235.お泊まり会の醍醐味…寝る前のバトル
いたずら娘チェルシーが退治されたあと、お腹なでなでのおかわりを要求してきた子たちをお望み通りなでなでしつつまったりしてからお風呂を上がった。
拭いて拭いてとねだってきたショコラちゃんの影響で、パメラちゃん、チェルシーと続けて拭いていると、先に拭き終わって下着を身につけ終えてパジャマを手に取るサフィールちゃんが目に入った。
コウスケ「あれ?サフィールちゃん、そのパジャマって…」
彼女が手に取ったのは、以前のお泊まり会で子どもたちに配られたお揃いのパジャマらしきものだった。
でもあれは一部のサイズが合わなくて泣く泣く諦めたはず……。
なので不思議に思って尋ねると、サフィールちゃんはパァッと明るい笑顔を浮かべ答えてくれた。
サフィール「あっこれですか?えへへ…♪実は前回のお泊まり会でお揃いのパジャマが着られなかったことをマスターとお話ししているときにうっかり漏らしてしまって……そしたら後日、朝起きたら枕元にこれが置いてあったんです」
コウスケ「へぇ〜、優しい人だねぇ」
サフィール「でしょう?うふふ♪」
コウスケ・マグ((可愛いなぁ〜))
無論、サフィールちゃんがである。
まぁ、そのプレゼンターも可愛らしいことをしてはいるけどね。
言ったら確実に誤魔化されるだろうし、最悪実力行使に出られるかもしれないから絶対に言わないけどな!
チェルシー「それじゃあこれでみんなお揃いだ!」
モニカ「そうだね。サフィールちゃんだけ仲間外れみたいで寂しかったからよかったよ♪」
サフィール「ありがとうございますモニカさん」
ショコラ「やった!みんなお揃いでお泊まりだ〜♪あっマグ、終わったよ〜」
コウスケ「ありがと、ショコラ」
俺が拭き終えたあと、パメラちゃんを拭いてる間にチャチャッと下着だけを身につけて俺の体を拭いてくれていたショコラちゃんにお礼を言って、俺はチェルシーを拭き続ける。
なんで俺は人妻の体を拭いてるんだろうとか考えたが、そこはもう諦めたことだとして考えるのをやめている。
そんなことより…
マグ(むぅ〜…私もチェルシーをこちょこちょしたりふにふにしたかったなぁ〜……)
…………。
マグ(したかったなぁ〜)
マグがさっきから…というよりはショコラちゃんとチェルシーちゃんを拭いてるときに代わって代わってとアピールをしてきているのだ。
パメラちゃんのときに言ってこないあたり、確実にふにふにするのが目的なので、絶対に代わらない。
少なくともみんなが服を着るまでは代わらない。
コウスケ(ってか、パメラちゃんのときにも言いなよ……)
マグ(パメラはふにふ…じゃなくて……えっと…やわらかさが足りない…から……)
コウスケ(それ口が滑っても絶対に言わないでよ?絶交されるよ?)
マグ(それははい!わかってます!)
コウスケ(ならばよし)
そんなこんなで体を拭き終わったので、俺は下着を身につけ…
メリー・モニカ「……(もじもじ)」
シエル「……(そわそわ)」
そっちの3人の体を拭くことにした。
俺も慣れたもんだなぁ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ガチャッ
リビングでくつろいでいると、玄関の扉が開いた音がした。
パメラ「あっ、メイカさんたち帰ってきたかな?」
リオ「そうか、もうそんな時間か」
確かに。
お風呂に入ったのが大体4時ぐらいだから、遊んでる間にもう2時間程度経っていることになるのか。
早いな。
メイカ「ただいまぁぁあぁぁぁぁお揃いだぎゃわいいぃぃぃぃ!!!」
ドアを開けリビングに入ってきたメイカさんが、俺たちのお揃いのパジャマ姿を見て悶絶して後ろに倒れた。
出会って0秒でやかましい。
ディッグ「おっす、嬢ちゃんたち」
ケラン「ただいま」
コウスケ「ディッグさん、ケランさん、おかえりなさい」
メリー「……おかえり」
ショコラ・パメラ「「ディッグさんケランさん、こんばんは〜!」」
他の子『おじゃましてます』
ディッグ「おう」
ケラン「ララさんから話は聞いてるよ。ゆっくりしていってね」
みんな『はい、ありがとうございます』
