the truth story
どうも、せんべーです!更新遅くなってすみません。さて、今回はあと事は本当なのか、嘘なのかを暴きたいと思います!ぜひ最後までご覧下さい!
それではどうぞ!
私は勢いよく玄関のドアを開けた。
「ちょっと夏希!どういうこと!?誠くんと何をするっていうの!?」
「クスッ…」
「何がおかしいの!夏希!」
「そんなに焦らなくていいよ、すぐ終わるから。」
「まっ…今日は誠くんと遊ぶ約束だったんだよ!」
「そんな約束しましたっけ?」
第7話〜真実〜
「したじゃん!さっ…!」
「何を二人で話してるの?ほら、いくよ誠くん。」
「そうですね。行きましょう。」
私は声をふるわせて言った。
「何をするの…?」
「え?あんなことやこんなことだけど?」
「具体的に…!」
「本屋に行くんだよ。」
「いや、嘘だ、さっきインターホン前でヤるって言ってたじゃん!」
「は?そんなこと言ってないけど?」
「香梨奈さん、大丈夫ですか?疲れてるんじゃありませんか?」
「そうだよ。香梨奈。疲れてるなら休んだ方がいいよ。」
「疲れてなんか…ない。」
「いや、疲れてるよ。香梨奈。やすめ。すぐに帰ってくるから。」
「そうですよ。香梨奈さん、休みましょう。夏希さんの言うとうりすぐに帰ってきますよ!」
「………分かったわ。」
私は渋々諦めた。
「あれは空耳だったのかな…?」
家に戻り、なつきたちのことを考えていると眠くなり、そのまま寝てしまった。
一方その頃、夏希たちは本屋に行っていた。
「夏希さんの好きな本ここにありましたよ。」
「おおお!これこれ!やっと見つかったー!ありがとう!誠くん!」
夏希さんは満面の笑みで僕にお礼を言う。
「いえいえ、大丈夫ですよ!で、この本は買うのですか?」
「もちろんだよ!買うに決まってる!」
「お金は大丈夫なんですか?」
夏希さんは確認するようにポケットやカバンに手をつっこみながら
「大丈夫だよー!ちゃんと持ってき…」
夏希さんの顔色が変わった。
「どうしましたか?まさか忘れたってことは無いですよね?」
「持ってき…よ?」
「震えてますが大丈夫ですか?」
「…………財布をわすれたあ!!!!」
「あーあ。やってしまいましたね。夏希さんらしいです。」
「はぁ…今日は帰ろう…誠くん。」
「はい。」
夏希さんはすごく悲しそうな顔をしていた。
そりゃそうだ。財布を忘れたらテンションだだ下がりになるのは仕方ない。僕まで落ち込んでしまった。
「あら夏希さん。どうしたの?そんなに顔色悪くして…」
「あれ?涼那さん?えーとね、財布を忘れたの。」
「フフフ…それは残念ね。ってか誠くんはなんで夏希さんといるの?」
「えーっとですね。夏希さんが本屋に行こうと誘ってきたので。」
「なるほど。」
なんか怖い。しかもちょっと笑顔というのも怖い。と、思っていると涼那さんは僕の耳元で、
「明後日の昼休み…視聴覚室へ来てちょうだい。」
「???」
「分かったわね。」
涼那さんは僕から離れていき
「さようなら。」
と、家へ帰っていった。
「それでは僕達もこの辺で。…!?」
頭が真っ白になった。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
誠くんの頭が真っ白になった理由とは!?次回をお楽しみください!
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またみてね!