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短編29


【しおり揚げ】

古本屋へ行く理由といやー、一つしかねぇよ。古本に挟まれた栞を回収すること、ただ一つ。紙しおりはいいけど、紐しおりはどーすんのって? あれは論外、とでも言うと思ったかい。対ヒモ用カッターで、根元が切り取ってお持ち帰りだ。俺は将来、しおり博物館を立ち上げるんだぜ。


【パカパカ星人】

めんどくせ、開ける動作も省いちゃおう。とまあ、お偉いリンゴ会社が調子乗った挙句、携帯は画面のみとなった。「パカれねぇ携帯なんて、必要ない! パカってなんぼだろうが!自分の体をよく見ろ! 曲げられなきゃ、ただの木偶のぼうさ!便利便利って、求めすぎた結果がこれかよ」 



【フェアリー家族】

ぼくたち、家の精霊はどこにでもいる。目撃されていないからと言って、存在しないことはないんだ。赤ちゃんはよくよく見えるようだけれど、スクスク育って、ふと見えなくなるみたい。話し相手がいなくなるの悲しいけれど、仕方ないことなんだ。汚い心を持ってしまうのが人だもの。


【鋼鉄つまようじ】

先祖代々、受け継がれし宝刀、切れ味抜群で切れないモノはない、と豪語する者もいた。そんな傍らで、ヒッソリと、部屋の片隅で、つまようじを作る職人がいたそうな。木の木目にそって、切り取り、ヤスリで仕上げる工程だ。そして、彼は最高傑作の鋼鉄つまようじを完成させたという。


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