243.プレゼントの相談…と認識への疑問発生
パメラ「へぇ〜…そんなことになってたんだ……」
ショコラ「いいなぁ〜。ショコラもみんなのこと褒めたかったなぁ〜」
シエル「褒めるだけなら好きなだけできるでしょ?問題はそのあと自分もいっぱい褒められることよ……」
モニカ「あはは……それは確かに恥ずかしいかも……」
あのあとマグもまた反撃し始めてカオスなことになったところで、グラズさんがお昼の時間だからと言って止めてくれた。
多分あれ止めてくれなかったらまだやってたと思う。
で、白兎亭に来たらもうすでにショコラちゃんたちが集合していた。
そんな彼女たちと共に並び、席に着いたところで、アリシアさんに送り出されたモニカちゃんが合流。
そうしてさっきまでのことを話した結果、あの感想が出てきたのだった。
ショコラちゃん…望むならすぐにでもできるよ。
ただし、半端な覚悟だと後悔するぜ☆
そうこう話している内に、話題はそれぞれのお給金の話へ。
俺たち冒険者ギルド組はこの間もらったが、どうやら他のギルドも月初めが給料日だったようで、各々何に使おうかと話を始めたのだ。
なお、モニカちゃんはお店が実家なのでお給料ではなくお小遣い。
リオとシエル、サフィールちゃんも、ギルドの面々がほぼ身内みたいなものなのでお小遣いという感じの色合いが濃いようだ。
半数が小遣いだった。
まぁそれはともかく、ちょっと気になったことがあったので聞いてみた。
コウスケ「リオ今月分もらった?」
リオ「……覚えてない……」
まぁ予想通りではある。
昨日までリオはそれどころじゃなかったからな。
リオ「まぁでも…小遣いもらえるほど頑張れてたのは月の半分くらいまでだし…それも帳消しになるほど後半ダメダメだったし……それに今はあんまりもらおうとかは思えないかな……」
みんな『…………』
いや重い重い。
みんな黙っちゃったよ。
じゃあ俺が有耶無耶にしてあげよう。
コウスケ「リオ」
リオ「あっ…わ、悪い……雰囲気悪く…」
コウスケ「もしあれなら私が養うからね」
リオ「……うん?」
みんな『……ん?』
みんなが、どうゆうこと?と俺を見る。
うん、深く考えてるわけじゃないからそんなに見ないで。
マグ(いいですね。メリーとも仲が良いし、新しい妹として家族になっちゃいましょ)
マグさん適応力高くなってきたね……。
っていうかリオが妹なの?
リオのが年上よ?
ま、まぁいいや。
コウスケ「だからリオが路頭に迷うことはないゾ☆」
リオ「お、おう……?」
あっ、やっぱ困惑しとりますね。
でしょうねとしか言いようが無いね。
と、ここでモニカちゃんがピコーンと何かを閃いたようだ。
モニカ「リオちゃん…!」
リオ「?」
モニカ「私のところに来てもいいからね…!」
リオ「えっ、う、うん……?」
なんとモニカちゃんが参戦した!
モニカ「リオちゃんと一緒にお店するのも楽しそうだし、お姉ちゃんとお兄ちゃんも喜ぶと思うよ…!」
リオ「そ、そうか……?」
モニカ「だからいつでも大丈夫だからね…!」
リオ「お、おう……」
しかも割と本気だ!
モニカ「あっ、マーガレットちゃんも、みんなもいつでも歓迎するからね…!」
しかもこっちまで勧誘してきた!?
ちゃっかりしてるなこの子!
