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ヒーラー奏の立位置は?前衛です!  作者: 梅花 零度
異世界転移
10/118

初日の成果

奏くん視点

ー奏ー


さて、いつも司と一緒にいる司シスターズ(俺のみ呼んでいます)だけれども。ちょっと紹介。


南滝 一年生で司の事を慕ってる後輩。2、3年生の男子から慕われているちょっとぶりっこ。但し素なので司や黒木先輩はジト目で終了。そんなこんなしてるため、一年女子に苛められている所を司と助けた。結果司になついている。

背丈は低く、ツインテールの髪が立ってないバージョンな髪方に花の飾りが付いている。髪の色は黒からこっちに来たらピンクっぽくなっている。恐らく炎に適性があると思われる。


黒木雫 三年生のクールビューティー。陸上部。司とは陸上部の勧誘で仲良くなり、陸上部に入ってなくとも友達になった。あまり喋らないけど司は慣れれば表情を読み取れるらしい。黒髪は少し紫がかっている。恐らく闇属性に適しているようだ。

背丈は輝と同じくらいで少しもスポーツ少女という雰囲気が無いけど。スポーツはあまり得意では無さそうだ。


この世界では、髪は空気中のマナに触れると適性の属性に偏り出す為髪の色自体が得意属性に近くという。


南ちゃん、司、武雄ははピンク、紅、赤なので炎属性に、黒木先輩は紫なので闇属性に、輝は金髪なので光属性に、由利子先生は緑に近い青なので水属性、風属性とダブルらしい。

因みに僕の白とは無属性。属性無しなので全く適性属性が無いらしい。


そこで食事中皆のステータスを確認させて貰った。


タカエダ ヒカル Lv:7

職業:勇者

HP:1028

At:827

Gp:322

Ma:920

Mg:308

Sp:999


スキル:勇者Lv2 戦士マスターLv6 格闘マスターLv1

賢者マスターLv3 錬金術Lv1 魔王キラーLv1



シラギ ツカサ Lv:6

職業:格闘家 魔法使い

HP:180

At:182

Gp:96

Ma:324

Mg:102

Sp:628


スキル:格闘スキルLv1 魔法使いスキルLv2



ミナミ タキ Lv:4

職業:魔法使い

HP:120

At:98

Gp:98

Ma:523

Mg:108

Sp:109


スキル:魔法使いスキルLv2


クロキ シズク Lv:6

職業:死霊使い

HP:208

At:18

Gp:199

Ma:628

Mg:399

Sp:162


スキル:死霊術、魔法使いスキルLv1



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



「皆レベル上がって凄い差がひらいたなー。」


一人寂しく嘆いていると・・・。南ちゃんが覗いてくる。



「輝先輩のステータス凄い!体力なんて1,000行ってるし!そして奏先輩は違う意味で凄い!」


「あのー、南さんフォローになってない...」


「事実だもーん!」


ガックリ項垂れていると黒木先輩が話かけてきた。


「大丈夫....」


「く、黒木先輩....!」


「ご飯....美味しかった」


「そっち!?そして輝!司!笑わない!」



僕は意気消沈した。


このまま和やかに食事も進む。



「にしてもまさか黒木先輩は死霊術?どんな魔法何ですか?」



興味本位に聞いてみた。



「うーん。相手を弱らせる魔法が使えるらしい....。アンデットモンスターを手懐けられるらしいのだけれども。どうやらモンスターテイマーの一種みたい...。」



本で読んだには、と補足する。どうやらあまり良く思っていないらしい。



「南さんは魔法使い何だね!適性は炎?」


「はい!ただ南は魔法も弱いから何とも。」


「司も炎で、輝は光属性。どんどん化け物じみていくな。」


「言わんでくれ。好きでこのステータスなんじゃないよ!俺は皆を守れればいいんだよ。帰る方法か、ここに定住するか決まって無いけれど力があった方が良いに決まってる。」


「だね。」



 ちらりと後ろの席に座る武雄がいる。たまにギラギラした眼で見てくるのは勘弁してほしい。


 それから夕食を食べ終わると、わいわい談笑しつつ各自部屋に戻ろうとする。因みに俺は輝と同じ部屋。皆と別れて輝と二人で部屋を目指す。武雄対策らしいけれど、何とも情けなくなってくる。


まあ、ステータス的にプチっと殺られてしまう為色々助かるんだけど。



「なあ、奏」


「ん?」


「またあれやってくんない?」


「ん?ああ!あれね!司は?」


「ん!呼んでくるか。さっき声掛ければ良かったな!」



 絶対確信犯である。皆と別れる前に呼べば絶対後輩の南さんが着いてくる。南さんがわかれ、司と同じ部屋の黒木先輩だけになった所を誘うのだと思う。


 と言うことで司を誘うべく、ドアの前へ来た。

コンコンコン!とノックすると黒木先輩が出てきた。



「あら?どうしたの?」


「えっと。司いますか?」


「ちょっと待っててね?....司?奏くんと輝くんよ!」


「ん?どうしたの?」



奥からパジャマに着替えた司が来た。ピンクの熊柄パジャマがなんか微妙に似合ってる。

司を見ると輝はドアを押さえて閉められないようにしてこう言った。



「司!これから奏に気持ち良いあれしてもらうけど、司も混じる?」


「!うう、行きたい!けど、ううんどうしよう?」


「まあ、奏は優しくしてくれるよ!」



 何か良い笑顔だな輝!そして黒木先輩が真っ青になってドア締めようとするけど輝が閉めさせない。何か慌てる事あったか?まあ、俺の返事だが、

 


「今日は優しくしてやるよ!あ、でもこれ声結構響くんじゃ...。」


「ああ、それは大丈夫!風魔法である程度カットされるから。聞き耳スキル使われない限り大丈夫なはず!」



 やけに準備いいな輝。まあ、それは置いといて司を見て返事を促すと。




「じ、じゃあお願いするわ...。黒木先輩はどうですか?」




 司に振られた黒木先輩は顔を赤くしながら首を音がするほど振っている。まあ、体に触れるのだからね。



「俺たちは幼なじみだから良いけど黒木先輩は知り合ったばっかりの男性に触られるのはきついと思うけど。」


「それもそうね!じゃあ黒木先輩行ってきます!」



真っ白になった先輩を置いて俺たちの部屋に到着した。さて、ちょっと疲れたけど、頑張りますか。

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