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最悪な出会い

「よっ、奇遇だな。俺、本当はもっと早めに出るつもりだったんだけどな。運の悪いことにこんな日に限って寝坊すんだよな。」

振り向くと私の眼前にいたのは・・・幼なじみの氷室秀哉。

っん?氷室秀哉?ヒムロシュウヤ?・・・

まじで!?あっヤバイ。うわっちょっと待って。こんなところで普通会う?

すごい!奇跡じゃない?ってそうでなくて秀哉も寝坊?私と同じ理由ですか?

「おいっ、香里奈大丈夫か?顔赤いぞ。何か?入学式に緊張してんのか?」

なんか変に誤解されたし。

っあ。そうそう。何でさっき私があんなにパニクったのかって言うのは

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、私、この氷室秀哉に「ホ」の字なんですの

ですから、こんな奇跡的な出会いに少々とまっどていますので、ここから変な会話になる可能性がありますので温かく見守りください。

「っえ、そんなことないよ。っていうか私いつも顔赤いし」

「ったく照れるなよ。嫌、わかってるって、そりゃ確かにいつもお前顔赤いけどな。だが、お前は緊張するとさらに赤くなるんだぜ?って自分のことなんだから気づけよ!!」

「だから違うって。そりゃ確かに緊張もしてるけど、さすがに今はそこまで赤くならないし。今が顔赤いのは、走ってきたからで。っていうかいい加減気づけ!!」

「だから、緊張してんだろ?いい加減認めろよな~昔から素直じゃないんだから。

お前は、そっそういうとこが、、かっ可愛いんだからっ。って褒めてねーぞ!!」

いっ今私可愛いっていわれた?

うそじゃないよね?あと30秒内に否定しないと私、うぬぼれますよ?

いいの?本当に?いいんですかうぬぼれますよ?

あれ?なんか秀哉、顔赤い?・・・やっぱり、秀哉も入学式に緊張してんのかな?

あら?なんか、皆さんと違うこと考えましたか?













朝は結局、秀哉と普通に話をしながら学校に来た。時間は8時15分でぎりぎりセーフ。

さすがに、教室でゆっくりということは無理そうだ。

「おい、香里奈。急ぐぞ、あと5分しかない。っ言ってもどこが教室なのかわかんね~よな」

当たり前だ。ここ星山中学は、ほかよりちょっと広く、校舎は東西南北全部そろっていて、それぞれ何か違うらしい(詳しくはあまり知らないが)

まず、体育館に行くしかない、そこなら人もたくさんいるだろうから教室の場所も教えてくれるだろうと考えたところ近くからだれかが怒鳴ってきた。

「おい、お前ら何年だ?」

声がしたほうを見るとなんかすごくかっこいい人が来た。この人はここの先生なのかな~?

「は、はい。俺もこいつも1年です。すいません電車とバス両方できているので遅れてしまって。」

私も秀哉もそろって頭を下げた。

「なんだ1年か、電車とバス両方か。そりゃ大変だな~ここは広いからな、どうせどこが教室かわからないんだろ。俺様が直々に教えてやる.ついてこい」

私は(ありがとうございます)というと、この先生らしい人は「いやいや・・・・」と返してくれた

「俺も去年ここに来たばかりなんだ。1番最初の日はお前らと一緒でどこがどこだかわかんねーんだよな。ったく、俺が思うにはここは広すぎだ。方向音痴のためにも地図でもつけとけってんだ。

今度校長にでもちょっと提案してみるかな」

となんやかんや話してるとどうやら着いたようだ。

「ほい、ここが1年A組だ。入れ」

よし、やっと着いた。時間は8時25分。あれヤバくない?

「よし、全員いるよな。最後にこのクラスの最初にできたカップルも来たし。

なぁ、秀哉に香里奈?」

な、なんだこの教師。ここの担任だったのか?

いやそうじゃなくて、なんつーこといってくれちゃってるんですか!!

たちまち、クラスの男女はこちらを向き「うそ~」とか「いいな~」と女子が。「マジで~」とか「ヒューヒュー」と男子が大騒ぎ。(って言うかうそに決まってるだろ)

その中にいる男子に一人アイツがいた。



読んでいただきありがとうございます!!

最近、小説にはまってて寝不足でございます。

今日は早く寝よ~かな

皆さん、寝不足はお肌の敵でございます

しっかり睡眠をとってくださいね

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