222.防犯グッズ…好奇心旺盛なお年頃
メイカ「じゃっ行こっか、フルール」
フルール「えぇ、行きましょうか。ふたりは大丈夫?」
ユーリ「はい、大丈夫です」
コウスケ「準備オッケーですよ」
昨日の予定通り、メイカさんとフルールさんは朝早くに買い物に出発。
といっても、俺の出勤時間と同じに出るので一緒に行くのだが。
フルール「それじゃあメリーのことよろしくね」
ディッグ「あぁ、任せといてくれ。せっかくだからいろいろ見て回ってくるといいぜ」
ケラン「無理だけはしないように気を付けてくださいね」
フルール「えぇ、そうするわ。メリーもいい子でね」
メリー「……バッチリ」
フルール「ふふふ、そう?それじゃあ、行ってきます」
3人「いってらっしゃい」
フルールさんの護衛ということでメイカさんがいないので、とりあえず帰ってくるまでは迷宮には潜らないことになったディッグさんたちとメリーに見送られ、俺たちは寮を出た。
ユーリさんは昨日に引き続き俺の護衛。
メイカさんはフルールさんの護衛兼荷物持ちである。
荷物持ちと言っても、マジックバッグに大体は突っ込むはずなので、両手いっぱいに抱える…なんてことはないはずだ。
買いすぎなければ……。
まぁそうなったら護衛もしづらいわけだし、さすがに量には気をつけるだろう。
そ・れ・よ・り・も。
コウスケ「フルールさんフルールさん。今日は何を作る予定なんですか?」
フルール「そうねぇ……ちょうど安くなってるものと…あとはお肉は絶対よね。みんないっぱい食べるもの」
マグ・メイカ・ユーリ(「「やったぁお肉ぅ!」」)
よっしゃあお肉ぅ!
やったぜ!
フルール「それと…果物も見てみようかしら。道具は揃ってるし、使い方もようやく完璧に覚えたし…久しぶりにパイとかも作ってみようかしら?」
コウスケ・マグ・メイカ・ユーリ『パイッ!?やったぁ!』
フルール「あっこら、そんな大声出して。恥ずかしいからやめて、落ち着いて」
コウスケ・マグ・ユーリ「(「はっ…!ごめんなさい……」)」
メイカ「あはは、ごめんごめん。楽しみすぎてついね〜」
フルール「まったくもぅ…調子いいんだから」
メイカ「ごめんってば〜♪」
マグ(仲良いですねぇ♪)
コウスケ(そうだねぇ)
というか失礼だとは思うけど、2人とも精神が大変お若い。
やりとりがJKっぽい。
なお、なんとなくで言っております。
そんなこんなワイワイしながら歩き、お買い物班のフルールさんたちとは途中でお別れ。
フルール「じゃあね、ふたりとも」
メイカ「お仕事頑張ってね、マーガレットちゃん♪」
コウスケ「はい、頑張ります」
ユーリ「では…あっ。マーガレットを送り終えたらそっちのお手伝いに行きますか?」
メイカ「う〜ん…そうねぇ……人手は多い方がいいし、お願いできる?」
ユーリ「はい、大丈夫です」
フルール「そう?それじゃあよろしくね」
ユーリ「はい。ではまた」
どうやらユーリさんも買い物に付き合うことになったらしい。
確かに、買い物的にも護衛的にも戦力アップだからな。
そうして別れたあと、ユーリさんと今夜のご飯の話をしながらギルドへ向かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「マーガレット様、ユーリ様、おはようございます」
「「おはようございますリンゼさん」」
ギルドに着いた俺たちに、ちょうどカウンターから出てきたところのリンゼさんと出会い挨拶を交わす。
「マーガレット様。渡すものがございますので、ララさんのところへまずは行っていただけますか?」
「わかりました」
「それじゃあマーガレット。私はフルールさんたちの方に行くね」
「はい。ありがとうございました、ユーリさん」
「うん。じゃあお仕事頑張ってね〜♪」
「(は〜い♪)」
ユーリさんと別れ、俺は先輩方に挨拶しながらララさんの元へ向かう。
「ララさん、おはようございます」
「あっおはようマギーちゃん。はい、これ。この前言ってた防犯用アクセサリーだよ」
「あっ、ありがとうございます」
そう言ってララさんから受け取ったのは緑色の石がはめ込まれたペンダント。
「これはどんなものなんですか?」
「えっとねぇ…マギーちゃんは確か《救壁の護符》って持ってたよね?」
「持ってますねぇ」
もはや使う機会が無さそうだけど、一応毎日欠かさず身につけてるし、予備もバッグに突っ込まれてますとも。
「それなら簡単かな。使い方はそれと同じでね〜、魔力を流すと中の魔力が反応して警報が流れるの。それで周りに危険を知らせるんだ」
「(へぇ〜)」
防犯ブザーだね。
「それに魔力の壁も一緒に貼るから、とりあえずの安全は確保できるようになってるの。だからその間に逃げられるなら逃げて、助けが来るのを待つって感じかな」
「(なるほどぉ)」
《救壁の護符》の上位互換みたいな感じなんですけど。
出番無くなっちゃうかなこれは?
