表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/42

運命の青い糸 三

 『えっ…!?由佳ちゃんが転校!?』

その日、担任の先生からその言葉を聞いた俺は、ショックを顔から隠しきれなかった。

 そしてホームルームが終わった後、俺はものすごいスピードで由佳ちゃんの席に行く。

 「由佳ちゃん…、本当に転校するの?」

「うん。克也くん、今まで黙っててごめんね。何か、言い出しにくくって…。」

「いいよ。

 でも、俺たち転校しても、ずっと一緒だよね?」

「克也くん、これも悪いんだけど…。

 私たち、今日で別れない?」

「えっ!?どうして…?」

「それは…。

 私、これから新生活が始まるわけじゃん?だから今までのことも、ちょっとリセットしたくなっちゃって…。」

「…それって、俺が邪魔だ、ってこと?」

「そうは言ってないよ。

 でも、克也くんかっこいいし、モテそうだし、すぐに新しい出会いが見つかるんじゃない?」

「そんな…。」

「ごめん、私この後準備があるから…。

 元気でね、克也くん!」

そう言い残して彼女は、俺の元を去って行った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