メイカさんを避けて扉から顔を出したディッグさんとケランさんと挨拶を交わす。
メイカ「ハッ!!ただいまみんな!」
そこで、多分「可愛い子たちにお出迎えされる!」と思って復活したのだろうメイカさんも改めてご挨拶。
その奇怪な動きにみんなビクッと驚き戸惑っているが、村にいた頃からの知り合いであるマグ、ショコラちゃん、パメラちゃんと、大体慣れた俺とメリーは動じず…
コウスケ・マグ・ショコラ・パメラ『(おかえりなさい、メイカさん♪)』
メリー「……おかえり♪」
と、むしろ可愛らしさをプラスしてお返しした。
メイカ「んぐふぅっ!!」
その結果メイカさんは再び倒れ伏した。
お(か)しい人を亡くしたな。
その光景に慣れていない面々が怯えているが、そんなことは気にせずにショコラちゃんが気になったことを尋ねた。
ショコラ「あれ?ユーリさんはいないんですか?」
ディッグ「あぁ、今日は別の仕事をしに行ってるな。そんな難しい仕事じゃないって言ってたが……」
ケラン「前に仕事先の人と仲良くなってそのまま泊まっていったことがありますからね……いつ帰ってくるかは分からないかなぁ……」
ショコラ「そっかぁ…残念……」
マグ(みんなユーリさんのことも好きですからねぇ……)
コウスケ(そうだねぇ……でもこればっかりはさすがにどうしようもないからなぁ……)
精々、早く帰ってきてくれることを祈るぐらいしか……
ガチャッ
コウスケ・マグ((おや?))
ユーリ「ただいま帰りました〜!ってあれ?みんないる!」
ショコラ「あっ!ユーリさん!」
噂をすればなんとやら。
ユーリさん、帰宅。
コウスケ「おかえりなさいユーリさん。突然ですがお泊まり会を開くことにしたんですよ」
ユーリ「そうなんだ!みんなゆっくりしていってね!」
ショコラ・パメラ・チェルシー『は〜い!』
モニカ・リオ・シエル・サフィール『ありがとうございます』
ユーリ「うん!あれ、サフィールちゃん。そのパジャマって…」
サフィール「あっそうなんです!これは…」
サフィールちゃんのパジャマに気づいたユーリさんに、嬉しそうに話し始めるサフィールちゃん。
いいねぇ、心が癒されてくよ。
しかしこのサフィールちゃんのパジャマだが、サフィールちゃんの歳不相応な大きなお胸をゆったり包み込むために調整してあり、その面影が節々に見られる。
しかもこの服のデザインもかなり奇抜だ。
ひとつの服であり、二重構造やセパレートタイプなわけではないのだが…なんというか、バラバラなのだ。
まず襟元なのだが、これは普通だ。
しかしその下がだいぶ違う。
まずこれ、脇から下に向けてガッツリとスリットが入っている。
しかしそれは途中でカーブを描き、背中側のスリットはお腹周りで合流して、そこから下は普通のパジャマという風になっている。
簡単に言うと、胸の部分だけポッカリと開いているのだ。
で、それを補うのがスリットの前掛け側。
これは…とんでもない布の量で、仮にパ……どこがとは言わないがぺったんこな子が着れば、軽く背中で合流出来そうなほどの面積を誇る。
そしてこの前掛けも普通の前止めの服と同じく中央で分かれており、それをボタンで留める形。
なのでボタンを閉めなければ居酒屋などに掛けられている暖簾のようになってしまう。
セクシーを通り越して痴女である。
もちろんサフィールちゃんは痴女ではないので、前掛けの端っこにあるボタンをしっかり留めている。
が、あまりボタンが多すぎるのはよろしくないと思ったのだろう。
前面と、サイズ調整用に横に1つずつ用意されている以外はだいぶまばらで、思いっきり脇が見えてしまっている。
なんなら横乳も見える。
マグ(う〜ん…エッチですね……)
おかげでマグがまた、今はまだ覚えるには早いものに目覚めてしまった。
どうしてくれよう。
メイカ「ね、ね、マーガレットちゃん」
コウスケ「ん…どうしましたメイカさん?」
考えてた俺にメイカさんがひっそりと話しかけてきた。
そして未だユーリさんと嬉しそうに話すサフィールちゃんを見て言った。
メイカ「サフィールちゃん…すっごいエッチだね☆」
コウスケ「それを言われて私はどう答えりゃいい?」
あんた今俺だってこと分かってるだろ?
