表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/65

短編56

【拉致りとり②】

「人を呪わば穴二つ」なにを言っているのだ。人の体には二つどころか、指と足では数え切れないほどの穴があるではないか。呪って穴が二つ増えたとしても、支障はないだろう。「舐めてんなよ。致命的なところに穴空いてみー。天に召したからじゃ遅いよ」のろわれる事をする奴が悪い。



【玉や竿だけ】

「ねえ、じっちゃん。夏になると、どうしてたまたま、さおさおって連呼するの?」「アバアアア! 孫が淫乱スピリチュアルに、犯されちょる! このままでは、孫がピンクウォーカーになってしまい、夜の淫乱サディスト達に誑かされてしまう! いかん、いかんぞ、孫よ! 清く正しく生きるのじゃ!」 



【玉や竿だけ2】

障子がクパァ、とご開帳なすって、そこに現れたのは、ベロと鼻にピアスを身につけた、強面おばあだった。「ナーニ、言っとんだクソジジイ! てめえ自体が淫乱サディストなんだよ、ボラァ!」おばあによる、ギリちょん縁側ラインから助走して放たれた、必殺オバロップキックが炸裂した。「アバアアア!!」





【玉や竿だけ3】

孫はその瞬間を見逃さなかった。若き時代に秘めし、潜在能力の片鱗が開放したのである。孫の眼が、とんでもないオバロップキックを目の当たりにして、孫の隠された力を呼び覚ました。「じっちゃーん、おっばあー! 見える、見えるでよ。世界がまるみーえ! これが、我が血筋のパワーレボリューション!」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