私はXXX。
初めて書いたものなので、色々いたらない点もあると思いますが暖かく読んでいただけたらなと思います。
ある少年が少女に言った。
『俺、実は人間じゃないんだ』
『ふ〜ん、まじか』彼女は卒業証書をランドセルに入れながら言った。
少年は、ランドセルを背負い彼女に言った。
『驚かねえのか?』
少女は男の子の方を向き言った。
『別に。私が知らないだけで、世の中には人間以外の生物なんて山ほどいるだろうし、驚く理由がないんだけど。』
二人だけの教室の中、彼のため息はとてもはっきりと聞こえた。ランドセルを背負い彼女に言った。
『...お前って、やっぱ変だよ。そんなの嘘に決まってんじゃん。俺が人間じゃなかったら何なんだよ。中学では浮かねーようにそうゆう事言うのやめとけよ。じゃあな。』彼はそう言うとドアを開け教室を出て行った。
小学校の卒業日、少年は彼女に告白をしようとした。が、何を間違えたのか、彼は自分が人間じゃないと言った。
少年が教室から出た後、顔が真っ赤になり親のもとに走った事を少女は知らないだろう。
『...私、人間じゃないんだけど』
少女は教室で一人寂しくこの言葉をつぶやいた事を少年は知らないだろう。