何故聞く。いや、マグに聞かれても困るけど。
マグ(はい!とってもエッチですよね!)
こんなんだから。
そこにフルールさんも来た。
メイカ「あっ、フルール。ねぇ、フルールもサフィールちゃんのパジャマ、凄いエッチだと思うよね?」
フルール「それは思うけど、そういうのは口に出さないものよ」
ごもっとも。
フルール「ほら、それよりもあなたたちも早くお風呂に入っちゃいなさい。私はこの子たちのご飯を作るから」
ユーリ「あっ、お手伝いしますよ〜!」
メイカ「私も手伝うわよ!味見とか!」
フルール「邪魔よ」
メイカ「ひどい!」
メイカさんはすでに何度かつまみ食いをして、そのたびに俺とフルールさんのどちらかに怒られている。
気持ちは分かるが、出来ないことはないんだから普通に手伝ってほしい。
ディッグ「んじゃあ俺たちが先に入っちまうぜ?」
ユーリ「はい。ごゆっくりどうぞ」
ケラン「うん。じゃあいってくるね」
そうしてディッグさんたちがお風呂に向かっていき、フルールさんたちがキッチンに向かう。
その前にユーリさんが俺に話しかけてきた。
ユーリ「マーガレット」
コウスケ「はい?」
ユーリ「これ。あなた宛にって預かったの」
コウスケ「手紙……?」
ちょっと豪華な封筒だなぁ……。
ユーリ「前に話してた子からだって。しっかりお返事も書いてあげてね」
そう言ってユーリさんはキッチンに向かっていった。
ショコラ「マグ〜、誰から〜?」
コウスケ「えっと……」
外側には…書いてないな。
俺は封を切って中身を取り出す。
そして三つ折りにされた手紙を開いて読む。
[マーガレットへ]
春の香りを残しながらも、少しずつ夏へと進んでゆくのを感じるこの季節、いかがお過ごしでしょうか。
私たちはあなたと別れてから、とても有意義な日々を送るようになりました。
馬車の中で様々なことを教えていただき、常識というものを覚えました。
以前までは退屈だった学校も社会勉強として捉えることで、なかなか刺激的なものになりました。
その変わり様に、以前の私たちを知っていた者はみな一様に驚くほどです。
新しい友人も出来ました。
人間と、羊族の女の子です。
最初はどうしたものかと悩みましたが、今では楽しく過ごせています。
彼女たちもそうだといいなと思っています。
それもこれも、あなたがあの時助けてくれたから。
いろんなことを教えてくれたから。
私たちのことを、友だちだと言ってくれて、私たちのために本気で悲しんでくれたからです。
本当にありがとうございます。
次に会えたらその時はまた、いっぱいお話してね。
[構成・記、フレデリカ 記・応援、エリーゼ]
コウスケ「エリーゼとフレデリカからだ…!」
マグ(わぁ…!ありがとうですって、コウスケさん!)
コウスケ(うん。ふふっ、元気でやってるみたいでよかった…!)
マグ(はい!)
でも手紙の応援ってなんだろう?
フレデリカがこの堅苦しい文章を書いて、それをエリーゼが応援してたのかな?
最後の一文だけエリーゼが書いたから、一応記述者扱いになっているとか?
あり得るなぁ、ふふっ。
遠くに行った友だちからの手紙に嬉しくなり、自然と笑みが溢れる俺たち。
そんな俺たちに、この中で唯一面識のあるチェルシーが話しかけてきた。
チェルシー「マギーちゃん。もしかしてこの前の子たちから?」
コウスケ「うん。向こうで元気にやってるみたい」
チェルシー「そっか……」
コウスケ・マグ「(?)」
なんか元気無いなチェルシー。
コウスケ「どうしたの?」
チェルシー「…アタシさ……そのとき…その……その子たちが貴族の子だからって、失礼なことしちゃったから……」
あぁ、あのときのことを気にしてるのか。
いやでも待って?
コウスケ「言うてそんな失礼なことしたっけ?」
チェルシー「…差別…しちゃったじゃん……」
コウスケ「え〜と……?」
そんなことしてたっけ?
