍しいな。アイツがこうまでするとは」

ユーリ「というか、まるでマーガレットがここに来ることを知ってたような感じが……」

ダニエル「ハルキも結構冒険者ギルドに顔出してるし、そこで話してたんじゃないか?」

ユーリ「あっ、そっか。そうですね」


あっぶね。

ありがとう、ダニエルさん。


さてさて…微妙に危ない橋を渡ってまでの連絡……いったいどんな衝撃的な内容なんだろうか……。


お姉さんの案内で隠密ギルドのテレフォンオーブにやってきた俺は、そのまま電話ボックスに入り通話をする。


コウスケ「はい、いつもお世話になっております、冒険者ギルド職員お手伝いのマーガレットです」

ハルキ『会社員かな?いや、それよりも聞いてくれ!』

コウスケ「おおぅ……」


俺のボケをモノともせずにゴリ押すとは、よほど大事な要件らしいな。


コウスケ「で、どったの?」

ハルキ『モーリッツさんの商隊がもうすぐ帰ってくるってさ!』

コウスケ「ふむ……」


モーリッツさんの商隊っていうと…確か……。

日本とかアジア圏の国とかに似たような文化を持つ「ヤマト」って国に行ってて……。

その外交でお米を確保してくるようにハルキが要請してた……


コウスケ「えっマジで?」

ハルキ『大マジ』

コウスケ「や……」

マグ(や?)

コウスケ「やったぁーー!」


久しぶりのお米ぇぇぇ!!

長らくやってませんが、某狩りゲーでの自分の得意武器は大剣でした。

太刀は使えないことはない、程度でした。

ただ、カッコよくて好き。


そして回復笛が相棒でした。

狩猟笛じゃないです。回復笛。アイテム枠です。

毒持ちには解毒笛も持っていきます。


ソロをずっとやってたので、もったいない精神が全面に出てても大丈夫。

自分の時間を削るだけですので。


うん、悲しい。


さてさて、次週。

ちょっと忘れてたヤマトの国からのお届けもの。

お楽しみに。ではでは

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― 新着の感想 ―
[良い点] 〉お巡りさん私です。 認めたww ホンカンさんも困る奴だけどw [一言] …………流石にリオちゃんが居る所では出来ないし、魔法や簡単な運動で発散するってのは良い方法 けどそろそろ冗談抜き…
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