番外編 名前の由来とあとがき
童話の雰囲気をぶち壊してしまうのを恐れて今までは書いていませんでしたが、それぞれの季節を司る者の名前の由来と、(予想はつくと思いますが)季節の子の名前の由来を書いてみました。
なお、元となった単語の発音は、作者がこのように聞き取ったと言うだけなので、本当の発音が気になる方は、自分で検索をかけてみてください。
冬を司る者 立花留美 & 冬の子 立花氷
Talvell フィンランド語 冬→立花
lumi フィンランド語 雪→留美
こおり→氷
春を司る者 芹沢響呼 & 春の子 芹沢春花
Cerisier フランス語 桜→芹沢
Kiełku ポーランド語 新芽→響呼
桜→春の花→春花
夏を司る者 日向世奈 & 夏の子 日向青葉
ひなた→日向
Sea アイスランド語 海→世奈
あおば→青葉
秋を司る者 田戸未唯那 & 秋の子 田戸紅葉
Tardor カタルーニャ語 秋→田戸
Μήνας カタルーニャ語 月→未唯那
こうよう→紅葉
(注: なお、夏を司る者の日向世奈の「日向」だけ他の言語から取らなかったのは、良さげな単語が見つからなかったからです。なんとか頑張って探そうと思ったのですが、なかなか見つからず、最後まで引きずり、断念しました)
***ここからはあとがきです***
「四季の歌」を読んでくださった皆様、ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
この物語は、一昨年の冬童話の企画【季節廻る国の童話】のあらすじが元となり、そこからふと思いついた物語を膨らませていったものですが、【季節廻る国の童話】のあらすじとは微妙に違う仕上がりとなりました。楽しんでいただけたのなら幸いです。
(注: 季節廻る国の童話のあらすじが気になる方は、こちらを見てみてください。
https://marchen2017.hinaproject.com/)
大人の雰囲気が漂う「冬を司る者」立花留美と、子供っぽい「冬の子」氷。
ほんわかした「春を司る者」芹沢響呼と、明るく元気な「春の子」春花。
元気で少しわがままな「夏を司る者」日向世奈と、真面目な「夏の子」青葉。
内気で大人しい「秋を司る者」田戸未唯那と、おどおどとした「秋の子」紅葉。
8人が季節の風とともに舞い歌う、四季の歌。
楽しんでいただけたのなら、幸いです。
冬の童話祭参加作品として「語り継ぐ物語」「願い事はドングリと共に」「逆さ虹の森 —七つの想い寄り集まる森—」と言うものも書いています。もしよければそちらもご覧ください。
誤字等あれば、誤字報告を頂けますと幸いです。
この小説は冬の童話祭参加作品なので、少しでも気に入っていただけたなら、応援ボタンを押していただけると嬉しいです。
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最後にもう一度、「四季の歌」を読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました!
秋本そら