ララ「あらあら♪そういうことなら冒険者ギルドもみんなのことなら大歓迎よ♪」
グリム「それなら魔術ギルドだってそうさ。というわけで、みんなどうだい?」
グラズ「ウチは……ダメだ…書類仕事とかぐらいしかさせられないなぁ……」
そしてそれに乗っかる大人たち。
ノリがいい。
しかしまぁ…確かに鍛治ギルドは普通の子どもには危ないよなぁ……。
武器自体危ないものだしね。
リオ「いやいやいや!?オレはどっか行こうとかは考えてませんから!」
ショコラ「モニカちゃんのお店のお手伝いか〜。ちょっと楽しそう♪」
パメラ「魔術ギルドかぁ……面白そうだけど、私魔法使えないんだよねぇ……」
シエル「そこは大丈夫よ。パメラと同じような人結構いるし、その人に合ったやり方を一緒に考えるのも私たちの仕事の1つだから」
パメラ「そうなの?なら今度行ってみようかな♪」
リオが断りを入れる中、他の子はワイワイ話し始めた。
そこにはもうさっきの微妙な空気は無くなっていた。
は〜やれやれ。
ひと仕事終えて水を口に運ぶ俺に、リオがそっと顔を寄せてきた。
リオ「…ありがとな、マーガレット……」
コウスケ「どういたしまして〜。でもリオ?今後は気を付けてね?」
リオ「あぁ…悪かったよ……」
コウスケ「ん♪よろしくね(なでなで)」
アリシア「は〜い!パスタをご注文の方お待ちどーさま〜♪」
ショコラ「あっ!お料理来た〜♪」
チェルシー「はいは〜い!アタシとリオちゃんとグリムさんで〜す!」
リオに軽く注意したところで数人の料理が届いた。
コウスケ「さっ、先に食べちゃいな(なでなで)」
リオ「おう……じゃあそろそろ撫でるのをやめてくれ」
コウスケ「いや…ちょっと手が離れない感じなんで……」
リオ「どうゆうこと!?」
マグ(あ〜、なんか離れないときってありますよね〜)
コウスケ(わかる?)
マグ(わかります。離れがたいんでしょうね〜)
コウスケ(だろうね〜)
マグも同じなら仕方ないことなんだな。
うんうん、しょうがないしょうがない。
まぁそれはさておき、鬱陶しがられる前にやめとこう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
パメラ「そうだ。みんなにちょっと相談なんだけど……」
サフィール「?どうしましたか?」
みんなのご飯が届き、先行組がある程度食べ終えたころ、パメラちゃんが何かを思い出した。
パメラ「お給料をもらったから、この前のマグみたいにお世話になってるナバロさんや教会の皆さんにお礼をしたいねってショコラと話してたの」
ショコラ「あっそうそうそうなの!でも教会のみんなにプレゼントを送るのはちょっと高くなっちゃうし、だからってショボいものはあげたくないし…どうしようって考えてたの」
コウスケ「なるほど……」
シエル「あ〜…それは確かに難しいわねぇ……」
プレゼント問題はほんとに難題だよねぇ……。
ショコラ「最初はもらったお給料をそのままあげようとしたんだけど、自分たちのために使いなさいって断られちゃって……」
リオ「そりゃそうだろ……」
コウスケ「うん……もらったら世間体が悪くなるからね……」
サフィール「そういうことではないと思いますよ……?」
ですよねー。
パメラ「だから何か喜ぶものを…って思ったんだけど……」
チェルシー「思いつかなかったんだね」
チェルシーの言葉に頷くショコラちゃんとパメラちゃん。
みんながう〜ん…と唸っていると、マグが同じく悩みながら、俺に話しかけてきた。
マグ(う〜ん……ナバロさんたちには村のみんなのことでいっぱい助けてもらってますし、私も何かしたいとは思ってたんですけど……いくら考えても全然良い案が出てこなくて……)
コウスケ(あ〜……)
そっか……そりゃマグもお礼をしたいって考えるわな。
う〜ん……でも、俺もこれといったものがなぁ……。
コウスケ「ん〜……定番なのは、相手の好きなものをあげる、だよねぇ……」
シエル「ナバロさんの好きなものかぁ……2人は何か聞いたりとかしてないの?」
ショコラ「う〜ん…それが……人の喜ぶ顔、とか…物じゃないやつばっかりで……」
ララ「あ〜……ナバロさんはあんまり物欲があるって感じじゃ無いからなぁ……」
コウスケ・マグ「(あ〜…なんとなくわかる……)」
物とかお金とかにあまり執着無さそうなんだよねぇ……。
俺のイメージ的には、教会とかに限らず権力者って金にがめつい印象があるんだけどなぁ……。
……あくまでも俺のイメージなんだけどな?
