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短編集  作者: 瓢箪独楽
5/8

目の色

随分短いお話です。ほのぼのと見てやってくださいな。

人々は今日も歩いている。


 会社に向かう人


 学校に向かう人


それぞれの目的で、日々歩いている。


 毎日…… 毎日……


人々はそれを繰り返している。


僕は高い場所からその光景を、


これまた毎日、毎日見ている。


ある時、ふと気付いたんだ。


人々はきっと僕を恐怖の対象として見ている…… と。


 何故かって?


だって僕が目の色を変えると、ピタっと動きを止めるんだ。


最初は恐れられている事がすごく嫌だった。


でも気付いたんだ。


仕方が無かった。


僕はそれを受け入れるしかなかったんだ。


だってそれが僕のお仕事。


ああまだ言ってなかったね。


 僕の名前は信号機だよ。

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