あなたが、筆を折るということ。
「どんなに努力したって、この人には勝てっこない」
「 努力してるのに評価が追いついてくれない」
「やっていることが無意味に思える」
「 こんな天才が沢山居るのでは、この世界に私の居場所はない」
…… そう、思った事はありませんか?
そして、思った後に、こんな事考えてませんか?
「 そろそろ現実を、見よう」
まあ、こう思う人は多いと思いますよ。
でもね、 そんな人に私はどうしても言いたい事があるのです。
つまりね、 「現実を、舐めんな」
…… 言う相手あってる?って思われました? あってます。
それは、現実を、見ようという人間に限って、得てして現実が見えてないからです。
では現実とは何だという話ですが、 前提として、私が現実を、ちゃんと生きてる証明をする必要がありますかね?
私は、高校をでてから、主に舞台を中心に仕事をしてきました。
器用貧乏でやらせていただいてるので、色々な劇団に色々な形で関わらせて頂きました。
役者もやりました。 脚本もやりました。 作曲もやりました。 スタッフに付くこともあります。
そんなことを、20年以上は続けてる事になります。
一応結婚もしていて、飯は食えてます。
畑は違えど、貴方より先輩の可能性はあるんですよ。 どうですか?話を聞いてくれますかね?
そんなリアリストの私から、 何かしらの挫折にあって、今まさに筆を折ろうとしてる貴方に、
「現実」を見ようとしてる貴方に、わたしが、 今まで貴方が聞いたことも無いような非情な現実を突きつけさせて頂きますね。
あのね、 やめるって言うのは、 死ぬって意味ですからね?