パメラ「好きな食べ物を聞いても、全てのものに感謝を捧げ、なんでも美味しくいただきます…って言うし……」
コウスケ「神職者らしいねぇ……」
まぁよく知らないんだけど。
パメラ「だからもう何をプレゼントすればいいかわかんなくて……」
グリム「物欲がないっていうのも困りものだねぇ」
まさかこんな理由で物欲の無さに文句付けられるとは思ってないだろうなぁ……。
まぁ思うことないだろうなぁ……。
サフィール「それでしたら、肩や腰を揉んで差し上げたり、お仕事を手伝ってみるというのはどうですか?」
ショコラ「それも考えたんだけど……」
パメラ「他の子やおじいちゃんおばあちゃんとかがそういうことはもうやってて……」
ショコラ「むしろ時間が余ってみんなその時間でいろいろやってるみたいで……」
リオ「…入る余地がないってことか?」
リオの問いに頷くショコラちゃんとパメラちゃん。
コウスケ(そっかぁ……まぁ、結構な人数がいたからねぇ)
マグ(はい。何人かは住み込みで働けるところとかにいるみたいですけどね)
あぁ、この前言ってたな。
そのときはマグに交代してお仕事をやってもらってたときだったから、俺は表立って聞いてはないけど。
それより書類に間違い見つけちゃってそっちの方が気になってたけど。
チェルシー「う〜ん……どうしようマギーちゃぁん……」
何故俺に聞く…と思ったが、周りを見たらみんなも俺を見ていた。
コウスケ(めっちゃ期待されとる……)
マグ(そりゃあコウスケさんは頼りにされてますから!)
コウスケ(物凄い自慢げに言うやん……)
マグ(自慢です!)
むふん!とテンション高めに言い切るマグにちょっと照れつつ、俺はチェルシーたちの期待に応えるべく考えを巡らせる。
……とはいえ……
コウスケ「う〜ん……そもそもナバロさんに物欲がないんじゃどうにも……」
ショコラ「そっかぁ……」
俺の言葉にしょんぼりと肩を落とすショコラちゃん。
他の子たちも残念そうにしゅーんとする様を見た俺。
…さすがにこれを見てしまうとどうしても期待に応えねばいけないと思ってしまうな……。
よぅし考えろ俺ぇ……。
物欲の無いナバロさんに、そして他の教会の皆さんにもお礼を出来る良さげな案を……。
そんな俺を助けようとしてくれたのか、マグがここまでの話を振り返ってくれた。
マグ(ナバロさんは物欲が無い……ナバロさんの好きなものはみんなの喜ぶ顔……教会の皆さんを手伝うには人手が足りすぎている……う〜ん……)
コウスケ(やっぱり物欲が無いのがなぁ……他の教会の方の好みも聞いてからのがいいかもだけど……)
マグ(それでもやっぱりナバロさんが……)
コウスケ(ネックだねぇ……)
う〜む…手強い……。
コウスケ(お金を掛ければいいってものでもないけど、それ以前の問題じゃお話にならないなぁ……)
マグ(もうみんなが使う家具とかをあげた方が良いんじゃないかって思えてきました……)
コウスケ(あ〜……みんなの喜ぶ顔が好きらしいから、それは確かに喜ぶかも……でもさすがにお高すぎるかもなぁ……)
マグ(ですねぇ…………でも……)
コウスケ(いい線行ってる…よね……)
マグ(ここら辺に何かありそうですよね……)
コウスケ(うん…もうちょいな感じがする……)
コウスケ・マグ((う〜ん……))
なんだろう……。
もうここぐらい(首元)まで出かかってるんだけどなぁ……。
パメラ「どうしよ〜……」
モニカ「お料理を作ってあげるとかもダメなの…?」
パメラ「うん……私たちよりもお料理の上手な人はたくさんいるし……」
ショコラ「ショコラお手伝いしか出来ないし……」
モニカ「そっかぁ……」
リオ「他の人と協力したりはしないのか?」
ショコラ「みんなもお礼をしようとはするんだけど……」
パメラ「み〜んな同じ感じで断られちゃってて……みんなしてうんうん唸ってるの……」
リオ「むぅ…手強いなぁ……」
コウスケ(なかなか難航してるなぁ……)
マグ(ですね……他のみんなも……みんな……)
おや?マグの様子が……
マグ(……う〜ん?)