マグ(う〜ん……?あっ、もしかして……ほら、あのときチェルシー、2人のことを避けてたじゃないですか)
コウスケ(あぁ確かに。う〜ん…いや、まぁ…差別…ではあるかもだけど……ん〜…そっかぁ……)
繊細な子だねぇ……。
めっちゃいい子だなぁもう……。
これでもうちょっとスキンシップを控えめなものにしてくれれば文句無しなんだけど……。
って、それは今はいいとして…
コウスケ「あれぐらいなら差別に入らないよ」
チェルシー「でも……」
コウスケ「大丈夫。そうやってしっかり悩めるなら、大丈夫だよ」
チェルシー「マギーちゃん……」
この街以外では基本的に差別される側だったチェルシー的には、あれだけのことでも心苦しくなってしまうのだろう。
でも大丈夫。
それを後悔して、しっかり悩んで、どうするべきか考えられるなら、次あの子たちと会ったときに友だちになれるよ。
そもそもあのときは他の人からの「嫌悪」とかの方が多かったから、どっちかというと「困惑」寄りのチェルシーの視線は気になってないと思うなぁ……。
コウスケ「まぁそんなわけだから、次会ったときにどうするかを考えな」
チェルシー「……うん…♪」
コウスケ「ん、いい子♪」
チェルシー「えへへ…♪」
頭をぽふぽふと撫でてあげると、チェルシーは嬉しそうに微笑んだ。
ほんと、こうしてればただの良い子なんだけどね〜。
どうして遊ぶときに種族の血が騒いじゃうのかね〜。
ま、それはさておき。
コウスケ「さてさて…お返事を書こうにも、まずはモノを用意しないといけないから、これはまた明日。今日は思いっきり遊ぼーぅ!」
みんな『おぉ〜!』
とまぁこんなふうにお泊まりムードに話を戻し、俺は手紙を大切に保管しておくために一旦部屋に戻ることをみんなに言う。
コウスケ「じゃっ、とりあえずこの手紙をしまってくるよ」
チェルシー「うん!いってらっしゃ〜い!」
パメラ「絶対無くさないところにしまってあげてね!」
コウスケ「もちろん♪」
言われるまでもないさね♪
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さてさて…夕食も済ませ、メイカさんたち大人組ともたっぷりお話をしていたらあっという間に寝る時間ですよ。
早いねぇ。
大人たちはみんな上に行き、残ったのは我々子ども組のみ……。
そんな状況でお泊まりにテンションの上がったこの子らがただ眠るだけなわけもなく……
ショコラ「マグ!まくら投げしよ!」
はい、元気。
メリー「……まくら投げ?」
パメラ「みんなでまくらを投げあって遊ぶんだよ」
メリー「……そのまんま」
まぁそれ以外に言いようが無いし。
サフィール「ですが、あまり騒いでは上の皆様にご迷惑になるんじゃ……?」
シエル「そうよ。それに眠りたい子だっているでしょ?」
ショコラ「えぇ〜!?」
正論だねぇ。
チェルシー「でもでも、この前のお泊まり会のときは忘れてたんだし、お泊まり会の定番だってお兄ちゃんも言ってたし、いいでしょ〜?ね、やろうよ〜!」
ショコラ「そうそう!村にいたころもお泊まりのときはやってたじゃん!あのとき楽しかったでしょ?」
パメラ「そうだねぇ、あれは楽しかったね」
コウスケ(どうだった?)
マグ(楽しかったですよ?みんなでやるなら私もやりたいです!)