「あと、魔力が完全に切れてから48時間…2日間だね。その間に魔力が補充されないと、石の奥の方に仕込まれてる予備魔力が反応して、同じように効果が出るようになってるから、万が一捕まってたり眠らされてたりしてどうしても補充出来ないときにも防犯効果があるよ」
「(おぉ……)」
超えましたねこれは。
いやそれよりも…
(捕まってるとか出来れば想像したくないなぁ……)
(ですね……でもこれを持ってるっていうのは心強いですよね)
(だね。まぁでもだからって油断はしないようにしないとね)
(あくまで保険、ですもんね)
そうそう。マグもしっかり理解してるね。
油断は禁物。慢心、ダメ、絶対。
「それとこれはランクの高い魔道具だから、並のマジックバッグには入らないようになってるよ」
「おぉ。それってどれくらいなんですか?」
「Bランクから下には入らないって言ってたよ」
「(ふぁっ!?)」
(ってことはこれ……)
(Aランク…ってことですね……)
(ひえぇぇ……高い高い……こんなん持ってる方が怖いんだけど……)
(も、もし無くしたりしたら……ごくり……)
マグが思わず唾を飲む。
俺も正直同じ気持ちだ。
防犯は大事とはいえ、当人に超高値のブツを持たせるのは別の意味で怖くなる……。
「あっ、もう気付いてると思うけど、これは《救壁の護符》と違って何回でも使えるからね」
「え、えぇ…それはまぁ…はい……」
「…高すぎて緊張しちゃう?」
「(はい、緊張します……)」
「あはは、そうだよね〜。私も最初のころはあの人に希少価値の高い護身用アクセサリーをもらって物凄く慌てたもの……」
「(あぁ……)」
ハルキはそうだろうなぁ……。
「でも、それで守れるなら安いからって押し切られちゃって……」
「ん〜…そうですね……お金で守れるのなら安いもんだって私も思います」
(命は思ったより簡単に無くなりますからねぇ……)
ちょっ…マ、マグさん……!?
それはブラックすぎますわよマグさん……!?
「…?どうしたの?」
「いえ…なんでもねぇです……」
「そう?凄い顔が引き攣ってるけど……」
「大丈夫ですはい。どうにかなりますんではい」
「そ、そう……?」
思いっきり顔に出ていたようだが、むしろそれだけで済ませた俺を褒めて欲しい。
声に出さなかった俺を褒めて欲しい。
というかこれはどう返せばいいんだ……?
笑いに変える……?
笑い事じゃ無さすぎるぜ……?
キチンと諫める……?
シリアス度が増してめちゃくちゃシュンとさせそう……。
う〜ん…あとは……う〜ん……う〜〜ん…………
「…マギーちゃん?」
「…………」
「マギーちゃ〜ん」
「ん……なんですか?」
「なんですかーって…マギーちゃんが急に険しい顔で考え込み始めたからどうしたのかなって」
「……あ〜…すみません……」
また顔に出てたらしい。
いやぁでもこれはなかなか難しい問題なので……。
(…コウスケさぁん……)
(ん?どうしたのマグ)
(ごめんなさい…まさかそんなに考え込ませるなんて……)
(ん…ってことは…ちょっとした冗談のつもりだったってこと?)
(えっと…ちょっとはそんな感じで…もうちょっとは頭に浮かんだから口に出しちゃった…みたいな……)
(あ〜…なるほど……)
それなら答えはツッコミを入れる…だったか。
(いやマグさんや……あまりにも心臓に悪いぜ……)
(ごめんなさい…私も言ってから、あっ…まずいかも……って思いました……次から言わないように気をつけます……)
(ん…わかった)
…結局シュンってさせちゃったな……。
逆効果になるかもだけど、ここはフォローを入れておくか……。
(ちゃんと謝れてマグは偉いね)
(そんなことないです……)
(いいや、偉いよ。世の中には自分の間違いをなかなか認められない人がいるからね)
ムキになってるとか意地張ってるとか。
やってる自分も「何やってんだろ…」ってなるようなやつをついやっちゃうって人、多いと思います。
俺も「あぁ…これはないわぁ……」っていうのが多々あるし……。
で、これで大事なのは次からキチンと気をつけること。
じゃないともうほんと、大小様々な後悔で埋め尽くされるぜ……。
(うん…ほんとに……そういうのは小さなことでもかなり心に引っかかってるってことあるから……ちゃんとその場で謝れるだけで偉いよ…マグは……)
(コ、コウスケさん……?あれ……?だ、大丈夫ですか……?)
