140.理性削れる我が家…スーパーおねむタイム再び
毎回、後書きを見て更新予定日にチェックしてくださる皆様へ。
昨日の夜、3/8分の小説をアップしました。
ぜひご確認ください。
そして忘れてしまったこと、本当に申し訳ありませんでした!
今後こんなことがないように気を付ける所存です。
今後ともよろしくお願いします。
…それでは本編、どうぞ!
無事にパメラちゃんとリオも撫で終わり、そのまま解散する流れとなった。
みんなそれぞれの帰路に就く中、俺たち寮組は途中まで同じ帰り道のモニカちゃんと一緒に帰っているところである。
そんな俺たちの会話は、やはりと言うべきか俺の頭のこれになる。
「……(じ~)」
「…やっぱり気になる?」
「あっ…う、うん……」
モニカちゃんがじ~っと見つめるのは、俺の頭に生えているネズミの耳。
ちなみにこの耳と尻尾、くすぐられたときに嫌というほど実感したが、どういうわけか感覚が繋がっている。
なのでちょっとネズ耳の生えている辺りを意識してみると……
「わっ…!?動いた…!」
「やだっ!可愛すぎるっ!」
と、このように動かすことが出来た。
メイカさんも大喜びである。
ところでこの行為、説明口調で進めていたが、実は初トライである。
ぶっつけ本番でいけるもんだ。
出来なかった時どうするつもりだったのか。
「わぁ~!それお薬を飲んで出来た耳なんでしょ?どうなってるの?」
「さぁ?」
「そんなよく分からないのに飲んだのっ!?」
「まぁ……いろいろあったので……」
「またっ!?」
この辺はモニカちゃんがいないときの方が説明しやすいのでぼかしたのだが……
「マーガレットちゃん……また大変だったの……?」
「あぅ……!」
モニカちゃんがめちゃくちゃ心配そうな目で見つめてきた。
仕方なく、マグのことを伏せて簡単に説明をする、モニカちゃんにとてつもなく弱い俺。
そして、話し終えた後のみんなの感想がこちら。
「…またえらい目にあってるなぁ…嬢ちゃん……」
「…本を読みに行っただけなのにね……」
「…また危ないことして……」
「…相変わらず大変だね…マーガレット……」
「…なんか……すごいね……」
上からディッグさん、ケランさん、メイカさん、ユーリさん、モニカちゃんである。
見て分かる通り、メイカさんはご立腹である。やべぇ。
(あとで一緒に謝りましょう……!)
(そうだね……!それがいい……!)
帰ったらマグと一緒に全力で謝罪することが決まった瞬間であった。
そんなことなど知らないモニカちゃんは、俺のネズ耳をじ~っと見つめる。
ついでに俺のお尻辺りもチラッと見る。
触りたいのかな?
そして尻尾も見たいのかな?
「…触ってみる?」
「ふぇっ!?いいの…!?」
「うん。でも優しくしてね?」
「う、うん…!」
俺が聞くと、モニカちゃんは目を輝かせて頷いた。
そんなに触りたかったんか……可愛いのぅ。
モニカちゃんにOKを出した俺は、来るであろう刺激に備える。
そして、とうとうモニカちゃんの手がネズ耳に触れた。
「…っ!」
「あっ…!ご、ごめんね……?痛かった……?」
「ん~ん…くすぐったいだけ。こういう刺激に慣れてないからさ」
「そ、そっか……」
「ほら、尻尾」
「えっ?わぁっ…!かわいいね…!」
モニカちゃんがちょっと気にした感じだったので、すぐに別の話題を出して有耶無耶にする。
その目論見は成功のようで、モニカちゃんの視線はこのネズ尻尾にくぎ付け。
ははは、ほれほれ…左右に動くぞ~。
みょ~んみょ~ん……
ガシッ!
「ふぎゃっ!?」
「わっ!?」
尻尾をゆらゆら動かして遊んでいたら、ユーリさんに尻尾を掴まれましたの巻。
「ご、ごめんねマーガレット!つい手が伸びちゃって……痛かったっ?」
「いえ……痛くは無いんですけど、凄くびっくりしました……」
「ごめんねぇ……」
つい手が伸びたって……猫かな?
ガシッと掴まれた割に痛みを感じなかったのは良いんだけど、何とも言えない感覚が急に来てめっちゃビビったよ……。
俺も他人の尻尾を触る時は、キチンと了解を取ってからにしよう……。
「だ、大丈夫…?」
「うん。それよりほら、ユーリさんがもう掴んでるし、モニカちゃんもよかったらどーぞ」
「えっ?じゃ、じゃあ……」
恐る恐ると言った様子で俺の尻尾を触るモニカちゃん。
ふふふ…こそばゆい……
「ひゃっ!?」
「ふぁっ!?」
な、何か今新たな刺激が……!?
少なくとも今一緒に驚いたモニカちゃんと掴みっぱなしのユーリさんではない。
「むぅ~……!」
「メ、メイカ…さん……?」
見ると、メイカさんが俺の尻尾を掴んで唸っている。
えっ怖い。
「ずるい…」
「えっ?」
「私もマーガレットちゃんに甘えたーいっ!」
「ちょっ!メイカさんっ!?」
ヤバいっ!
