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運命の青い糸 十二
「克也!早速書き込みがあったぞ!」
昨日の雨とは打って変わってよく晴れた次の日、圭太は興奮気味に俺にそう言った。
「お、良かった良かった!ってか速いなあ…。」
その日、その時は2人とも大学の講義を終え、サークル活動に集中できる時間帯であった。
「何々?
『はじめまして。井手由利加って言います。
私、映像編集に少し興味があるので、ぜひ、参加したいと思います。
ちなみに私は、ピアノ演奏と、作曲ができます。』
だって!?
やったな克也!しかも女の子じゃん!どうだろう?かわいい子かな!?」
「良かったけど、かわいいかどうかはどうでもいいだろ?」
「はいはい、悪かったですよドライな克也さん!」
「いや別にドライってわけじゃ…、」
「まあとにかく、この、由利加ちゃんと会わなきゃな…。」
「そうだな。」
以降、俺たちは「井手由利加」なる女の子と掲示板上でやりとりを数回行い、とりあえず大学近くのファミレスで、打ち合わせを行うことになった。
そして…、その日がやってきた。




