表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
199/435

197.みんなでお風呂…の前に脱衣所で…

コウスケ「……大丈夫……?」

サフィール「は、はい……」

コウスケ「そう?じゃあ深呼吸~…吸ってぇ…吐いてぇ……」

サフィール「すぅ~…はぁ~……すぅ~…」

ショコラ「なにしてるの?」

コウスケ・マグ・サフィール「(「ひゃあぁぁっ!?」)」

ショコラ「うわぁっ!?なにっ!?」


脱衣所。

サフィールちゃんとコソコソしてたら後ろからショコラちゃんに話しかけられビビりましたの巻。


なんでコソコソしているのかというと、先ほどまで遠慮がちながらも俺の体をもみもみしてくれたサフィールちゃんの頭の()()について話していたからだ。

覚悟は決まったものの、いざ伝えようとすると緊張してしまうサフィールちゃんをどうにかほぐそうとしていたのだ。


が、その打ち明ける対象であるショコラちゃんが来たのでそれもここまでだ。

ちなみに彼女はまっぱだ。

脱衣所だもの。


ショコラ「2人とも部屋の端っこでコソコソして、全然お洋服脱がないけど……どうしたの?」

コウスケ「あ~…えっとぉ……」

サフィール「…マーガレットさん…ありがとうございます……おかげで少しだけ勇気が出ました」

コウスケ「サフィールちゃん……」

ショコラ「?勇気って?」


キョトンとするショコラちゃん。

その後ろで同じようにこちらを不思議そうに見つめるパメラちゃんとメリー、メイカたち。

サフィールちゃんのことを知っている他の子たちは心配そうに見つめている。


そしてみんな半裸か全裸だ。

しかし今はそれを気にしてる場合じゃないのでサフィールちゃんを見つめることにする。


可愛らしい私服で似合ってるぜ、テンション上がるな〜、目の前のことに集中しろや俺。


サフィール「ふぅ~……ショコラさん……」

ショコラ「うん、なぁに?」

サフィール「…これを……」


サフィールちゃんがついに帽子を外して角を見せる。


ショコラ「っ!」

パメラ「わぁ…!」

メリー「……ツノ?」


子どもたちの反応は上々。

驚いてはいるが嫌悪感は抱いてないようだ。


メイカ「あの角……もしかして魔族……?」

ユーリ「えっ?魔族?」

フルール「へぇ……」


メイカさんとフルールさんは気付いたようだ。

ユーリさんは…うん。あれ多分、「魔族って何?」って状態じゃないか?


サフィール「わ…私……!じ、実は…ま……」

ショコラ・パメラ・メリー「「「ま?」」」

サフィール「ま…魔族なんですっ!」

ショコラ・パメラ・メリー「「「へぇ~!」」」


コウスケ・マグ((あっ大丈夫だな))


サフィール「…………」

ショコラ・パメラ・メリー「「「…………?」」」

サフィール「…あの……怖くないんですか……?」

ショコラ「…?なんで?」

パメラ「ショコラ。多分サフィールちゃんは、魔族は怖いものだ~っていう本が多いから聞いてるんじゃないかな?」


おっ…パメラちゃんは知ってたか。


ショコラ「そうなの?でも本は本でしょ?サフィールは悪いことしてないでしょ?」

サフィール「そ、それは……で、でも……あっ…!ほ、ほら!目の色も違いますし…!」

ショコラ「えっ?あっほんとだ!」

サフィール「だ、だから…えっと……!」

ショコラ「キレイな金色だね〜!」

メリー「……うん!(こくこく)」

サフィール「えっ?えっ?」


コウスケ(だよね〜。キレイな色だよね〜!)

マグ(いいですよね〜。青も金色もどっちもキレイです〜!)


