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短編集  作者: 瓢箪独楽
8/8

ひぃ ふぅ みぃ よ

これは小説というよりも、詩という事になりますかね。

自分が昔書いた物に幾らか付け加えて載せてみました。

指折り数えた 大人になること

出来ない事も 大人になれば

きっと出来るって そう思ってた


明日大きくなるのかな 明後日大人になるのかな

右手 左手 一本ずつ指を曲げて

大人になりたい 大人になりたいって


どんなに泣いて嫌がっても

どんなに逃げ回っても

絶対に大人にはなるのに


それなのに 大人になりたいと

そう思った 子供の自分


あの頃は知らなかったんだ

大人になれば

可能性を失っていくんだって


あの頃は知らなかったんだ

大人になれば

知る必要の無い事も知ってしまうって


賢くなったの?


ほんとうに?


怒られることは無くなった

でも残された時間も少なくなってた


一人部屋で目を瞑ると

頭の奥には


「焦り」「不安」「後悔」


肩で風切って歩いてるんだ


そいつを認識したところで

別にどうこう出来るわけじゃぁない

それも理解している


でも時々

そいつらはでっかくなって

心臓の辺りを攻撃するんだ


水平線に夕日が沈む時

綺麗だと感じるのと同時に

どこか焦燥感に包まれるのに似てるかも


まぁ どうにも出来ない事なんだけれど───




四角い箱 白い部屋 膝抱えて座ってる


四角い箱 白い部屋 窓一つも無い 狭い部屋


壁一杯に書きなぐられた誰かを呪う 黒い言葉


誰を呪うの? 何をされたの?


四角い箱 白い部屋 何もしない 自分を呪う言葉




自分や周りに毒を吐く暇があるのなら

何かしないと後悔するんだよ

勇気がでないのなら、

鏡の前に立って、鏡に背中を向けてみるといい

鏡の中の自分が、微笑みながら背中押してくれるだろうよ

なんだか最後が若干ホラーっぽい終わりになってますが、そういう気持ちで書いたわけじゃありませんぞw

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