メイカさんが駄々っ子モードにっ!?
「メ、メイカさぁっ!?ちょっ!待って…!あはは…!尻尾ぉ…!」
「みんなばっかりずるいぃ!家でもユーリちゃんとメリーちゃんに付きっきりだし、もっと私とも遊んでよぉ~っ!」
「わかっ…!ふふっ!わかりましたからぁ…!尻尾離してぇ…!くすぐったぃ……あはははは!」
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「で、そうなったと」
「はい…ごめんなさい……」
「私昨日も似たようなことで注意してたと思うのだけど?」
「はい…聞いてました……」
「…はぁ……」
「うぅぅ……!」
メイカさんがフルールさんにお説教されている寮のリビング。
そのお説教の様子を、俺は近くにあるソファーに横たわって聞いていた。
あの後ディッグさんがメイカさんを(物理的に)止め、ディッグさんはそのままメイカさんを、ケランさんがくすぐられてぐったりしていた俺をここまで運んでくれた。
ユーリさんはめちゃくちゃ戸惑っていたモニカちゃんを送りに行って不在である。
ごめんね。内輪揉め見せちゃって。
なので今傍にいるのはメリーちゃんだけ。
ディッグさんとケランさんも心配してくれていたのだが、メリーちゃんが俺の面倒を見ると意気込んでいたので譲ってあげたようだ。
今2人はお風呂に入っている。
そんなやる気満々メリーちゃんは、俺のネズ耳をぷにぷにした後、疲労困憊、満身創痍な俺のために水を持ってきてくれて、それを飲ませてくれた。
…他人に飲み物を飲ませるのは難しく、また、メリーちゃんはソファーの縁に頭を乗せて横たわる俺に、声掛けはしてくれたものの、起き上がらせずにそのまま水を飲ませた。
そんなもんむせないわけが無く、俺は水を盛大に噴き出した。
一応手で押さえたのでメリーちゃんには飛んでないが、俺の口周りと服はぐしょぐしょになってしまい、メリーちゃんがやっちまったという顔をした。
今ここ。
(やべぇ……どう元気付ければいいんだ……)
(コウスケさん。諦めたらそこで終わりですよ)
(マグザイ先生……!)
(誰?)
先生のおかげで気力が戻った俺は考える。
メリーちゃんは俺の役に立とうとしてこうなっちゃった。
ならば挽回のチャンスを与えればいける……?
「メリーちゃん」
「あぅ…あぅ……ごめんなさい……」
「ん…ちゃんと謝れてえらいね。じゃあさ、俺の部屋から着替えとタオルを持ってきてくれる?」
「……(こくこく)わかった…!」
とてとてとリビングから出ていくメリーちゃん。
(…いい感じ?)
(いい感じですね)
(よかった)
「ただいま戻りました~!」
と、どうやらユーリさんが帰ってきたみたいだ。
「ん…ユーリも帰ってきたし、そこは私が拭いておくから、次入っちゃいなさい」
「は~い。ありがとうございます」
風呂…なぁ……。
昨日ユーリさんとまた一緒に入ろうって約束しちゃったし、メリーちゃんも、今俺が引っ込んだら怒ってると受け取っちゃうかもしれないから……。
(……マグ……)
(はい、お風呂ですよね?)
(うん)
(私のことは良いので、メリーちゃんとユーリさん、メイカさんのこともお願いしますね)
(……あぁ…そだね……)
そうだよね……メイカさんも一緒だよね……。
ここで一緒に入ってあげないとまたどっかで爆発しちゃうかもだものね……。
(……お風呂ってこんな疲れるものだっけ……?)
(あはは……まぁまぁ…メイカさんのときは私もお手伝いしますから……)
(……ありがと……)
持つべきものは出来る恋人よな……。
「あ、あの~……!」
「うん?」
玄関からユーリさんの声が聞こえる。
なんで入ってこない……あっ。
「…ユーリさん……まだ魔力登録してないや……」
「あ~……今朝はドタバタしてたものね………今行くわ~!」
お願いします。フルールさん。
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「はふぅ~……!」
あぁ~……生き返るぅ~……!
「あははっ!マーガレット、おじいさんみたい!」
「だってぇ……今日も1日いろいろあったもんで……」
「……お疲れさま(なでなで)」
「ありがと~…メリーちゃん……」
湯船に入ってまったりする俺たち。
ユーリさんを回収し、ついでに魔力認証も済ませたフルールさんたちと一緒にメリーちゃんも戻ってきた。
そしてそのちょっと後にディッグさんたちもお風呂から上がってきたので、俺たちはそのまま入浴することに。
一緒に入るのは、俺にベッタリのメリーちゃんとユーリさん。
マグと共に甘やかす予定のメイカさん。
そして準備は終わったので手が空いたフルールさん。
わぁすご~い!
