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ヒーラー奏の立位置は?前衛です!  作者: 梅花 零度
魔王選抜編
90/118

2人戦争1

前回は短かったので、急ピッチで進めております。

ー美鈴ー


 小学校の時、司と奏と喧嘩したその夜、お父さんに聞いてみた。そのままお父さんは奏のお父さんに電話した。が、適当なことを言っているとお父さんは怒っていたのを覚えている。



 そして奏はそれ以来話してくれなかった。それがとても悲しくて。それでも奏を忘れる事が出来なかった。しかし、放課後に教室に残っていると、鳴るはずの無い鐘の音がする。気が付いたら私は異世界にいた。





***************************************








「ああ、た、助かった・・・・・・?」

「いや、確かに俺が攻撃を逸らしているが、まだ奏の攻撃は終わっていない」



 確かにまだ遠くで金属音が聞こえる。相変わらず命を狙われている?ようだ。あの時のように奏は怒っているの・・・・・。でも、不可解なこともある。何故、自分は傷ついているだけで、殺されないのか。足の健を打ち抜く精度があれば心臓や頭など、簡単に打ち抜けるだろう。

 助けてくれた人のヒールの魔法でゆっくりと傷がふさがっている。



「・・・・・助けてくれてありがとう。」

「いや、こっちこそ悪いな。俺の手配ミスでこんなことになっちまって・・・。」

「・・・・ううん。大丈夫・・・・。で、あなただれ?」



 相手は鎧兜を装備している。分かるわけがない。まあ、声でだれかはわかっているんだけれど・・・・。



「いやいやいや、分かっているだろう?俺だよ!俺!あ、兜が脱げない。」

「・・・・俺俺詐欺?」

「ち、違うから!美鈴ちゃんのことさらってペロペロしたいけど、違うから!」



 兜を脱ぐのに四苦八苦している人物はやっと兜を脱ぐ。そこには、この世界にきてから何度も助けてくれた、おじさん。奏のお父さんがそこにいた。どうやら鎧兜を着込んでいるため、本気で奏と戦うという事なのだろう。冗談めいたことを言いつつ顔は真剣そのものだった。



「おじさん。奏を止められる?」

「ああ。この程度なら。それに奏は美鈴ちゃんを殺そうとは思っていない。なら手はある。」



 流石元魔王。観察力すごい!!けど、胸の観察は止めてほしいけど。



「さーて、美鈴ちゃん。司ちゃんを助けてあげて。」

「・・・・・なんで?」



 司は私から奏を奪った憎き相手。まあ、今は奏は別の女の子に気が行っているから、どうでもいいけど。それでも司に対する恨みはある。




「ああ、悪いが司ちゃんの力が必要なんだ。頼むよ。」


「・・・・・分かった。」


 まあ、おじさんに頼まれたら仕方ない。仕方ないが・・・。




「その代わりに奏と結婚の約束・・・・。」

「ごめん・・・・・。それは・・・・出来ない。」

「ふふ、冗談よ。」

「はは、手厳しい。」




 ああ、もう誰の手も借りない。借りずに奏の心を手に入れて見せる。





********************************


ー弦ー


「さーて、あっちはどうにかなるとして、奏をどうすっか・・・。」




 未だに奏はこちらに攻撃してくる。攻撃を逸らすなど訳はない。奏は魔王候補。魔王候補のギミック能力はランダムに効果を得る。適当に使っても確かに脅威だが、効果を決めて使えるこちらの方が一歩有利だ。




「がああああああああ!」



 完全に壊れている奏を見ているとこちらまで悲しくなる。自分の息子だ。早く解放してやりたい・・・・・が・・・・・・。




(まあ、キツイだろうなー。)





 無数の石ころが不可思議な動きをしながら周囲を破壊して飛んでくる。それを全て反射の防壁で防ぐ

。こちらの動向に気が付いた奏は銃を推進力として高速で近づいてくる。バイクよりは早いのでは?




 ジグザクに近づく奏と衝突まで5mと言ったところで『ラムセウス(輝かしき)コロセウム(我が闘技場)』を発動。自分を中心に結界を展開し、奏は大きくせり上がる壁に後ろへ飛ぶ。このコロセウムには同心円状に武具が仕込まれており、この武具により攻撃が出来るようになっている。


 まずこの闘技場の中に入らなければ俺は倒せない。

 入ってもこの結界の効果により、俺はダメージをこの闘技場が肩代わりする。

 闘技場のダメージは相手が肩代わりする。という物。絶対ではないが、負ける要素はそうない。





さて、この要塞を奏はどう突破するのかな?




***********************************


ー輝ー


 さて、拘束は終わったか。俺の足元には緑髪の女がいる。



「ふん、これで・・・・。」

「ひ!輝!」



 体がボロボロの状態で輝に近づく司。その状態で近づくとか凄い使命感のような、執念のような・・・・。



「司、大丈夫か?」

「ええ。ただ、ちょっと傷ついてしまったから。回復魔法お願い出来る?早く奏をどうにかしなきゃ」

「ああ、ほら。」




 そういって俺は電撃魔法を放つ。




「きゃ!あああ、な、なにを?」

「ふ、そこでじっとしていてくれ。」





 俺は司も縛る。そして俺は意識のないエメリアと痺れて動けない司を並べる。




「俺は正義だ。正義者は悪から全てを奪ってもいいんだよな?」




エメリアの絵を急遽作成お願いしております。エメリアの戦闘シーンを予定しております。

次回は奏VS弦の親子対決になります。

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