サフィール「あ、あのっ…!両目の色が別々なんですよ…!?だ、大丈夫なんですか…!?」

ショコラ「?別々だとダメなの?」

サフィール「っ!……うぅぅ……!ダ、ダメ…じゃないですぅ……!」

ショコラ「えっ!?サ、サフィール!?」

パメラ「ど、どうしたの!?」

メリー「……!?……!?(おろおろ)」


……よかったね…サフィールちゃん。


泣き出したサフィールちゃんを宥めるショコラちゃんたちを眺めていると、メイカさんが話しかけてきた。


メイカ「サフィールちゃん、魔族なんだね」

コウスケ「はい。……驚きましたか?」

メイカ「そりゃあね。あぁでも、別に嫌いとかは無いよ?本当にただ驚いただけ」

コウスケ「よかった。サフィールちゃん、ずっと気にしていたので……」

メイカ「そっか…それで受けられて、嬉しくて泣いちゃったんだね……ふふふ…よかったね」

コウスケ「はい♪」


さすがメイカさん。


メイカ「でも魔族かぁ…そっかぁ……ねぇ、マーガレットちゃん」

コウスケ「なんですか?」

メイカ「魔族ってみんな子どものときからあんなにおっぱい大きくなるのかなぁ?」

コウスケ「……メイカさん……」

メイカ「だって気にならない!?」


さすがですね……メイカさん……。


マグ(気になります!)

コウスケ(…マグ……)


この子もほんと……ははは……。


パメラ「ねぇねぇサフィールちゃん……」

サフィール「は、はい…なんですかパメラさん…?」

パメラ「…魔族ってみんなおっぱい大きいの……?」

サフィール「ふぇっ!?」


パメラちゃんもだったかぁ……。


チェルシー「サフィーちゃんのお胸すごいよねぇ……これであたしよりも年下なんだよ?」

パメラ「えっ!?そ、そうなの!?」

サフィール「は、はい……今10歳です……」

ショコラ・パメラ「「マグと同い年だ!」」


バッとこちらを見る……こちらの胸を見るショコラちゃんとパメラちゃん…とメリーも見てるな。


やめたげて。

マグのなだらかな丘とサフィールちゃんの山を比べないであげて。


マグ(…私もすぐに大きくなりますし……)

コウスケ(マグ?)

マグ(コウスケさん!)

コウスケ(は、はい……)

マグ(私もすぐにサフィールちゃんぐらい大きくなりますから!)

コウスケ(お、おう…そーなのか……)

マグ(そして絶対コウスケさんを私のおっぱいでふにふにしてメロメロにしてイチャイチャしますから!)

コウスケ(うぇっ!?)


そ、そんな計画があったの……!?

もしそれをやられたら一気に18禁の世界に行っちゃうよ……!?


フルール「ほらほら。みんな裸で話してちゃ風邪引くわよ?続きは入ってからにしましょ?」

子どもたち『あっは〜い!』


フルールさんが手を叩きながら場を収めてくれた。


…ていうか、マグと話してる間にパメラちゃん…サフィールちゃんの山揉んでるやんけ……。

でも顔は、ふにふにの話をしてるマグの顔と違ってかなり険しいんだけど……。

ちょっと怖いんだけど……。


大丈夫だよパメラちゃん……。

パメラちゃんの絶壁も需要あるから……少なくとも俺は好きだから……。

だから毎日理性が削れてるんだけどね……。


と、そこにパメラちゃんから解放されたサフィールちゃんが帰ってきた。


サフィール「はぁ…はぁ……!」

コウスケ「だ、大丈夫サフィールちゃん……?」

サフィール「は、はい……!は、早く私たちも脱ぎましょうか……」

コウスケ「う、うん……」


サフィールちゃんはパメラちゃんに揉みしだかれたのかめちゃくちゃ疲弊しているが、その顔には先ほどまでの不安さは無い。

受け入れられて、普通…普通?まぁとにかく、気にせずスキンシップを取ってもらえて嬉しかったんだろう。


その内容はともかくとして。


ショコラ「うわぁ!広〜い!」

パメラ「おっきい〜!」

リオ「すっご……」

モニカ「わぁぁ…!立派なお風呂だぁ……!」


お風呂場に足を踏み入れた少女たちの感嘆の声にほっこりしながら上着を脱いでシャツに手をかける俺の目の前で、サフィールちゃんも上を脱ごうとして…


コウスケ・マグ「(っ!!)」


上着を脱いでシャツのボタンに手をかけているサフィールちゃんの姿があった。


マグ(ふわ…ふわぁぁ……!)

