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純情キラーサイコビッチ

作者: 岩尾宏紀


過剰な対価に縛り付け

一廉の門を濾してから

有刺鉄線で巻かれた惑星が浮かぶ

望み得る奮迅の所為


残酷に見切れるリビドーを

胎音と認識、然るのち

細分化→道草、ルーツを採掘


慢性アタックに一献

更に、非常に深い闇

存外、呪詛

雲間を立体展開した六華


機は熟し衛兵八百万

辻褄という剛腕

現代詩スレイヤーの根城


政変から乖離した荒野は

観念の範疇である

正常を打倒し武張ってご覧

鉤括弧は 頻繁に

浮上するわけではないのだから


癒しの盤石が不惑ならば

殿軍から沈黙

乱数挟撃スタンドアローン


喧騒が終わり次第盾となり

配役と筋書きがシフトする


おや、

眼鏡が主食のサイコビッチだ

例の河川敷で2度目の死

鎮魂歌が呼んでいる


恨みと呪いの色濃い

近代詩という墓標の加護で

すれっからしの今日がある


カハルグチミハギノ限定の

変態文豪となる

大層な目論見は

鈍重、

我が詩想は絶対数幾何学


荒んだ背骨が理不尽に

オーガニックに殺される

純情キラーサイコビッチ

奇岩の形で狂って候


ゴーグルから覗いて

煙と居合、韻が足枷

こんなにも高純度なレネゲイド

お前の救いを僕の絶望とする


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