表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

第一話「幽霊、魔女と出会う」

ディヴェル「第一話です。」

永奈「楽しんで行ってください。」

ディヴェル「僕の台詞セリフ・・・」

永奈「残すほうが悪い。」

 あ、れ・・・?

 体が無くなってる、てか亡くなってる。

 足元透けてるし。

 これどう見ても葬列だよね?

 あ、母さんが|(おそらく私の)骨を入れる箱持ってる。

 しかも泣いてる。

 どうしよう、このままではありがたい念仏とやらで成仏させられる。

 なんでもっと早く目が覚めなかったんだ・・・!

 別れの言葉ぐらい、言いたかったな



「あら?あんなところに幽霊がいるわね。」

「あんなところって、葬式中なんだから幽霊の一人ぐらいいるでしょう。」

永奈が振り返る。

「で、誰?私の姿が見えるの?」

「私?私はマナ。一応魔女をやらせてもらってるわ。幽霊ぐらい見つけるのも容易たやすい。」

見れば十代ぐらいの少女が永奈の前に立っている。

「久しぶりに町に来てみれば、こんな幽霊を見つけてしまったわ。」

「こんなとは何よ。」

永奈は怒った。マナは気にするそぶりすら見せない。

「で、あなたに未練はある?」

「唐突ね。そりゃあるわよ。」

「どんな?」

「数え切れないほどね。いきなり死んだから。」

マナは少し考え、

「あなたにもう一度、生命を与えてあげるわ。」

「へ?」

永奈は「よく解らない。」といった顔でマナを見ている。

マナはそんな永奈などお構いなしに続けた。

「まだ機械の範疇はんちゅうだけどね。」

永奈が聞く。

「つまり、機械の姿で生き返らせてくれるわけ?」

マナがうなず

「しかも、慣れれば人並みにうごけるわ。」

「・・・いいの?」

マナは呆れたように

「いいも何も、うっかり不老不死の薬なんか飲んだばっかりにもう700年もこの姿よ。話し相手位いい加減欲しいわ。」

「うわ、お婆ちゃん?」

「失礼ね、年齢も薬を飲んだ時のままよ。」

それもそうかと永奈は思った。


「それで?」

「はい?」

「どうするの?」

「お願いするよ」

        後悔しませんね?

       はい     いいえ

       △


――――――マナの家


「あ、あと考えることは出来るけど感情は無くなるから。」

「え、嘘、ちょっとタンマ!」

       つづける

         

       がんばる

        △

ディヴェル「第一話でした。」

永奈「楽しんでくれたカナ~?」

マナ「一応私の初登場回ね。」

永奈「でも喋り方や性格が被るよ?」

ディヴェル「大丈夫です、あなたの「永奈」としての出番は終わりですし。」

永奈「・・・いまなんて?」

ディヴェル「え、いや、だから・・・「永奈」としての出番は終わり・・・」

永奈「じゃないよね?」

ディヴェル「いいえ終わりです。」

永奈「あ~あ終わりか~」

マナ「次回もお楽しみに~」

ディヴェル&永奈「台詞ガッ!」

マナ「残すほうが悪い。」


ディヴェル「感想待ってます!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