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短編9

【FMT48通信】

「貴方の目が節穴にせよ、千里眼にせよ、写輪眼にせよ、上辺な目ばかり頼ってちゃいけないなぁ。心を通す目、心眼の拠り所がまったく見当たらないじゃないか。相手のデザイン、外観ばかりに心を奪われてしまったら、心眼なんて到底たどり着けない境地だよ。目を失えば手に取るようわかるでもない」



【FMT48歳】

「視力を失えば、新たな力が目覚めるのはアニメか漫画の話じゃけぇ。”おら、あまちゃんになる、じぇじぇじぇ”と言った風に、どちらかと言うと意識することで伸ばしていく力だと思うきぃ。ビジネスの常套句”誰でもできますよ”感がどこかしらある。心は意識しなくても見透かしている、けれど忘れる」



【FMT4と8の契】

「年が老いとるから、認知症疑惑っちゅうくらい記憶があいまいになるせいかもしれない。本初の目的も、長い活動期間を経て遥か彼方、どうでもよいことになっている。48となぞったのも、シェーからのコマネチという一連の動作くらい馬鹿馬鹿しい意味合いだ。じゃから、心眼を通しても一本通行だ」



【早起き八起】

早朝に起きれば起きるほど、二度寝タイムに突入することはよくあることで、口内のネバネバが気持ち悪いのはお構いなしに布団の餌食になる。我々は布団魔との大いなる戦いを避けては通れない。目を覚ましても”もう少し寝てみないか”と誘惑してくるのだ。っく、人の欲を逆手にとった頭の良い悪霊である。

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