短編5
【悲観過敏2】
不快感を与え、批判に走る人もいるかもしれない。人には正しい価値観と間違った価値観がある。少なくとも、否定的になるのは間違った価値観だ。自分を否定し、他人を否定し、そんな考え方のどこに幸せがあるのだろうか。あるはずがない。だれだって、褒めて欲しい。だれだって、支えてほしい。だれだって、幸福になりたい。
けれど、自分に向き合えない人がいたり、他人に相談できない素直になれない人がいる。いつまでもたっても、中途半端な気持ちで行動している人がいる。一生懸命にならない人がいる。本気にならない人がいる。まるで、目の前に食事が用意されたのに、毒が入っているだなんだと疑い、拒絶するような。そんな人が世にいる。
僕だってそうだ。疑う気持ちがゼロなんて人はいない。どんな純粋な人であっても、どこかに汚れがある。決して拭えない汚れ。けれども、諦めることはない。その汚れさえも受け入れてしまえばいい。自分の弱さも、他人の弱さも受け入れる。そんな心を持てばいい。そのためには、自分を変えたいと求めよ。
【有頂天家族】
寝る前に宣伝だ。作、森見登美彦。彼が送るエンターテイメントは凄く心温まる物語だ。同著として、「四畳半神話大系」があり、アニメ化にもなっている。今回紹介するのは、タイトルにもある通り、有頂天家族だ。簡単に言うと、たぬき・人間・天狗の三つ巴によるドンちゃん騒ぎのコメディ溢れた物語である。
【つまらない】
イライラが募っている時ほど、何をしても、見ても聞いてもつまらない時間はない。いつもなら怒らないことでさえも、過剰に反応してしまう。厄介なことに制御できない感情なのだ。
【こもりんぐ】
インドア派な僕は、文字通りに家内で24時間を過ごすことが多い。困ったことに、内的な問題をたくさん抱えているからなのだろう。つまりは外へ行く時は、それらの気晴らし、気忘れが念頭にある。ガス抜きというか、情緒の安定をさせるためにも必要不可欠なことだ。外の空気を吸わないと、何もかも見失う。