コウスケ(す、凄い……!)


今日のサフィールちゃんはゆったりした上着を着ていて、体のラインがわからない格好だったのだが、それでも山はしっかりと主張をしていた。


そしてその上着を取った下はシャツ。

そのシャツはマンガやアニメで見たようなパツパツ具合で、よく見るとシャツの袖と(すそ)がそこそこ余っていた。


多分胸に合わせて大きいサイズにしたら、他がダブついてしまったのだろう。

(まく)りまくって留めた袖のボタンを外してダブダブになった状態で苦戦している。


何故先に外しちゃったのか。


コウスケ「サ、サフィールちゃん…大丈夫?」

サフィール「は、はい……あっ…えっと……すみません……お先に入っていてください……いつものことなので……」

コウスケ「いつも?袖を先に解放しちゃうの?」

サフィール「は、はい…くっ……こうしてダブダブになるんですけど……んっ…!どうしても腕がキツいし暑くて先に外しちゃうんです……っと…ふぅ……」


俺と話しながらボタンと格闘するサフィールちゃんは、ようやく1番上のボタンを外して一息吐いた。


腕よりも胸の方がキツキツなんですけど。

というかあれ、ボタン自体もかなり固いな……。


コウスケ(…これは……)

マグ(時間がかかりそうですね……そっか…大きいのも大変なんだ……)


マグが何かを学んだようだ。


サフィール「だからマーガレットさんは…ん…お先に入っていてください……」


そう言ってサフィールちゃんは2つ目のボタンと格闘し始めた。

しかしやはりもたもたとしていてやりづらそうだ。

これではサフィールちゃんはまだまだ時間がかかってしまう。


コウスケ(あ〜……マグ……)

マグ(はい?)

コウスケ(…マグが手伝ってあげて)

マグ(えっ!?いいんですか!?)

コウスケ(まぁ…俺が着替えを手伝うのはちょっと…ね……だからマグ…お願いできる?)

マグ(んふ〜♪もちろんですよ!任せてください!サフィールちゃんのふにふに〜♪)


マグはほんとにふにふにが好きなんだなぁ……。


マグ(しかもコウスケさんに頼られた〜♪えへへ♪えへへへ〜♪)


…それはちょっと照れくさい……。


マグ「サフィールちゃん♪」

サフィール「ん…マーガレットさん?」

マグ「ボタン外すの手伝うよ♪」

サフィール「えっ?でもそれだとマーガレットさんも遅くなってしまいますよ……?」

マグ「大丈夫!みんなで入った方が気持ちいいし楽しいもん!それに今日の私はお世話係だよ?だからお手伝いくらいさせてよ〜!」


マグ、テンション高いなぁ。

でもまぁ確かに、せっかくみんなで入るんだから、誰か1人だけ遅れちゃう…とかは無しの方がいいよね〜。


仲良しだから出来ることだよね〜。

仲良くないクラスメイトと入るとかじゃないもんね〜。


サフィール「お世話係……ふふ…そうですね。それでは…お願いします♪」

マグ「うん♪」


サフィールちゃんも納得し、笑顔でお願いされたマグも自然に笑顔で答えた。

…まではよかったのだが……


マグ「うへへへ…♪それじゃあさっそく……♪」

サフィール「マ、マーガレットさん……?なんだか怖いですよ……?」

マグ「そんなことないよ〜♪」


マグはサフィールちゃんのふにふにが見れると思い興奮し、おっさんかとツッコミを入れたくなるような口調でサフィールちゃんに手を伸ばした。


…任せたのは失敗だったかもしれない……。


マグ「それじゃあ私は下から……ほい♪…ほい♪」


サフィールちゃんとは逆に、シャツの下からボタンを外すことにしたマグは軽快な手つきでぽんぽん外していく。


コウスケ(ボタン固くないの?)

