短編13
【唐揚げ大臣】
カラッと揚げた衣を砕くとパリッと、香ばしい肉汁めいた匂いが広がる。鼻腔にも口内にも匂い成分が漂う。思う存分、味わうのは常である。今になっては思う損分を考えるほどになった。満腹になると飽きてしまうのは仕方ない。唐揚げを別腹のスイーツにするわけにもいかない。唐揚げはメインデッシュだ。
【社会合宿】
12/7~12/8に掛けて、一泊二日の4大学連携合宿に参加してきた訳だけれど、ここで得たことと言えば”選択は生半可に選ぶべきではない”ということだ。そもそも僕は多様性な思考の持ち主で、可能性を軸とした幅広い意見に賛同してしまう人間だ。故に定まらない。いつだって個がぶれている。
【選択の辛さ】
どれもが答えであり、どれか一つに絞ることが苦手というか嫌なのだ。けれども、現実は許さない。己の考えをまずは一つに絞れ、と急かす。社会に出て通用しない、とかリーダーシップを発揮できないとか、何かを達成する都合上、不便なのだろう。だからこそ、僕は現状でいいと思ってしまう部分、捻くれている。
【大変】
傍観者きどりは、もうやめて積極的に問題解決の1人者となれ。多様性と文字って己を常に変えていく力、だったりする。はてさて、僕は本当に多様性あふれているのだろうか。質問の返答次第によって、僕は中々前に進めなくなるかもしれない。僕は向上心があり、変えていきたいと願う節がある。現状に満足するな。