ありゃりゃ。
コウスケ(やっぱムズイ?)
マグ(う〜ん……もうすぐそこまできてると思うんですけど……何か…何か一押し無いかなぁ……)
コウスケ(ふ〜む……)
マグが引っかかったのは「みんな」の部分……。
まぁこれはさっきから言ってるしな。
みんなの喜ぶ顔が好きって。
コウスケ(ん……なら視点を変えてみよう)
マグ(え?というと?)
コウスケ(みんなが喜ぶことって何があるかな?ってこと)
マグ(う〜ん……みんなが喜ぶこと……)
コウスケ(もっと簡単に言えば、楽しいこと、かな。俺もマグやみんなが楽しそうに遊んでるところとか見てるの好きだし)
マグ(うっ…なんだか恥ずかしいですね……///)
ふふふ♪
マグが年相応に無邪気に遊んでるところを見てると嬉しいし、あと純粋に微笑ましくてほんと目の保養になるんだよねぇ♪
かぁいいねぇ♪
マグ(あっでも、私もコウスケさんがみんなと仲良くお話しているの、とっても嬉しいですね。コウスケさんのことを知ってもらえてるというか、コウスケさんがみんなの輪の中に入ってるというか)
コウスケ(そう?)
マグ(はい♪みんなにコウスケさんのことを知ってもらえてるようで、なんだか嬉しいですし……それに、その……)
コウスケ(?)
マグ(あんまりいい感じのことじゃないのは分かるんですけど……その……本当のコウスケさんを知ってるのは私だけなんだなぁって考えるのも、コウスケさんのことを独り占めしてるような気がしてすごく…嬉しくなるというか……え、えへへ……)
…………。
コウスケ(マグ……独り占めしてる気がしてるわけじゃないよ)
マグ(あっ…そ、そうですよね……)
コウスケ(正真正銘、俺はマグに独り占めされてるし、俺もマグを独り占めしてるようなもんだから、気のせいじゃないしむしろそれ以上だよ)
マグ(っ!!コ、コウスケさぁぁん♪)
我ながらくさいセリフを吐いてしまった……。
だってしょうがないじゃん。
マグがなんか可愛いこと言うんだもん。
昼前に尊死しかけた経験がなければ、アレと同じことを今ここでやってたよ。
危なかったね。
コウスケ(さ、さぁマグ!とにかく、ショコラちゃんとパメラちゃんのためにもうちょっと考えよ!)
マグ(はい♪えへへへ〜♪)
どうしよう。
多分マグ戦力にならなくなっちゃった。
…まぁいいか!
めちゃ可愛いから!
さてさて……それでナバロさんたちへのプレゼントは……
マグ(あっ!良いこと思いつきました!)
コウスケ(えっ?)
マグ(みんなで美味しいものを食べればいいんですよ!そうすればナバロさんだって食べるし、美味しい〜!ってなって喜んでるみんなの顔も見せられるしで、最高のプレゼントになると思うんです!)
コウスケ(……マグ……)
マグ(はい!)
コウスケ(天才!)
マグ(やった〜♪)
戦力にならないとか思ってマジごめんね!
何はともあれ、さっそくこの案をみんなにも教えよう!