マグ(この程度まったく問題ないですよ!ふへへへへ♡)


エロスパワー恐るべし。

でもやっぱり任せたのは失敗な気がしてならない。


そしていよいよ彼女のお山部分に差し掛かると、マグのテンションはさらに高くなる。


マグ「んふふふ〜♪それじゃあここも外しちゃうね……♡」

サフィール「あっ…は、はい……お願いします……!」


そんなマグの圧に負けたサフィールちゃんは手を離してマグに任せることにしたようだ。


大丈夫かな……?


そんなマグがついにふくらみの上のボタンに手をかける。


マグ「♪〜」

サフィール「ん……」

マグ「んふ…♪はい♪ひと〜つ♪」


…今この子…さりげなく手をふにふにに当てながら外してなかった……?


マグ「つぎ〜♪ふふんふ〜ん♪」


と、鼻歌混じりで手をかけたのは山の上のボタン。


…さてはこの子……頂上のボタンは最後の楽しみに取っとく気だな……?


サフィール「んぅ……」

マグ「ふた〜つ♪」


うん、やっぱり当ててるね。

さりげないセクハラ行為だね。


でもマグに任せちゃってるしなぁ……。

それにここで交代を言い出したら、俺がサフィールちゃんのふにふにをゲートオープン解放したいんだと思われるだろうし……楽しみにしてるマグが拗ねそうだし……。


マグ「……♡それじゃあ…最後…ね♪」

サフィール「は…はい……」


こんな妖しく楽しそうにボタンを外すマグの姿に、さすがのサフィールちゃんも引かないか心配だったのだが、サフィールちゃんの顔は少し赤らんでおり、どうやら引いてはいないようだとわかり安心した。


マグ「…ぺろ……♡」


マグは楽しみすぎて舌なめずりまでする。


えっちだなこの子は。

もうちょい我慢しなさいよホント。


そうしていよいよ最後のボタンを外すと…


バルンッ!


サフィール「んっ…!」

マグ「わはぁぁっ♡」


ボタンを外した瞬間勢いよく飛び出てきたサフィールちゃんのふにふに。

サフィールちゃんは飛び出した際に衝撃があったのかちょっと声を出し、マグは超絶テンションアゲアゲな声を上げた。


…マグはその感想でいいの?

完全に痴女な感じなんだけど?


ともかく、中から飛び出したふにふにはワンポイントに赤い小さなリボンが正面中央に付いたシンプルな白いブラに包まれている。

そして、いつも肌をあまり露出させないサフィールちゃんの素肌はとても白く綺麗で、子ども特有のぷにぷにの柔らかそうな肌感をしたお腹と、その上にある子どもには大きすぎる果実のギャップがまたとんでもない。


…マグに任せて正解だったなこりゃ……。

俺だったら直視することができなくなると思う……。


…あれ…?そういえば、ララさんが渡してくれたのパジャマだけだけど、みんな下着はどうするんだろう?


マグ「…♪それじゃあこれも…」

サフィール「……(こくり)」


マグがもう変態さんのそれだが、サフィールちゃんもそれを黙って受け入れる。


…大丈夫だよね?

恥ずかしくて引く余裕も無いとかじゃないよね?


シャツを脱がせて、彼女の後ろに回ったマグはブラのホックに手をかける。


マグ「ごくり……」


唾飲んじゃったよこの子。

どんだけ楽しみなの。


…いや…まぁ…気持ちはわかるけど……。

国宝もんだと思うけど……。


そしてぷつっ…と外し、サフィールちゃんがブラを脱ぐと…


マグ「ふわ……」

コウスケ(うわ……)


…これはいささか刺激が強すぎる……。


彼女の頭の隣から覗き込むようにして見た彼女の山は、ブラから解放されてより一層大きく見える。

そしてそれぞれの頂点には綺麗なピn…


いかんいかんいかんいかんっ!!

