短編51
【タラバカビ3】
腐ってるとはいえ、チーズだってヨーグルトだって納豆だって、腐らせて食べているんだから、タラバカビだって同じ類だろう。ま、そんな訳は99%ないのだけれど。根拠のない99%とはいえ、見た目からしてヤバイ、食品名からしてヤバイ、ヤバイってことはヤバイことになるってことだ。「ヤバクテ美味い」
【タラバカビ4】
嘘こいてんなよ、デリシャスとかありえないだろ。完全に舌が狂ってる。たぶん、お前のベロ自体、腐ってるんだって。「まま、そう言わずに。パクッと食べてみなはれ」ちょちょ、食わないって、やめろったら強引にするのは卑怯や。あ、あ、あーん。「どうや」うまかうまかー! こうして二人は天に召した。
【聖なるコップ】
ここに容器がある。なんの変哲もない容器がある。ここに水を注ぐと、みるみる容器の色が青くなる。水が青い、と思ってしまうのは海が青いからだけれど、海の水だって直で見れば透明である。満場一致で無色である。「おまえら無職だろ」いやいや、ニートだったとしても関係はない。水は元来、色はない。
【聖なるコップ2】
ウイーンガシャン、ドウモ、ハジメマシテ。ワタシ「ロボコップ」デス。「あの、番組間違えてますよ。ここは土曜プレミアムでもなければ、金曜ロードショーでもないです。ということなんで、未来へお帰りください」どうやら、コップに惹かれてロボコップが飛んでワープしてやってきたようで。どうすんの?




