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レクサンドラ -闇の章-   作者: 桜餅 大福
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登場人物紹介・1

 登場人物が多いので、キリがよかったので人物紹介を書いてみました。

 あと、前のお話と、次に来るお話の間にあった出来事などが、レクサンドラシリーズではなく、以前に書いた「青銅の王」シリーズの外伝として投稿されていますので、よろしければ読んでみてくださいませ。読んでなくとも、次話への影響はあまりないかと思います。


 青銅の王外伝(白銀の少女)→ https://ncode.syosetu.com/n4085em/

 連れ浚われたユキのその後のお話。


ユキ(ユキ・ファーデル)

 レクサンドラ大陸では非常に珍しい白銀色の髪と琥珀の瞳を持つ、闇の一族の長の娘。闇の一族に伝わる伝説の「月」であり、やがては「聖王」となると言われている、ほんとはすごいかもしれない少女。

 でも現在は数人いる兄に甘やかされて育ち、かなりのわがままさんになりつつある。村に同じ年頃の女の子がいないために、よく男の子にいじめられたりしている。

 逃げ込んだ先で偶然に封印されたロスを見つけ、その封印を解いてしまう。


ロス(タルシュトゥルシュ・ローゼス・ツァルガ)

 通称は「ロス」。 六百年まえの闇の王国ツァルガの第二王子であり、第一王位継承者。最愛の双子の姉とともに六百年近く封印されていたが、ユキによって封印を解かれる。

 ともに封印された最愛の双子の姉「アールシェピース」がまだ封印中なため、封印を解く方法を探す。

 一人称は「僕」。 優しそうに見えて、実は身内にしか心を開かない人間不信。身内には甘いが、性格上ついいじめてしまう。「魔眼」の持ち主。


アールシェピース

 ロスの双子の姉。闇の王国ツァルガの王家は親族婚を繰り返しているので、姉弟で夫婦になることも珍しくない。ただ、ロスとはまだ婚姻関係にはないもよう。

 現在は聖王でしか解くことのできない封印を施されて眠っている。


トゥラース・トリスタン・ツァルガ

 闇の王国ツァルガの若き王であり、大戦時代をただ一人生き抜いた聖王。「闇聖王(やみおう)」とよばれていた。闇の幻獣王ツクヨミとダークを従えている。

 人間達の愚かな行動により魔界へと突き落とされてしまい、彼が治めていた王国をも滅ぼされてしまう。いわば闇の王国ツァルガの最後の国王。

 長男(アル、ロス、タージュ、ティーナの兄)。実際はとても穏やかな優しい人らしい。ちょっと人間以外にも好かれてしまうタイプ。魔界に堕ちたあとは人々に「闇魔王(やみおう)」とよばれて恐れられている。その名のとおり、ほんとに魔王になっちゃったりしたとかしないとか。


ダーク(トリスタン付属)

 王のためだけに生まれ、王のためだけに生き、王のためだけに死んでいくさだめの暗殺者。彼はトゥラース王付きのダークであり、トゥラース王とは父違いの兄弟でもある。

 特殊な能力を保持し、自らの王以外のものにめったに姿を現すことはなく、またその存在も知られていない。常に王のすぐそばに存在する者。家事一般も得意だし何でもこなす。王にふりかかる災いを全て取り除くために生きている。

 性格はちょっとおっとり? 一人称は「僕」、トゥラース王がリンゴ好きのため、日夜リンゴのおいしい食べ方を研究中……らしい。


タージュタージェ・ネザ・ツァルガ

 闇の王国ツァルガの第三王子。大戦の時代に、親友であり大陸最後の竜でもあった「アルラネウス」の魂と魔力と命とを受け継ぎ、融合し「竜戦士」となった。頭に二本の竜の角があり、完全な竜の姿に変わることも可能。

 闇王家の血なのか、身内……兄弟姉妹にはめっぽう弱く、とくに妹ティーナは目に入れても痛くないらしい。そして兄王トゥラースを敬愛している。

 あんがいちゃっかり者なので既婚者。そのお相手は時の王国のカーリア王女。


カーリア・シャリラ・テシス

 時の王国の王女であり、タージュ王子の妃であったが、幸せな結婚生活も長くは続かず、大戦の影響で時の王国に連れ戻され、タージュ王子との婚姻もなかったものとされてしまった。さらに、闇の王国の滅亡の時には、すでに不幸な事故で命をうしなってしまった。

 もともと男として育てられていた王女であるので、性格は男っぽく、言葉遣いも荒い。


ティーナ・シィ・ツァルガ

 闇の王家の兄弟姉妹の末子。兄と姉の愛情を一身に受けて育った少女。いずれ滅びゆく闇の一族の民を引き連れ、国外へと脱出する任を兄王より受け、実行した人物。

 六百年後の闇の一族の祖。つまりはユキさんのご先祖様。

 大戦の最中に片腕を失うが、気丈な性格ゆえに片手だけでも剣を手にして戦ったと言われている。

 だが、大陸の歴史において、ティーナ王女は何者かによって暗殺されたとなっている。


ダーク(子孫。ユキ付属)

 六百年後にも存在する、闇の一族の王に仕える「暗殺者(ダーク)」。

 彼はいずれ「月」となると言われているユキのダーク。そのために彼女が生まれてから生まれたのだが、ユキが浚われた時にはまだ幼い子供で、自らの王のことはぼんやりとしか覚えていなかった。

 代々のダークと比べ、少し性格が変わっているのはそういった理由からかもしれない。

 ユキと出会ってからはよく、自分の王であるユキの顔をみながらうっとりとしたりしているところを見ると、陶酔しやすいタイプらしい。




ウォルシド

 ユキの一番上の兄。もともとは彼がジーナの跡を継ぐはずであったのだが、「月」であるユキの誕生により彼女が後継者となる。その時に彼の「ダーク」を殺され、一番ユキを憎んでいながらも、妹を一番愛しく思っている。


ハーレル

 ユキの二番目の兄。ウォルシドの弟。父親が禁忌をおかした魔法使いのため、瞳が禁忌色を示す紫色をしている。


ジーナ

 ユキの母親であり、闇の一族の王家の末裔。一族の記憶を記した書物を守り続けてきたが、息子の反乱により書物は消失。彼女自身は病に倒れ、ウォルシドにより連れ去られたユキと再会することなく死去。






まだまだキャラがでてくるんですが、ひとまずここまで。

過去と現在がいりまじっててすいません。

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