02悪魔
(【魔の渇望】が発動。▲能[[[◎者】のレベルが0/1から1/1に成長しました。
レベル最大、《進化》します。権*;適・者】に進化成功。
権◇[ラぷラs】を解禁しました)
よくわからないノイズが耳に残る…
『【幻夢魔導】・幻夢』
誰かの声と共に激しい頭痛で目を閉じる。
「ここは…」
私はいつの間にか白いタイル貼りの先が見えない空間に座っていた。
立ち上がり、周りを見回す。
「ここは幻の世界、ごきげんよう、勇者十花」
「…あなたは誰?」
あの声と共に、どこからともなく私と同年代?の男が現れた。
白髪赤目のそいつは笑いながら言う。
「やっぱそうだよな…ふむ、私の事はエルとでも覚えておけ。
誰か、と言われたら難しいが…
強いて言うなら古代の幽霊と言った所だ」
怪しい…
「…ここはどこ?」
「私が魔法で作り出した夢の世界。
私の意のままに操れる夢と言った所だ」
そう言ってエル?とやらは武器を作り出したり大きな炎を作り出したりと私にその力を見せた。
この人超強い系だ、絶対。
抵抗とかしたら死ぬ。
「えっと…」
どうしよう、どうしよう…
「なに、とって食う訳ではない。
それに私が蘇ったのもお前の力による物だ。
貴様を殺しては私も死ぬ」
という事は…私は安全なのかな?
というか私はこんなのを蘇らせたの?
「じゃあ…えっとー…」
どうしたらいいんだろう…
「なんか…この世界の事とか教えてから、ここから出してくれない?」
「いいだろう」
エルはそう言って語りだした。
「この世界の名はアルカディア。
主にこの世界の種族は純人、獣人、精霊人、魔人と言う4種族だ。
して、こいつらは原種と呼ばれている。
それ以外にも派生種だとか希少種、あとは神種なんてのも居るが…まぁまたいつかでいいだろう」
ふむふむ…
「次は魔法にだが、魔法は大体6の属性で構成されている。
火、水、風、土の四属性、そしてそれ以外には闇と光が元にたくさんの属性を派生としている訳だ。
魔法を使うにはそのスキルと魔力操作のスキルが必要になるんだが…それは今から教えてやろう』
そう言ってエルは私の腕を掴んだ。
その腕から何かが体を這いずっているかのような感覚が拡がる。
「魔力回路を広げているだけだ。すぐに慣れる、この魔力の感覚を覚えておけ」
這いずるような感覚に加えて体が中から押し潰されるような感覚が追加された。
視界が色味を帯びて、頭痛で平衡感覚が無くなっていく。
「さて、もういいだろう…何かあれば私をよぶといい」
視界が明滅してきて立てなくなった辺りでエルが手を離して言った。
(スキル【混乱耐性Lv3】魔力操作Lv1】【恐怖耐性Lv7】【終焉完全無効】【悪魔召喚】を獲得しました。)
エルが指を鳴らして、私は変な声と共に暗い穴へと落ちていった。




