フラグ立ち・・・・・・・・・・ません
すみません。忙しくて、忙しくて・・・・・。
ー奏ー
僕はロドス達と一緒に行方不明のエメリアを追う事にした。エメリアはどんな手口か知らないけれどもハイド帝国に攫われてしまった為、書状でエメリアの返還を要求したがそれに大金を要求してきた為にロドスとフェリドさん、レイフォード君と相談して却下した。その旨を伝えると何故か侮辱されたとかで宣戦布告してきた。
「何故だ!?何で宣戦布告してきやがる?先に手を出したのはこっち?意味が分からない」
「こちらは戦争の準備もほぼしていない。まあ、兵は集めている途中だけれども、情報が伝わるのが早すぎる。」
フェリドさんも返送されてきた書状を確認して渋い顔をする。戦争は多くの人が死ぬ行いだ。出来れば魔王に就任してから直ぐに戦争とかはしたくない・・・・・。魔王が就任したら直ぐに戦争始めたってかなりの武闘派のイメージが高くなるからね。魔族に血の気の多い人が多いのは否めないけれども・・・・。
ただし、今回は宣戦されているから下手すれば外交が下手と取られても仕方ない。
「おい。そんじゃあどうするんだよ」
「どうやら相手は攻めてきている。戦争の回避は難しいだろうな・・・」
ロドスが苛立ち、それでもフェリスさんは戦争回避が出来ない事を悟る。でも一つだけ、戦争をしつつ戦争をしない方法がある。とても疲れるけど・・・・。
「ねえ、フェリドさん、レイフォード君。ちょっといいかな?」
「なんだい?奏?」
「なんですかね?いつも通り奇策を思いつきました?なるほど・・・それはいい案ですね!」
「なんで俺は入ってこねーんだよ!!?」
仲間外れな激怒ロドスは無視してフェリドさんに説明する。脳筋と心を読めるレイフォード君には説明は不要だ。これは僕がヒーラーだから出来る、どちらの国の人も死なない戦争・・・・・・。そもそも戦争では無くする方法だった。
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ー輝ー
くそ!奏がハイド帝国に連れ去られて暫く時間がたった。そして今巾着袋を確認すると、魔法の効力が無くなっている事に気が付いた。
「魔法の効力が切れている!奏の場所が分からなくなった!しらみつぶしに探すしかないね!?」
俺は奏の安否を気にする。しかし、奏はとてもしぶとい。何だかんだあの超低ステータスで何度も生き残っている・・・・。心配はするが、信頼もしている。俺が助けに行くまで無事でいてくれーー!
※奏は現時点で魔王城の安全な場所にいます。
俺が一番に助けて俺に惚れさせてやる!エメリアなんかに奏はやらない!
※奏は現時点で安全な魔王城にいます。まずピンチではありません。フラグが立ちません。
待ってろよ!!かなでー!
更新頑張りますので見捨てないでください!