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ヒーラー奏の立位置は?前衛です!  作者: 梅花 零度
傾城と魔王
113/118

一方その頃。帝国戦

帝国に攻めます。無実の罪で

ーエメリアー


 さーて、やっちゃおう。私と輝、司は帝国へと続く道を歩いている。でも帝国の巨大な塀が見えてきた所で敵に見つかっちゃった。帝国の見た目は、えーっとなんか棟みたいなのが13本建ってて、円形の壁に12本、真ん中におっきーい棟がひとつ建っててー。それで兵隊が壁の外に沢山出てきてる。



「やばいな・・・・。」

「でも輝と私ならなんとか・・・・・」




 私は戦闘の準備をする。奏を助けるためだもの。本気で行くよー。私の村は奏のお陰で誰も死なずに済んだわ。だから、今度は私が奏を助ける番よ!




「来るぞ!」




 輝は魔力を剣に溜める。うん、そこまで遠くないものね。





「ちょっと!輝?この距離で当たるの?まだ10㎞は離れてるわよ?」


「当たるさ。それに丁度攻撃が拡散されて広範囲に攻撃出来るし、加減も少なくてもいい。さあ行くぜ!エクス!カリバーーーーーーー!」



「だからその名前っていいのーーー!?」





 司ちゃんが何か叫んでいるけれども、輝が放った光の奔流が帝国の城壁まで届き、その壁を真っ赤に溶かす。この距離で見えるって凄く威力が高いことがわかる。そしてその過程で半分くらいの兵士が消えてしまった。





「すっごーーい!」


「ふん、勇者ならこの程度できるさ。」





 あ、忘れてた。輝って勇者だったんだ。多分別で潜入するっていっていたヘクトールさんも驚いているんじゃないかな?よし!




「私も!」


「ちょっと!エメリアちゃん!この距離よ?」





 司ちゃんはそういうけれど、輝とは違うけれど、私も広範囲技位持っているのよねー。風を操作する。周辺の風を操作してすべてを手中に収める。




「さあ、いくよーー!」




 空気の流れをある程度予測し、あくまでも自然に力が掛かる事を意識する。求めるは渦巻。





「へ?帝国の空が・・・・雲が渦巻いている?」




 もともと曇っていたから雲が風で散っていく。作る力は地上の空気を吸い込み上空へ回転しながら引き飛ばす力。




「さあ、これが私の範囲技!ダイ〇ン!」


「だからなんで態々そういう名前使うの!?っていうか良くエメリアはその名前知っていたわね!?」




 突っ込むのが忙しい司ちゃんだったけれど、この名前は奏に教えてもらったのだから意味は分かりません。なんか吸引力が落ちないとかいっていたけれど、何か意味があるのかなー?




「でもすごい威力だなー。帝国から出ようとした兵士たちが巻き込まれて巻き上げられていく。けれど、下手したら一般市民が・・・」


「大丈夫でしょう?多分一般市民は家に閉じこもっているみたいだし・・・。『未来により市民には死者はゼロじゃ。』そう、ありがと。というわけだから、安心して?」




 司ちゃんが急に変な声に話始めた時には驚いたけれど・・・・・・・。



「司ちゃん、腹話術・・・『はーい、おねーちゃんも確認済みよー?じゃあ、とっとと奏を連れ戻して皆でいちゃいちゃしちゃおー!』私も腹話術?できたーー!?」




 良く分からないけれど、口が勝手に動いたの。とってもビックリ!




「キャラ濃いなー。」



 輝がそういうけれども、私からしても、輝自身も濃いと思う・・・・。




******************************************


ーヘクトールー



 どうやら帝国兵に見つかってしまったらしい。そしてどうやら囮役として輝とエメリアが攻撃したようだ。ようなのだが・・・・・・・。



「いささか強すぎないか?これで全て倒せる気がする・・・・。というより潜入している間にあの二人の攻撃が危なすぎる・・・・・・。」





 溜息を思わずついてしまった。次にどんな行動をするのか予測が付かなくて・・・・。




「このお守りは荷が重すぎる!めちゃくちゃだーーーーー!」




 この後この声で巡回兵に見つかってしまった。まあ、難なく沈めたけれど・・・・。

ヘクトールさんが苦労人に・・・。を描きたかったですが上手くいっていない・・・。

とりあえずエメリアと輝の無双劇です。まあ、二人でつぶすことは出来ませんが・・・・。

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