表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

光と闇の物語

恋した虚言少女

作者: 雪野つぐみ

わかってたんだ。

フラれるって。

わかってたんだ。

叶わないって。

わかってたんだ。

理想じゃないって。

わかってたんだ。

絶望的だって。


自分の犯した罪は重い。

苦しみはわたしへの罰?

嘘を付き続けた罰?

悲しい苦しい消えたい。


わかってたのに……

諦めたかったのに……


悲しみ、嫉妬が渦巻いて、流れ出た。


隣に座ったひとが、あまりにも似合い過ぎて。


自分じゃどうしようもなくて。

変わりたかったのに変われなくて。

自分が嫌になって。

何もかも嫌になって。


腕を組まないで!

もっと離れてよ!

言えない。


「彼女できたんすね」

刺さる。

見たくない!

聞きたくない!

知りたくない!

耐えられない!


「それでもいいんだ……」

君が幸せなら……


編みかけのマフラーを、ほどいた。

君に編んでたマフラー。

これはもう、いらないよね……


もう、何もかも、どうでもいいや……


ほぼ実話です。

ちなみに「隣に座った」のは男の娘…だってかわいい子だったし…悔しいけど。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 私も片思いばかりで、恋愛のつらさに共感しました。 でも、相手の幸せを祈る。 素晴らしいテーマだと思います。 [一言] 私も未熟な小説家ですが、お互い読者に喜ばれる小説を書いていきましょ…
2013/10/30 20:35 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