帝国軍戦
帝国軍との戦争中です。
ーフェリドー
「まずいねー・・・・・。」
魔力を使い過ぎた。現在は一体ずつ倒している。
魔力を使用できない為、レイピアで倒す。
敵の勢力は残り2割ほどだと思う。それでもまだ数が多い。
ここで背中を見せる訳にはいかない。
今残っている兵士も20人を下回っている。自分が抜けると、後ろの衛生班達の所に行かれてしまう。
今は魔力が回復するまで待つしか・・・・・。
ここにカナデがいてくれたら、衛生班に運ばれた者達も復帰出来て、魔力回復に専念出来たかもしれないのに・・・・。失敗した。
まあ、カナデも戦闘が得意なようだから、ヒールにはあまり期待は出来なさそうだけれど・・・。
さて、暫くは防衛かな・・・。救援が見込めないけれど、どうにかしなくては。
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ーレイフォードー
予想どうりだ。
予想道理で戦力が足らない。
魔物の数に対して兵士達の数が圧倒的に足らない。
魔力も底を尽きかけている。
節約はしているし、どうしても必要な時以外は使用しないようにはしているけれど・・・・。
どうしても足らない。もう二人ほど、高戦力が居てくれれば何とかなる。
現在魔物の軍勢は三つに分散して襲い掛かってきている。
そして予想以上に魔物が粘るのだ。きちんと攻防バランスを取ってきている。
ここまでやるとは流石に最悪の想定と同じ。そしてその時は、救援を待つしかないと思っていた。
けれど、伝達係より、A,B,C全て危機的状況に陥っている。Cは自分が何とかして体勢を持ち直しているが、AとBは依然体制が持ち直っていない。Bは奇襲された事もあり、まだ立ち直っていない。
Aは一番軍の数が多く配置されている分、奇襲に対応できたが、その分、魔物を倒してこちらに戦力を回せないでいる。
Aが敵を殲滅、AがBに救援し、挟み撃ちにして倒す。そのままCと合流し、殲滅する予定だったのだが・・・・。
敵の方が、上手だったらしい。
「くっ!なにか、何かないか?逆転の一手・・・・・。」
「ふーん。お困りですか?そっこの可愛い男の子さん!」
「いいのかよ?手出しして。相手は魔族なんだぜ?」
「先輩は黙ってて。」
「ふぁ、ふぁい・・・。」
なんだ!めちゃくちゃかわいい女の子とゴリラ・・・・。じゃない。
マッチョな盗賊が居た。
マッチョの方に女の子が乗っている。
「良ければ、助けて差し上げますよ?」
天から降った逆転の一手。まあ、恐らく敵を足止め、殲滅には時間が掛かるだろう。
「是非、お願いいたします。」
「決まり!報酬は言い値でね♡」
どうやら悪魔との契約だったようだ。
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ーロドスー
どうやらピンチらしい。普通の魔物なら良かったが・・・。
「こいつら、時間稼ぎしてやがる・・・。」
「時間を稼いで、ロドスさんが疲れるのを待っているのか・・・。」
残りのメンバーでは守り切れない。
まだ3割ほど残っているらしい。
他は皆動けない状態の奴らが多くて・・・・。
くそ!救援なんて見込めない。どうしろと言うのか?
チョウ発マ法(挑発魔法)で、誘っても、びくともしない。それどころか、広がって後方に向かって迂回する始末。
くそ!魔王候補の能力で出したマ物もそんなに残っていない。
こう、頭を使ってくる奴はどうも苦手・・・いや、多少の戦略で|くつがえる(覆る)戦力だと、甘く見たのが失敗だったか。
なにか・・・。なにかないか・・・。後方の兵士の戦力を復帰するか、まとめて倒せる何か・・・・。
その時急に体に魔力が戻る。
「ななんだこれは!」
「ヒール?じゃない!もっとスゲー何かだ!」
「すごい凄い!魔力が戻っている。怪我もみるみるうちに治っていく!」
すると後方支援から、兵士たちの呼び声が聞こえる。
「「「「「おおおおおおお!ロドスさん!もどりました!!!!!!」」」」」
「戻ったか!だが、俺も元気になった!だれのお陰か分からんが助かった!」
今はなにが起きたかなんていい。それよりこれから反撃開始だ!
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ーフェリドー
奏の魔力だ。
「ははっ、はっはっは!」
馬鹿げている。何が、カナデのヒールには期待出来ない・・・・だ。
あの変人カナデの事をかなり過少評価していたらしい。
「おお!姉さん!凄いヒールですね!」
「魔王候補のカナデだ。とんでも無いな。」
「え?五人目の魔王候補のですか?」
目をひん剥いている。それはそうだろう。遠距離で、傷が一気に癒えて、しかも魔力まで瞬時に回復して。
「魔王城で全ての部隊に掛けているようだな。」
「は!?全部隊って本当ですか?しかも魔王城って魔力通さないんじゃあ・・・・・・。」
「なにかしらの方法があるのだろう。敵にすると恐ろしいな・・・。」
「・・・・。魔王争奪戦大丈夫ですか?」
「ふふふ、目の前の死よりそっちが気になるか・・・。」
「し、失礼しました。」
だが、これで戦局はこっちに傾いた。一気に決めるとしよう。
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ーレイフォードー
ヤバイ。顎が外れて戻らない。いや、今戻った。
驚きすぎて、あごが外れた。戻してもらうのに部下に手伝ってもらった。
恥ずかしすぎる・・・・・・。
規格外の回復魔法に驚き、赤髪の盗賊風のマッチョの驚異的な戦闘能力に驚き、
女の子の高火力の魔法に驚いた。
自分たち魔王候補よりは弱いかもしれないが、決して無視できない強さだ。
しかも人間族。こんな強いのがゴロゴロいたら大変だ。
人間族に滅ぼされかねない。しかも勇者とは、ね・・・フェリドさんが交渉を失敗しているし。
カナデはとんでも無い回復魔法を放っているし・・・。
ともかく今は目の前の事に集中しよう。
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こうして各軍は皆魔物を殲滅する。
因みに復活したミスズは・・・・・・・。
「・・・・・・・・・。」
周囲を更地に変えていた・・・・・・。
次回は。早めに投稿します。