これ以上はやばい!!

年齢制限に引っかかる!!


本来ならさっさと心の底に潜って心頭滅却するべきなのだが、厄介なことにマグと俺の甘やかしの腕は違うようなのでそれは出来ない。


うぅ……でも…これはやばいって……!

それに他の子も洗うって約束してるし……!


サフィール「…マーガレットさん……」

マグ「あっ…う、うん!なぁに?」

サフィール「えと……し、下は大丈夫なので……マーガレットさんも……」

マグ「え、あっ…そそそそっか…うん!私も脱がないとだ…!あはは……!」


俺が全力で心を落ち着かせようとしていると、どうやらこれでサフィールちゃんのお手伝いは終わりのようで、マグは自分の服に脱ごうとサフィールちゃんから離れる。


ふぅ……。

とりあえずこれで一安心か……。

あっちこっちに思考を飛ばしてどうにか平静を保てたぜ……。


と、思ったのも束の間。


サフィール「…あの……」

マグ「ん?」

サフィール「…お手伝い…しましょうか……?」

マグ・コウスケ「(ぴぇっ!?)」


お、おおおお手伝い……!?


マグ「えと…そ、それって…その……」

サフィール「は、はい……マ…マーガレットさんのお洋服…を……ぬぎぬぎする…お手伝い…です……」

コウスケ・マグ「(ぬぎぬぎ……)」


いつも丁寧なサフィールちゃんから可愛らしい表現が出てきて思わず繰り返す俺たち。


マグ・コウスケ「(…………///)」

サフィール「…………///」


そしてお互いに顔を真っ赤にして俯き黙り込む。


えと……ど、どうするの…マグ……?


マグ「…サ、サフィールちゃん……」

サフィール「は、はい……」

マグ「その……それじゃあ…お願い…しようかな……」


はわっ!?


サフィール「…!…は、はい…!そ、それでは…失礼します……」

マグ「う、うん……」


…これはえらいことになったのでは……?


サフィール「え、えっと……ばんざーいってしてくれますか……?」

マグ「う、うん…ばんざーい……」


ばんざーいって…また可愛らしい表現を……。


サフィール「んしょ…」

マグ「っ!!?」


サフィールちゃんがマグの服を捲り上げ、何故か体を密着させてシャツを脱がせにくる。


サフィール「うんしょ…っと……」

マグ「サ、サ、サフィールちゃん……!えと……!」


これにはさすがのマグも予想外だったようで声が上擦っている。

それに対してサフィールちゃんはマグの顔を見て…


サフィール「…♡」

マグ・コウスケ「(っ!?)」


ニコ…っと柔らかくも、どこか色を感じる笑みを浮かべた。


サフィール「マーガレットさん……()()…好きなんですよね……?」

マグ「えっあっえっと…………うん……」


誤魔化してマグ〜……!

俺が頑張って否定をしてるんだから〜……!


サフィール「…♡嬉しい…♡」

マグ「ふぇ……」

コウスケ(うわぁ…うわぁ……!)


な、なんだかこの雰囲気はやばいのでは……!?

凄い…なんか……凄いとろとろ〜んな雰囲気がぁ……!


ショコラ「マグ〜!遅いよ〜!」

チェルシー「サフィーちゃ〜んも〜!」

マグ・コウスケ・サフィール「(「!!」)」


と、そこでお風呂場からショコラちゃんとチェルシーの声が聞こえてきた。


マグ「あっ…えっと…あ、あんまり待たせるとアレだし早く入ろっか!」

サフィール「そ、そうですね!ちょっとゆっくりしすぎちゃったかもしれませんね!」


それでさっきまでの場の空気は消え、わたわたと慌てて残りの服を脱いでいく2人。


はぁ……めっちゃドキドキした……。

でもサフィールちゃんはなんで急にあんなに積極的に

なったんだろう……?


