表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/65

短編62

【晩婚バリエーション】

まざまざ、さまざま。十人十色、いろいろ拍手、たくさん虫、おおよそセブン。何が言いたいのかって。つまり、こういうことだ。物事には多面性がある。しかし、多面性を知りすぎてもロクなことはない。とはいえ、一長一短といえば、それまでである。いや、その考えこそ多様化したせいだ。




【ハブる駅】

幾つもの、幾重にも隣り合った駅ではあるけれど、一駅と一駅の間には距離がある。極端に短いこともあれば、長いこともある。駅のことは、その駅に降りてみないと、うんともすんとも解らない。刻一刻と世界が変わるように、駅もまた変わり化ける。とわの栄光はいつのまにか荒んでいる。




【がうちの噂】

がうち~いも、がうち~いも、がうち~「ガウチッ!!」「ぷぎゃー、出た本物のがうちだー!!」ここは大都市郊外のセントラルガウチパークである。謎の生物がうちの銅像がいくつも並んでおり、かえって不気味である。噂によれば、がうちは芋が好きなようで「がうち~いも」と叫んでいるとあらわれるという。




【窓ぎわ係長】

年を取り、皺を重ね、辿り着く。夢と希望、そして幸せに満ち溢れるかは、定かでない。窓に差し込む日差しは、相変わらず眩しい。人が生まれる、その前、もっともっと昔から働き続けているのに、大したものだ。「それに比べて」彼の悪い所は、人とあるいわ他と比較してしまう点だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