コウスケ(そっか。ふむ……)
コウスケ「リオとモニカちゃんはどう?」
リオ「ん〜…オレはどっちでも」
モニカ「私は…ちょっとやってみたい…かな…」
コウスケ「ふむふむ」
もうこれで過半数の賛成は得られたな。
メリー「……わたしもやりたい」
ショコラ「やった!」
チェルシー「サフィールちゃんとシエルちゃんは?」
シエル「あ、アタシはそんな子どもっぽいことは……」
なんて言いながらソワソワしてるから、これももう参加ということでいいな。
あとはサフィールちゃんだけど……
サフィール「私は…やっぱりご迷惑になってしまわないかが心配です……」
だよね〜。
だが安心せよ。
コウスケ「私がいる」
サフィール「えっ?えぇ…ずっといますよ?」
コウスケ「いや、うん、まぁ、うん…はい」
ごめんね変なこと言って。
そういう人間なの。
俺は。
コウスケ「ふっふっふ……私が結界を張れば騒音問題は解決するのっサ☆」
サフィール「結界…なるほど……でも、それだとマーガレットさんに負担がいきませんか?」
コウスケ「軽い結界1つで疲れるほどヤワじゃないよ。それに防音な上に、まくらが場外に飛んでって何か壊すことも無い。これならいろいろな問題が1発で解☆決!」
サフィール「そうですか……そういうことなら、私も言うことはありません。というより…うふふ♪こういうの、私も憧れてたんです♪」
コウスケ「はい決まり♪全員参加♪」
ショコラ・チェルシー「「やったー!!」」
はいそこ。
嬉しいのは分かるけど、まだ結界張ってないから静かにしてくださ〜い。
コウスケ「はいはい、その前にルール決めるよ。まず頭は無し」
パメラ「うん、痛いもんね」
コウスケ「あとあんまり強く投げるのも無し」
モニカ「うん、痛いもんね…!」
コウスケ「あとのことはそのとき考えよう。というわけで早速張っちゃうよ!」
みんな『は〜い!』
さて…張るのはいいとして、詠唱考えないと……。
ん〜…まぁ、《マナウォール》と同じ感じでいいか。
よし…
コウスケ「《我らを囲め、諸々防ぐ魔力の壁。マナウォール!》」
俺がそう唱えると同時に、連ねて配置した布団を囲むように半透明な壁が現れた。
なお空気までシャットアウトするわけにはいかないので、壁の下の方に隙間を開けた。
防音性はダウンするが、死ぬわけにはいかないのでしょうがない。
シエル「なんか…雑な詠唱じゃなかった……?」
コウスケ「気のせいだよ☆」
シエル「そ、そうなの……?」
コウスケ「そうだよ☆」
シエル「そ、そうなのね……」
追及されるとまた誤魔化さないとなので、どうせ誤魔化すなら面倒の少ないゴリ押しで解決しておく。
…さて、結界を張ったので……。
コウスケ(マグ)
マグ(えっ!?も、もしかして……!)
コウスケ(うん、どうぞ)
マグ(えぇっ!?で、でもコウスケさんも楽しみにしてたじゃないですか!)
コウスケ(楽しみだよ?だからある程度したら代わってね)
マグ(あぅあぅ…それならコウスケさんが先でも……)
コウスケ(まぁ確かにそれでもいいんだけど……)
マグ(けど……?)
コウスケ(友だちとはしゃぐマグを見るのも好きだから、どっちにしても俺は天国ヴァルハラヘヴンズドアなのさ☆)
マグ(はぅっ♡)
テンションが上がってその場の勢いで話し始めた俺だが、そのセリフにどうやらキュンときたらしい。
俺がいうのもなんだが、大丈夫かなこの子?
マグ(えへ、えへへ…♪それじゃあお先…失礼します♪)
コウスケ(うん、楽しんでね)
マグ(はい♪)
マグ「よ〜し!それじゃあさっそく…あいてっ!」
パメラ「ふふん♪先手必勝〜…あたっ」
ショコラ「隙だらけだよパメラ♪」
シエル「そう言うショコラもね!(ポイッ)」
ショコラ「甘いんだよ!(パシッ)」
シエル「えぇっ!?」
リオ「うわ片手で止めた。やるなぁショコラ(言いながら投げる)」
ショコラ「ふふん♪ショコラはまくら投げが得意なんだよ!(パシッ)」
チェルシー「でもさすがにもう持てないよね?え〜い!」
ショコラ「甘いんだよ!(ばふっ)」
チェルシー「ま、まくらとまくらで挟まれた!?」
ショコラ「ふっふ〜ん♪得意だって言ったでしょ…(ぽふぽふ)…えっ?」
モニカ「えへへ…♪隙あり…♪」
メリー「……すきあり♪」
ショコラ「あ〜!こっそり後ろに来てたなんて……!」
サフィール「上手いですね、2人とも」
マグ「うん。才能あるね」
限定的な才能だなぁ……。
そんな感じのゆるやかなカオスバトルはしばらく続いた。
はぁ〜…みんなはしゃいで可愛らしいわぁ……。
子どもはこうでなくっちゃね♪
服の機能…頭の中ではこんな感じというのがイメージ出来てるんですけど……。
それを文字にしようとすると、なんでか上手くまとまらないというか……。
う〜ん……なんでしょうねぇ……。
学校の授業でやらされた、新聞作りをなんとなく思い出しますね……。
……ちょっと違うかな?
はい。というわけでまた来週ですね。
ではでは〜♪(チカラワザ)




