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ヒーラー奏の立位置は?前衛です!  作者: 梅花 零度
傾城と魔王
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女騎士

お久しぶりです。何とか生存しております。はい。

 塔を上り、最上階の一つ手前に辿り着くと、目の前には三人がいた。


一人は由里子先生。もうひとりはなにか生意気そうな子供が。そして、もう一人は後輩である・・・・名前忘れた・・・・。確か水谷さんだったような気がする・・・。



「先生?水・・・谷さんだったっけ?まあいいや、僕急ぐから」




 そう言って上へ上がる階段を目指そうとすると、急に斬撃が飛んできた。なのでギミック能力で壁を作る。この建物自体がとても強度の高い材質で出来ているのか兵士達が剣で叩いても、ハンマーで叩いても傷一つ付かなかった。まあ、それはそれでいいのだけれども。



 問題はその壁をまるでバターの様に切り裂く水谷さん。僕は急いでバックステップで避ける。





「ここは通しません。」




 階段の前を塞がれる。僕は天井に穴を開けて階段を作り、登ろうとするも、その階段自体を滅多切りにされ瓦礫の山にされる。どうやらここは倒してから突破しないといけなさそうだ。




 急に探知に何かが映ったので飛びのくとそこから真っ黒な茨木が出てきた。どうやら先生の様子がおかしい。そのことに気が付く。



「先生?」


「・・・・・・・。」






 僕は取り合えずヒールを飛ばす。しかし、無愛想な子供に僕のヒールが弾け飛ばされる。





「な!?」



「そんな驚いている暇。あるのかい?」





 僕はまた飛びのくと連続で茨が襲い掛かって来る。仕方なく突破する為に強行手段に出る事にした。といっても簡単だ。魔王となってから五人の魔王候補の能力を少し使えるようになった。故にフェリドさんの空間魔法で手だけ由里子先生の背後に伸ばす。





「近づけなかったら効果ない治癒魔法。そして遠距離攻撃。どうする?坊や」


「うーん?ぼうやって僕のこと?それと、どこでも近距離にする方法はあるよ」


「は?」





 僕は由里子先生にヒールを掛け、その効果なのか由里子先生は倒れる。




「え?」




 子供が振り返ると、僕は体術で詰め寄る。そして後頭部を殴り気絶させる。勿論普通の子供にはやらないけれども、どうも普通の子供ではないのは対峙して分かった。だから、素早く気絶させておいた。しかも水谷さんとの間に壁を作るようにして1秒という時間を稼ぎつつ。




 そうして改めて水谷さんと向かい合うと、僕は県道の歩行術を駆使して駆け抜ける。しかしあっさりと駆け抜けて階段に到達する。身体に異常はなく、そのまま気にせず上に昇るのだ。はやく助けに行かないと・・・・。

定期的に書きますが、ペースはゆっくりになります。

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