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花言葉 1


 「香里奈っ!早く起きな 今日、入学式だよ!今何時だと思ってんの」


母親の声で私、雪野香里奈はベットから寝ぼけた声で目を開けた

 

昨日は夜遅くまで部屋でパソコンやらメールやらいろんなことをやっていたら寝るのが12時をまわって


しまっていた。そんなことがもう約一週間も続いている。まったくいつになったらゆっくり眠れる日が来


るのだろう(ほとんど自分が悪い)


(あぁもうなによ、今日はゆっくり寝れると思ってたのに。ってちょっと待ってよ今なんか大変なことを


聞いた気がするんだけど気のせいですか?)  

 

気のせいか確かめるべく机の上のカレンダーを見る。え~と今日は4月23日だから・・・


(げっ、なによヤバイ超ヤバイんだけど。キャー時間止まって)


そんな無謀なこと考え、ベットから私は飛び起きた


カレンダーの4月23日の日付のメモに書かれていたのは

 

          【23日:入学式午前8時25分体育館】


今部屋の時計が指してる時刻は、7時55分 


急がないと 私は階段を転がるようにかけおりた。


 母親に怒られながらも入学式から遅れる訳にはいかないということでいつもは20分もかかる朝食をわ


ずか5分で終え今日から通う学校の新品の制服に着替えた


そして朝起きてわずか10分で私は家を出た

 





朝っぱらから大騒ぎで私は玄関のドアを開けた


家を出るとちょうどよく身体に日光が当たった。


4月とはいえまだ全然寒い

 

 今日から通う星山中学校は、駅から3駅いく少し離れている、オマケに出発するその駅が家からまた遠


い、つまり駅までわざわざバスを使わなくてはならない、はっきり言って非常にめんどくさいのだ。


そしてオマケが追加され、ついた駅から学校までもがまた長い(らしい)


かなり嬉しくないオマケだ。


 さて、あまり時間もないし、学校についてからはゆっくりしたいし・・・っていう気持ちが私の中には


約6割が占めているので、バス停までは全力で走った。


そろそろタイミングよくバスが来るはずだ。


(おっ、タイミング良すぎ)


バス停に着くと待ってましたといわんばかりにタイミングよくバスが来た


これでは運がいいのか悪いのかわからない


バスに乗り込むと中は乗客でいっぱいだった。


 時間もちょうど通勤の人とかも仕事に出る時間だから駅から遠いこの地区はバスがかなり利用されるら


しい。 


 乗り込み約コンマ数秒でここまでのことを理解すると、次に考えたのは・・・


(これからは、もっと早く乗り込んでおこう)


これだけだった あとで考えて見るとなぜこれだけしか思い浮かばなかったのが不思議でしょうがなかっ


た。 


 駅に着きホームまで行くと当然誰かに肩をたたかれた。


振り返ると・・・・・











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