(俺はね…小さい後悔が積み重なってまぁまぁ辛いわ……)
(あっ…ダメそう……)
数年前の俺よ……ネタバレは重罪なんだぜ……?
お前マジお前この野郎……。
今からでも雷落としてやろうか……。
「マギーちゃ〜ん……?」
「…あ〜…ごめんなさいララさん……ちょっと考えちゃってる…じゃなくて…考えちゃってたみたいです」
「えっ?あっ……え〜っと…そ、そっか。うん、じゃあとりあえず、ペンダントの説明は大丈夫かな?」
「はい、大丈夫です。ありがとうございました、ララさん」
「うん。それじゃあいつも通り挨拶してきちゃいなよ。…きっとその間に戻ってくれるよ…」
「そうですね…もし無理そうでも、多分これなら絶対に…って手段があるので、大丈夫です…」
「そう…?じゃあ、お願いね」
「はい、いってきます」
「いってらっしゃい」
あとな〜……ゲームの影響なのかなんなのか……言葉使いがなぁ……。
焦ったときパッと出てくるのがまぁまぁ物騒なのはなんとも……これは早いとこ直さないとマグやみんなを傷つける恐れが……
(コウスケさん)
でもそう思い始めて早数年なのよなぁ……。
まったく進歩しておりませなんだ……成長しない男ですわ……。
(コウスケさ〜ん)
というかそもそも俺自身が成長しようとしてないからかなぁ…やっぱり……。
なんていうか…直そう直そうとは思うんだけど、実際に行動に移すのは稀というか……。
どうしても他のことを優先しちゃったり忘れたりしてまったく進まないというか……。
そりゃ後悔も大量生産するってもん…
(…今夜こそ全身ぺろぺろしちゃいますよ〜?)
(それはダメです)
(ちぇ〜……)
危ねぇ危ねぇ……。
俺が負の思考ループにハマってるのに乗じてどえらい約束をさせられるところだった……。
…ってあれ?
(いつの間にか通信室の前じゃん……)
(コウスケさんが全然帰ってこないから、私がララさんと別れて上に登ってきたんですよ)
(えっ…マジで……?)
(マジです。それにコウスケさん、呼びかけても全然反応してくれないし……)
(ご、ごめん……)
(この流れならいけるかなって思ったのに、お願いのところはしっかり断るし……)
(いや…それはまぁ……)
コンプライアンス的にアウトなので……。
(むぅ〜……まぁいいです。そのかわり、今夜もたっぷり甘えますからね!)
(…うん…了解。それとありがとね、マグ)
(…むふん♪お安いご用ですよ〜♪えへへ♪)
か〜わいっ。
はぁ…しかし……マグを元気付けようとして、自分がフォローされてちゃ世話ないぜまったく……。
気を付けなきゃ…………なんか…気を付けなきゃって思う機会が多い気が……?
もしやまた成長してない……?
…い、いや……これからだし……。
これから頑張ってくんだし……!
差し当たってまずは、暗黒面に落ちることが無いようにしないとだなぁ……。
(コウスケさん)
(ん〜?)
(入らないんですか?)
(えっ……あっ)
まだ通信室に入ってないわ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〔パメラ〕
「「おはようございま〜す!」」
「おはよう、ショコラちゃん、パメラちゃん。今日も元気いっぱいだね」
ギルドの入り口にいた先輩職員さんにご挨拶をして、私たちは職場に入る。
まずはいつも奥の方で書類整理をしてるララさんにご挨拶をして、ダインさんがいるなら上に行ってダインさんにもご挨拶。
前までは着替えるために更衣室に行ってたけど、家から直接着てくるマグの真似をして私たちも教会からそのまま着てきちゃってるので、ダインさんがいなければ上に行く用事は特に無くなってしまった。
で、ララさんのところに行くまでの間にもいろんな人とご挨拶して、ようやくララさんのところに到着。
マグはいなかったな〜。
また上かな?
「「ララさん、おはようございます!」」
「あっおはよう〜、ショコラちゃん、パメラちゃん」
…今さらだけど、いつもショコラが先に名前を呼ばれるのはなんでだろう?
確かにショコラは明るくて元気いっぱいでいつも私より先を歩いてて…あっ、だからかな?
まぁでも、どうでもいいことだし別にいいんだけどね。
私も昔からこの順番で慣れてるし。
なんなら、今から変えられたらちょっと戸惑っちゃいそう。
「マグはまた上ですか?」
「うん、そうだよ」
「そっか〜」
どうでもいいことを考えてる間に、ショコラがマグのことを聞いていた。
やっぱり上にいるんだぁ……。
…………。
なんでだろう?
