アミは狼の子
森に狼の一家が棲んでいました。
けれど森が削られ、羊を飼うための牧場が出来たせいで、狼の獲物となる鹿たちが、その数を減らしていました。
ある日、父狼のルーグは群れからはぐれた子羊を拾います。
この子羊を、ルーグは我が子として育てることにしました。
憐みからではなく、いざ本当に食べ物に困った時のための「非常食」とするために……。
――狼の魂を持った、羊の物語。
けれど森が削られ、羊を飼うための牧場が出来たせいで、狼の獲物となる鹿たちが、その数を減らしていました。
ある日、父狼のルーグは群れからはぐれた子羊を拾います。
この子羊を、ルーグは我が子として育てることにしました。
憐みからではなく、いざ本当に食べ物に困った時のための「非常食」とするために……。
――狼の魂を持った、羊の物語。