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正夢  作者: 紫尾
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告白

※タイトルはリア充になるという意味ではありません

先輩は、私がいじめられている理由を教えてくれた。 実は、先輩は私の事を他の女子より好いていたらしい。 それがクラスで発覚、その話は瞬く間に学年へ伝わっていったらしい。男女関係なく好かれていた先輩だからこそ、それを知って恨む人がいる、と推測した。

更に、秋山という人がクラスメートの山井に部活の時に言ったそうだ。 …しかも不運な事に、山井は先輩が大好きだったらしい。

不幸は続いた。 山井はクラスのリーダー的存在だ。 彼女のまわりは彼女のご機嫌取りの人ばかりいる。 …結末は先輩が言わなくても分かる。 いじめられたときは記憶が飛んでいたが、あれは山井が仕組んだのだ。彼の話を聞いていると、…都合がいいやつだと思われそうだが、彼に対する不信感や嫌気が少しずつ消えていった。


すべてを話したらしく、彼は再び黙った。 沈黙は、さっきよりは空気がすっきりしていた。


その後、家に帰った。家に着いたのは18時50分。遅くなったことを 友達と遊んでいた などと適当に弁解し、部屋に入った。


明日は土曜日。学校を休んだにも関わらず、誰も宿題やプリントを持ってきてくれなくても、もう気にしないことにした。


だからこそ、この日見た夢はあり得ないものだった。

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