第3寮舎の女性メンバーが勢ぞろいだわ!
俺のことはもうそういう扱いなのねそうなのね!
俺の理性の限界を考えてくれマジで。
気を取り直して、浴室に入った俺はまずメリーちゃんを洗う。
相変わらず気持ちよさそうにするので、その様子を見た俺もほっこりする。
そして次にユーリさんを洗う。
一々言動がドギマギもので超大変だった。
そしてメイカさん。ここはマグとバトンタッチ。
精一杯外界の情報を遮断するべく、心を無にする。
そして、マグに呼ばれて戻ってきた俺が見たのはフルールさんの背中。
どうやらフルールさんのことも洗ってあげたようだ。
ここまではよかった。
その後、メイカさんとフルールさん…さらに、すでに湯船に浸かっていたユーリさんとメリーちゃんまで戻ってきて、俺の全身を手分けして洗い始めた。
俺は即マグを呼ぶ。
(マグっ!チェンジっ!)
(がんばってください♪)
(マーーーグっ!!!?)
こうなることを分かってて変わったなっ!?
で、もみくちゃにされる俺を楽しむつもりだなっ!?
あのドS娘っ!ちゃっかりしててかーいーなっ!
結局俺は全身くまなく、ネズミ部分も獣人としての先輩たるユーリさんに丹念に洗われてしまい、とんでもなく理性が削られた。
生殺しってひどいよね。
そんなこんなあって疲れているのだが、それは言わない。
また遊ばれそうだから。
「はぁ~……」
「どうしたのマーガレットちゃん?」
「いえ…思わず漏れ出ただけです……」
「あ~。気持ちいいもんねぇ……」
疲れの原因たるメイカさんに端的に伝えて誤魔化す。
「えぇ…あったかいお湯に全身で浸かるのって最高よねぇ……」
「はい…私ももうお風呂なしの生活には戻れそうにないですぅ……」
「……んふ~……」
フルールさんたちも各々感想を漏らしていく。
はぁ~……こうしてまったりお湯に浸かるのっていつぶりだろうか……?
最初は1人で入っていた。
しばらくして、メリーちゃんと一緒に入ってから、毎日誰かと入ってるのか……。
まぁ、数日はマグが表に出てお風呂に入ってたんだけど……。
ふぅ………今日もいろいろあったよなぁ……。
トレーニングして仕事して、魔術ギルドで薬を飲んでえらい目に遭い、そのあとチェルシーとシエルの手でまたえらい目に遭って……。
そういやぁ、あのあとめちゃくちゃ眠かったんだよな……。
体力使い果たしたからだろうな……。
うん……。
…ん……やばい眠い……。
風呂場で寝るのは危ないから駄目だって……。
それに今日はマグが俺と会うのをめちゃくちゃ楽しみにしてんだから……。
昨日なんだかんだあって夢の中で会えなかったから、俺の計画は失敗。
勝負はマグの勝ちで、今夜はマグの好きなようにするって約束なんだから……ここで軽く昼寝して、夜中々寝付けない…なんてことにならないようにしないと……。
「……コースケ、おねむ?」
「んぅ~……」
「あら駄目よ?ここで寝ちゃあ。そろそろ上がる?」
「んぅ……(こくり)」
「あはは。もうすぐにでも寝ちゃいそう。ほら、私の手を握って?」
「ん…ありあとぅごじゃいましゅ……ユーリしゃん……」
「っ!う、うん!どういたしまして!じゃ、じゃあ行くよ?」
「あい……」
「じゃあメリーちゃん!私と手を繋いで出よ!?」
「……いいよ」
「やった♪」
「…メイカはほんとにもう……ふふふ…」
ぼんやりする視界の中、ユーリさんが手を繋いでくれて、脱衣所へと連れてきてくれた。
ふぅ……冷たい空気に当たったら、ちょっと意識も戻って視界がクリアになった。
ん…?…ユーリさんも顔が赤いような……?
もしかしたら思ったより長く浸かってたのかもしれない。
ディッグさんたち待たせちゃったかな……?
「うぅ……今のは可愛すぎだよぉ……本当にコウスケって男の人なの……!?」
「ユーリさん……?どうしたんですか……?」
「う、うぅんっ!なんでもないっ!それじゃあ拭いちゃうねっ!」
「えっあっはい」
それぐらい自分で出来るけど……まぁいいか、眠いし。
「……手伝う」
「あっ!ずるい!私も~!」
「あら。じゃあ私も」
「あっやべっ」
後悔するも時すでに遅し。
俺はユーリさんたちの手で隅々まで体を拭かれ、俺の理性がまた大幅に削られたのだった。
お風呂回がさっくり終わってちょっと残念…という皆様。
ちゃんとネズ耳姿の状態で、コウスケの理性がゴリゴリ削れるイベントがありますので、そちらをお待ちくださいませませ☆
そして次回更新は3/14(日)の予定です。
えぇ、3/14です。
3月14日の日曜日です。
こんだけ言えば忘れないだろう、自分よ。
というわけで、次回をお楽しみに!