コウスケ「これこれこうこうなんてのはどうかな?」
ショコラ「あっ!いいかも!」
パメラ「それなら確かに喜ぶかも!さっすがマグぅ!」
コウスケ「ふふん♪」
コウスケ(そうでしょうそうでしょう♪マグは凄いでしょ〜♪)
マグ(えへへ〜♪褒められた〜♪)
シエル「それで?その美味しいものって何にするの?」
ショコラ「そうだなぁ……」
パメラ「みんなが喜びそうな食べ物…何かあるかなぁ……?」
サフィール「白兎亭のお料理とかはどうですか?」
ショコラ「絶対喜ぶね!」
パメラ「でも結構みんな食べたことあるみたいなんだよねぇ……」
モニカ「えっそうなの?」
パメラ「うん。みんな凄く美味しかったって褒めてたよ♪」
モニカ「えへへ♪よかったぁ♪」
コウスケ・マグ((ほんと可愛いなぁモニカちゃんは))
ぴこぴこ動くウサ耳を見ながら、俺とマグはしみじみとそう思った。
ショコラ「う〜ん……でもそれじゃあどうするの?みんなが食べたことのないものなんてわかんないよ?」
パメラ「うっ……それはまぁ…確かに……」
コウスケ(あ〜……まぁ仕事もバラバラらしいしなぁ……)
マグ(お昼の時間もお仕事によりますからねぇ)
確かにそこは難しい問題だろう。
だが、しかし!
コウスケ「私に良い考えがある」
チェルシー「おぉ!待ってましたぁ!」
マグが思い付いてくれたこの案。
それにパーペキに合うものを俺は知っている。
それは…
コウスケ「ドーナッツだよ!」
シエル「ド、ドーナッツ……!」
チェルシー「おぉぉ〜♪」
リオ「…?あぁ、昨日行列が出来てたあれか」
リオはピンと来てなかったが、他のみんなはハッと来たようだ。
そりゃそうだ。
モデル雑誌に載ってたもん。
俺が食ってるところ載ってたもん。
それ今朝みんなで見たもん。
リオ忘れんの早くない?
そんなに鍛治が進んだのが嬉しかったの?
まぁそりゃそうか。
じゃあしゃあないね。
パメラ「そっか!ドーナッツならまだ新しいから、食べたことがない人が多い!」
ショコラ「ショコラたちも食べたことないしね!」
サフィール「でも食べたことが無いのなら、むしろ警戒したりする人もいるんじゃ?」
モニカ「マーガレットちゃんが美味しそうに食べてたし、それを教えればいいんじゃないかな♪」
シエル「でもマーガレット。ドーナッツって毎日ものすごい行列が出来てるんでしょ?買うのだって一苦労じゃない?」
チェルシー「それにああいうブームのときは、いろんな人に知ってもらうために何個まで〜って制限が掛かるってお兄ちゃんが言ってたよ?」
コウスケ「む……確かに……」
購入制限か……。
それがあるとショコラちゃんとパメラちゃんの2人だけじゃ教会のみんなの分を確保するのは難しいかも……。
リオ「う〜ん……それなら何人か増やすしかないんじゃないか?」
パメラ「そうだねぇ……村のみんなにこのことを教えて、協力してもらおっか」
ショコラ「うん!それなら大丈夫かも!ありがとうマグ!みんなも一緒に考えてくれてありがとう!」
サフィール「いえ、私は何もしていませんし……」
モニカ「やっぱりマーガレットちゃんが教えてくれたね♪」
シエル「そうね。やっぱりマーガレットはすごい……けど!あ、アタシだってショコラとパメラのためにいっぱい考えたし!」
パメラ「ふふふ♪ありがとう、シエル♪」
ショコラ「ありがとー!(ぎゅう〜)」
シエル「きゃっ!もう〜、急にくっついちゃ危ないでしょ〜!」
ショコラ「ごめ〜ん♪」
解決したらしい。
コウスケ(案が出ちゃえばあっさり終わったね……)
マグ(ですねぇ……)
マグの発案から解決までほぼ一直線だったな……。
まぁでも割とこんなもんだよね。
コウスケ(いやぁそれにしても、マグ、よく思い付いたね〜)
マグ(えへへ♪コウスケさんのことを考えてたら思い付いたんですよ〜♪)
コウスケ(えっ?俺のこと?)
