六字架 レア? 浮遊球体による四肢拘束磔
新規執筆部分
皆さんは浮かぶ球体による拘束って見たことがありますよね?
どういう原理か知りませんが、浮かんでる球体に手、もしくは四肢を捕縛され、空中で固定されてしまうというものです。
直近で私が見たのは、「NARUTO」の映画でヒナタさんがトネリにやられていました。
あれはエネルギー的な物による空中Y字磔でしたね。
あんな強烈なものを放映して、R指定にならなかったんでしょうか。
それはさておき……。
こういうタイプの磔の魅力を今回は語りたいと思います。
浮遊球体磔の最大の魅力。
それはやはり「彼我の絶対的な格差」でしょう。
まず根本的に、こんなテクノロジーを用いて捕縛してくる時点で大概な技術格差があります。
そして、球体の制御は相手の思うがまま……。
姿勢さえ相手の機嫌次第で変えられてしまいます。
ただでさえ拘束されて宙に浮かべられて自由も何もない状態なのに、姿勢による尊厳までも相手の支配化という状況。
その格差に、変身ヒロインは焦り、恐怖を覚え、絶望するわけです。
「私も先輩達も、あなた達みたいな下劣な連中に屈したりしません!」
「そんな間抜けな姿勢で言われても何の説得力もないねぇ」
「くぅ…!!」
みたいなのもいいですね。
もう一つ無視できないのが、捕獲からの即磔が出来るという点ですね、
考えてもみてください。
変身ヒロインを磔にするには
・倒す
・拘束する
・磔台の元まで運ぶ(もしくは磔台を持ってくる)
・体を持ち上げる。
・四肢に枷や鎖を付ける
・磔台を持ち上げる
という、地味に手間暇がかかります。
その過程も好きですが、この球体なら。
・球体を発射する
・球体で四肢を捕らえる
・球体が四肢を広げて空中で磔にする
だけ。
変身ヒロインは即捕まっても美味しいですし、ある程度逃げ惑ってからでもいいでしょう。
敵の攻撃によるダウンからの合わせ技でもいいと思います。
四肢を捕らえられたヒロインは、抵抗を試みるもゆっくりと手足を伸ばされ、磔のポーズに。
敵基地に運び去られても、その場で痛めつけられてもいいですね。
こういう機械は工業製品なわけですから、大量生産されて街中を飛び回って隠れているレジスタンスを捕らえるのに使われることもあるでしょうし、強くて太刀打ちできない強豪には大軍をけしかけて、消耗戦の末に捕獲、敵の人的損害無し。
といった、冷たくてでディストピアチックな使われ方も似合うでしょう。
こんなに魅力にあふれているのに、あまり用いられない磔浮遊球体。
あなたが悪の組織を考える時、武器の一つとして採用してみませんか?