七字架 衝撃! 平行レール磔!
先日、衝撃的な磔拘束を発見したので、報告致します。
Twitterでフォローしている方の呟きで、古いアニメ作品の拘束シーンが紹介されていたのですが、それがもう磔フェチの琴線をバチバチと刺激するのなんの。
それこそが、サブタイトルにある「平行レール磔」です。
下手な絵で失礼致しますが、元ネタは「電脳戦隊ヴギィ’ズ☆エンジェル」という作品で、敵に捕らえられた4人の戦うヒロインがされていた拘束です。
電気責めされたり、目の前で仲間を痛めつけられたりと、かなり王道の拘束、被虐シチュエーションだったのですが、個人的にグッと来たのはそこではなく、4人を縛めている「部屋の壁の湾曲に沿う金属レールと、それに嵌め込まれた枷」でした。
この磔の重大なポイント、それは「敵の都合通り感」です。
レール状の拘束台ということは、その上を枷が左右に動いてポジショニングするのでしょう。
磔にされていたとしても、人数が増えれば左右に磔姿勢のまま移動されるのでしょうし、仮に何か責め具が部屋に備わっていたら、その前までスライドさせられ、責めを与えるのでしょう。
さらに、普段は部屋の一角に据えられた幽閉用のスペースに隙間なく押し込まれ、何らかの聴取や拷問などが行われるときだけ、その空間から出されるというのもあるかもしれません。
レールと連結した搬出用の拘束板に移し替えられ、移送される…なども良いと思います。
かの作中ではチームは皆同じくらいの身長で、全員がYの姿勢で磔られていたのですが、身長が違うチームを捕らえたのなら、枷の配置を変え、背丈に合わせた拘束姿勢で磔にされるのでしょう。
それこそ低身長ならI字磔、高身長なら十字の姿勢で磔にされるに違いありません。
例として、イラストの中央にいる詩織は150cm台、左右の二人は170cm台なのですから、それぞれ固定しやすい姿勢に変えられているわけです。
このように、拘束された本人は敵の望む姿勢で固定されて動くことが出来ず、それでいて敵はレールのある範囲で拘束場所を好きにできるわけですから、完全に固定された十字架や壁の拘束具などよりも多くの主導権が敵に奪われているという点に、磔が本来持つ「抵抗不能感」が補強され、被拘束者の無力感が一層強くなるのです。
手足が自由な敵の前を、両手両足を伸ばした姿勢でスライドしていく囚われのヒロイン…。
どこに動かされるのかは敵次第…。
とてもいいと思います。
レールの間の空間は、元ネタではいかにも電撃が走りそうな発光するプレートで、敵の合図に合わせて電流が流れていたりしたのですが、それ以外にもたとえばここをシャッターに替え、その奥から触手肉壁が出現するギミックを付けたり…
(背景:蓮帝くろの(オレハレモン) 触手背景素材)
ガラス張りにして焼け崩れた街を映せば敗北感がマシマシになります。
敵のボスの居室の窓枠レールとするなら、征服した世界の景色と打ち倒した変身ヒロインを肴にワイングラスを揺らす敵のボスが想像できますね。
このように、他の磔と遜色ない姿勢の美しさや、他のそれを凌駕する屈服感、無力感、なすがまま感に加えて、姿勢のアレンジ性、背景のアレンジ性、コレクション感、責めの自由度などを備えたこの方式。
執筆作品で採用してみてはいかがでしょうか?