どゆこと?
マグ(楽しいことってなんだろうな〜って考えて、コウスケさんとならなんでも楽しいな〜って思って、いろんなことをしたいな〜っていっぱい考えてぇ♪でもみんなとも一緒にいたいし、コウスケさんとみんなが一緒にお話したりご飯食べたり遊んだり出来たらな〜って考えたときに、これだ!って思ったんです♪)
コウスケ(そ、そうなのか〜……)
めちゃくちゃ純粋に恥ずかしいこと言われた気がするぜ。
めっちゃ照れる。
マグ(はい♪だからコウスケさんのおかげです♪)
コウスケ(極論すぎるぜ……そこまで考えたマグのおかげでしょ〜?)
マグ(いえ、コウスケさんのおかげです!)
コウスケ(頑なすぎる)
今日のマグ強くない?
俺心保つの精一杯よ?
マグ(んふふ〜♪でもでも〜、コウスケさんが私のおかげって言うんだしたら〜♪せっかくだから、いっぱい褒めて欲しいな〜…なんて♪)
コウスケ(いくらでも褒めてやるよぉ!)
マグ(やったぁ〜♪)
はい、負けた。
なお悔いはない。
マグ(大好きですよ♡コウスケさん……いえ…あ・な・た♡)
コウスケ「んぐふっ!」
パメラ「わぁぁっ!?ど、どうしたのマグ!?」
いかん……またやってしまった……。
誤魔化さねば……。
コウスケ「いや…ちょっとむせただけだから……」
パメラ「何も食べてないし飲んでもないのに!?」
しまった!
もうすでに食い終わってた!
コウスケ「ほら…なんか……遅れてやってきた的な……?」
モニカ「そ、そんな食べ物あったかなぁ……?」
チェルシー「も〜、マギーちゃん。ショコラちゃんとパメラちゃんのために考えすぎて、実は口の中に残ってたんじゃない?」
チェルシーよ……フォローは嬉しいけど、それはちょっと苦しくないか……?
モニカ「そっかぁ……やっぱりマーガレットちゃんは優しいね♪」
納得しちゃうの?
純粋すぎない?
シエル「えっ…あんなに喋ってたのに……?」
うん、シエル。
普通の反応ありがとう。
サフィール「いえ…マーガレットさんは器用ですから、もしかしたら……」
シエル「あぁ〜…無意識にやっちゃってても不思議じゃないかも……」
シエルさん?
俺をなんだと思ってるの?
ショコラ「も〜、マグってばおっちょこちょいなんだから〜♪」
パメラ「えへへ♪でもありがとうマグ〜♪」
いやいや待って待って?
幼なじみのおふたりさんは不思議に思おうよ?
コウスケ(えっマグもしかして…)
マグ(やったことないですよ!?)
コウスケ(あっ、だよね)
村にいたころから実は無意識になんかやっちゃってたのかと思ったぜ。
ショコラ「さてと!マグが考えてくれた作戦をみんなにも伝えて作戦会議しないとね!」
パメラ「でもその前にお仕事だよショコラ。作戦会議は帰ってからゆっくりね」
ショコラ「そうだった!」
パメラ「も〜、マグのこと言えないよ〜?」
みんな『あははははは♪』
とかやってる間に場が収束。
めちゃくちゃ和やかなムードになって、俺たちへの認識の話題はとうの昔のことになってしまった。
しかし水を差すわけにもいかず、そのまま俺たちは仕事に戻っていったのだった。
まだ納得いってないのに……。
リオ編なのにほぼ関係ない話になってしまった……。
まぁでも、こういうなんでもない話を出来るようになったのも成長ということでひとつ……。
ね。そんなわけでまた来週ということで。
ではでは〜。




