表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

テ○○ア開拓日記 part2

作者: A-rea

前回、テ○○アの怖さを知らずに浮かれてワールドを満喫し、ゲーム開始15分で2回死亡した上に初心者の心の味方NPCガイドさんを、ゾンビのご飯にされてしまったプレイヤー。


まさに呆然。


マジで、これからどうしたらいいんだ…。


これからのテ○○ア生活に絶望を感じていると、トロフィーの獲得を知らせるティロリン♪という音が鳴り―――


『生存者』


―――皮肉にも程がある。


物理的にハードモードへ突入を余儀なくされ、こんな絶望的な夜明けは初めてだよ…。


テ○○ア経験者なら気付くだろうが、ガイドさんに復活して欲しいなら木材やら石を集めて『家』さえ作ればいいじゃん♪…と。


だがしかしプレイヤーはこの時【真・初心者】である。


チュートリアルなど無視し、ウィキペディアなんて軟弱者の巣窟である!とまでは思っていないものの、見たら負け、的な想いを胸に秘めたプレイヤーにはそれを知る術はなく、またダウンロード版であるため、取扱い説明書などという初心者のバイブルは存在しない。


この、初見ゲーム舐めまくりプレイヤーは開始15分で【マジ詰んだ…orz】と呟き、折れた心では続けるのは無理だと結論付けて、この日はゲームを終了した。




※※※※※※




悪夢の夜明けを乗り越えた翌日、プレイヤーは想いを新たにゲームを再開した。


誰の手助けもなく、この絶望的な状況を乗り切ってやる!と少々厨二病臭い心持で…。


テ○○アでまず行う事と言えば、セーフハウスの製作である。


プレイヤーもそれは心得たのか安全地帯の製作を開始する、屋根のない安全地帯を…。


その前に手元にあるアイテムを確認する。


基本どうのつるはし・おの・ショートソードである。


しかしコンディションが最悪だった。


つるはし→ヌメヌメした、おの→にぶい、ショートソード→ボロボロな、である。


なんて鬼畜AIの嫌がらせか、そんなに持ち主を虐めて楽しいのか?


せっかくのやる気が根腐れさせられそうだ…OTZ。




…気を取り直して安全地帯の製作を始める。


地面を整地し、高い壁を作り、以上である。


それだけでもコンディションが悪いつるはしでは、整地をするのも資材を掘るのも時間がかかる。


色々と工程が足らないが経験者の方はツッコむ事なかれ、何度も言います。


プレイヤーは初心者なんです、本当にご容赦ください。



さてプレイヤーなりの安全地帯が完成したので、改めてワールドの探検を再開する。


とりあえず西に向かって進んでみる。


にしてもゾンビ怖かったなぁ~、などと思いながら進む。


たいした驚きもないまま、大口な洞窟の入り口を発見する。


好奇心、猫を殺す。それはその時のプレイヤーに最も相応しい言葉だっただろう。


入って直ぐに宝箱を発見、ふきやとパラソルをget!その他投げナイフやしゅりけん、シルバーコイン数枚。


プレイヤーは宝箱を発見した事に喜び、この先にはもっと良いものがあるかもしれないと、たいまつを持ちながら進むとまた宝箱が。


やっふー♪と宝箱を物色していると画面に衝撃が…?!


なんやなんや!?と物色を止め画面を戻すとプレイヤーは腹を食いちぎられて死んでしまいましたとさ、

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