マグ(そ、それじゃあコウスケさん!入ったら交代を……!)

コウスケ(あっうん…)

サフィール「マーガレットさん……」

マグ「っ!」


そうしてお風呂場に入るところで再びサフィールちゃんが声をかけてきた。


マグ「う、うん…なぁに?」

サフィール「えっと……その……お、お風呂上がりにも…手伝ってもらっていいですか……?」

マグ「えっ…?あっ…そ、そうだね!うん…!いいよ…!」

サフィール「…♪ありがとうございます……♪」

マグ・サフィール「「…………///」」


…う〜ん……また黙り込んでしまった……。


コウスケ(とりあえずお風呂に入りな)

マグ「あっ…そ、そうだ……」

サフィール「えっ?」

マグ「あっいや、えっと……は、早く入ろっか!」

サフィール「…はい♪」


危ねぇ〜……!

マグが思いっきり俺の声に反応しちゃったよ……!

なんとか誤魔化せてよかったぁ〜……!


マグもそう思っているようで、ホッと息を吐いている。


マグ(あ、危なかったですね……!)

コウスケ(だね……!)

マグ(ふぅ……それじゃあコウスケさん、お願いします)

コウスケ(うん。……これさぁ……)

マグ(はい)

コウスケ(…俺、こんな可愛い子たちを洗うんだよね?)

マグ(そうですねぇ……)

コウスケ(…ドキドキしすぎて死なないかな……?)


割とガチで思う。


マグ(……頑張ってください)


応援してくれた。


でもねマグ……。

俺は否定してほしかったな……。


カラカラカラ…


ちょっと悲しくなりながらお風呂場への磨りガラスの引き戸を開けたところでマグと交代。

そしてサフィールちゃんが入ったあと閉めるために横にズレる。


サフィール「あっ、ありがとうございます」

マグ「いえいえどうぞどうぞ」


と、軽口を叩いてみるが、さっきのがあるのでサフィールちゃんの顔が見れない。

だからといって下を向くと、彼女の暴力的な肢体を目に焼き付けてしまうので、お風呂場の方を見渡して誤魔化しながら答えた。


ショコラ・パメラ「「マグ遅〜い!」」


戸を閉めたところでショコラちゃんとパメラちゃんの抗議の声が響いた。

が…


みんな『わぁ……!』


先に入っていたみんなの視線が、服から解放されたありのままのサフィールちゃんの2つの果実に集まる。


サフィール「…………///」


それにサフィールちゃんは恥ずかしそうに身を縮こまらせる……ってそりゃそうだ。

人のことは言えないが、そんなにジロジロ見られたら恥ずかしいに決まっている。

いや、ほんと俺たちが言えることじゃないが。

ごめんねウチのマグがホント。


マグ「あ〜…ごめんなさいね。ちょっとお着替え手伝ってたの!」

サフィール「…!」

ショコラ「そ、そうなんだ!」

パメラ「そ、それなら仕方ないね!」


サフィールちゃんの前に行き彼女の盾になりながら、嘘ではないがかなり弱い理由を話す俺。

サフィールちゃんの体に見惚れていたみんなは、そんなやんわりした理由に納得してくれたようだ。


よかったよかった……。

深く聞かれたらどうしたもんかと思ったわ……。


サフィール「あの…ありがとうございます……」

コウスケ「どういたしまして」


サフィールちゃんにボソッとお礼を言われたので、俺も小さな声で返した。

そして他の子たちが気付く前に話を進める。


というか大人たちとリオ以外は椅子に座って待ってたので、さりげなく洗わずに済ませて回避する…というチキン戦法が出来そうにないので、自分の心のためにもサクサク事を進める。