前にマグに聞いたときは「掃除をしてたから」だったし、ララさんに聞いても同じような答えしか帰ってこないし……。
会議室……確か前あそこに入ったときに、倉庫と繋がってるような扉があったんだよねぇ……。
倉庫から会議室に回って出てくる……。
それなら確かに納得なんだけど……。
…なんで会議室で終わりなんだろう……?
上のお掃除を頼まれてるなら、他のお部屋も頼まれてそうだけど……マグは会議室から出てきたときに会ったらそのまま下に行っちゃう。
でも倉庫は階段から一番近い位置に扉があるし、他のお部屋もお掃除してるなら、「倉庫から会議室」は効率が悪いと思う。
マグはいつもテキパキ働いてる。
何回かやって、一番早く終わりそうなやり方でやってる。
そんなマグがこんな簡単なことに気付かないわけがない。
う〜ん……会議室だけ頼まれてる…とか?
なんで?なんで会議室だけ?
あとは…他のお部屋は別の人が……違うなぁ。
他の人が同じ時間にお掃除をしてるって感じはしてないし……。
…うん…やっぱり怪しい……。
多分マグもララさんも何か隠してる。
そして今一番怪しいのは……会議室の倉庫側の扉。
倉庫って物がごちゃごちゃで危ないからって入ったことは無いけど、あの扉は本当に倉庫に繋がってるのかな……?
もしかしたら何か、すごいものがあるんじゃないかな……?
気になる……。
「ダインさんは今日はいますか〜?」
「うん、いるよ〜」
「じゃあご挨拶してきます!行こっ、パメラ」
「あっうん」
…………チャンスだ!
上に行く用事があるときに行かないと怪しまれるから、今ならこっそり確かめられるかも!
……でも先にダインさんにご挨拶しなくちゃ。
働き始めてから3日くらい経ったときに「ちゃんと俺にも毎日欠かさず挨拶してくれるなんて……!」って泣いてたから……。
ダインさん……確かに他のギルドマスターさんたちは忘れることが無さそうなほど個性が強いけど、だからってダインさんを忘れるなんてことは無いと思うんだけど……。
あんなに泣いて喜んだってことはそういうことなんだろうなぁ……。
というわけで私とショコラは毎日キチンとご挨拶をしようって決めたんだよね。
だからまずはご挨拶!
そのあとに会議室の扉の向こうを探検だ!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さ、ご挨拶もしたし、まずはショコラに説明しないとね。
「ショコラ、かくかくしかじか」
「あ、確かに…気になる!」
「でしょ!」
というわけで行ってみよう!
今日もマグはダインさんに会ってないみたいだし、やっぱり掃除じゃないんじゃないかな。
怪しい……。
と、さて…まずはカギが開いてないとだけど…
「どう、パメラ?」
「うん、開いてる」
「よしっ」
「それじゃあ…おじゃましま〜す…」
「しま〜す…」
中には…誰もいないね。
「よし…それじゃああの扉にっと……」
さてさて…何があるのかなぁ?
「なんだかワクワクするね…!」
「うん…それじゃあ開けるよ…?」
「うん…!」
扉にカギは…かかってない……!
じゃ、じゃあ…中は……!
「「……あれ……?」」
中は…倉庫……?
「えぇ〜!?倉庫〜!?な〜んだぁ……」
「あれ〜……?おかしいなぁ……」
じゃあマグはなんでいつも……う〜ん……?
「行こ〜、パメラ〜……」
「うん……」
…な〜んか引っかかるんだけどなぁ……?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〔ハルキ〕
「あっぶな……ぎりぎり間に合った……」
まさか2人が通信室に来るとは……。
慌ててカモフラージュをかけたけど、どうにか誤魔化せたみたいだね……。
はぁ…コウスケがもう出たあとでよかった……。
さすがに人の姿まで誤魔化しきるのは難しいからね……。
う〜ん……子どもの好奇心恐るべし……。
というかなんの対策もせずに今までどうにかなってた方が凄いのか……?
なんにせよ、また同じようなことがあっても大丈夫なように何か考えとかないと……。
はぁ…また経費が嵩むなぁ……。
防犯ブザー……自分は登下校のルートが近くにあるのですが、しょっちゅう鳴ってるイメージがあります。
「また鳴ってる」って思ってしまうので、あまり防犯してるって感じが無くなってる気がして……。
さすがに長時間鳴ってたり叫び声とかしたら見に行くでしょうけど、そんなことは今のところ無いですし、なんとも……。
まぁ平和でいいですね、はい。
また来週です。
ではでは〜