コウスケ「え〜っとそれじゃあ……約束通り洗うよ〜!」

ショコラ「あっ!はいは〜い!ショコラいちば〜ん!」

パメラ「あっずる〜い!というか、今日はモニカちゃんとチェルシー優先って言ったでしょ〜!」

ショコラ「あっそっか!」


そーなのかー。

まぁそのために試合したんだもんな。当然っちゃ当然か。


モニカ「あっ…えっと……私はあとでも……」

チェルシー「ダメだよモニカちゃん!確かにマギーちゃんなら絶対洗ってくれるけど、遠慮してたらマギーちゃんに全部察してもらうことになっちゃうよ!」

モニカ「はぅっ!?そ、そっか…!」


ん〜……まぁ確かにチェルシーの言うことも一理ある。

モニカちゃんなら大丈夫だろうけど、あんまり甘やかしすぎると「全部察してくれる」って思ってダメダメになっちゃうからな……。


それに俺もモニカちゃんから直接お願いされたいし。


モニカ「じゃ、じゃああの…!ショコラちゃん…パメラちゃん……いい……?」

ショコラ「うん!」

パメラ「いいよ」

モニカ「そ、それじゃあ…マーガレットちゃん…!わ、私からお願い…します……」


照れすぎて後半ボソボソになっていたがどうにか聞き取れた。


ウサ耳までぺたーんってして可愛いね。

そんな俺の答えはもちろんYESだ可愛いね。


マグ「うん、いいよ」

モニカ「えへへ…♪は〜い…♪」


ウサ耳をピコピコさせてふにゃっと笑うモニカちゃん可愛い。

風呂椅子に座る彼女の背中、尾てい骨辺りには、モニカちゃんの可愛らしいウサ尻尾も微かにピコピコしていた可愛すぎる。


チェルシー「じゃあその次はあたしね!」

ショコラ「じゃあチェルシーの次ショコラ〜!」

パメラ「ダメ〜!いっつもショコラが先取っちゃうんだから、今日は私が先〜!」

ショコラ「え〜!?」

メリー「……ダメ。わたしが先」

ショコラ・パメラ「「えぇ〜!?」」

コウスケ「ジャンケンなさいな!」


やれやれ……。


マグ「それじゃあモニカちゃん。まずは頭から洗うね〜」

モニカ「は〜い…♪」


そうしてモニカちゃんを洗い始める。

耳の洗い方はユーリさんで学んだので、同じように優しく手で撫で洗いをすると、モニカちゃんは気持ちよさそうな声を上げた。


これであってるようで安心だ。

でもちょっと理性にダメージが入りやした。


だが真の問題はその先だった。


コウスケ「えっと……モニカちゃん……ほんとにいいの……?」

モニカ「…………(こくり)」


わざわざ確認したのは、モニカちゃんが全部洗ってほしいとお願いしてきたから。


正直ショコラちゃんやパメラちゃんは丸洗いするんだろうなと思っていたが、まさかモニカちゃんまで全身丸洗いをおねだりしてくるとは……。

さっきのチェルシーの言葉が原因かな?


さっきの俺よ。

何しれっと同意してんだ。

おかげで今の俺が大変だぞ。

すべすべもちもちのモニカちゃん肌を洗うことになったんだぞ。


…役得?そうだね役得だね生殺しだけどね!


…あれ……?

てかこの流れ…もしかしなくても……。


…全員の体を丸洗いすることになる……?


その予想は正しく、この後俺は天国のような地獄を味わうことになり、さらにはモニカちゃんとサフィールちゃん主導で他の子も混じり丸洗いされ、理性を保ててるのが不思議なくらい精神的に美味し…大変な目に()うことになった……。


…正直、ルークとの試合よりキツいわ……。

ひゃっほいお風呂回ですハラショー。

そして次回も少女たちとイチャコラしまっせブラボー。


そんな次回の更新は9/1(水)の予定です。

次回もお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 〉サフィール「ま…魔族なんですっ!」 ショコラ・パメラ・メリー「「「へぇ~!」」」 この後、シティー○ンターみたくトンボ(だっけ?)が横切った事でしょう。 目が点になるオマケ付きでw …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